ブログネタ:何度でも読み返したい自分の中の名作マンガ、小説は? 参加中

ちょっと大人びた(?)子供だったところがあって、小学校時代から少年サンデーや少年ビッグコミックが好きだった。コロコロコミックから藤子不二雄のアダルトものに行って、手塚治虫の大人ものとかにもハマっていた僕には、周りが少年ジャンプとかにハマっているのはなんかガキっぽかったんだよね。高橋留美子、あだち充はハマったなぁ。あとちばてつやも結構読みあさった。新谷かおるの「エリア88」も愛読書でしたね。ちょうどOVAも出始めだったのでそういうのも観たし。あと特撮ものとか昭和30~40年代の作品が好きだったこともあり、どうしてもルーツ探求のように過去の名作にはたどりつくわけです。つげ義春なんかもね。

とはいえ、どれかひとつって言われるとあだち充「みゆき」かなぁ。上條淳士「TO-Y」、江口寿史「ストップ!ひばりくん」なんかも捨て難いけれど。思春期の青春もの、恋愛もの、そしてあだち充作品としてはスポーツが絡んでこない長編ものっていう意味でも「みゆき」は特筆すべき作品。ラブコメディなんだけれどディティールは結構複雑だったりして、凄くせつない場面もいっぱい出てくるんだよね。アニメも当時放映されていて、妹みゆきの声をやっていたのは荻野目洋子ちゃんでした。荻野目ちゃん、アメブロでブログやっていますよね。http://ameblo.jp/oginome/

アニメは正直ちょっとイマイチだったけれど、流れている音楽は凄くよかった。いまだにサントラ盤をレコードとCD両方持っているからね。H2O「想い出がいっぱい」はあまりに有名だけれど、サントラにはなぜかあがた森魚さんのヴァージンVSも入っていたりして(笑)。時代だねぇ。ロックにのめりこむきっかけといったら大げさだけれど、案外漫画だったりTV番組だったりが発端になった気がします。