ブログネタ:音楽聴きながらスポーツするのは好き? 参加中本文はここから
THE HUMAN RACE 10K Amebaスペシャルサイト音楽を聴きながらスポーツなんて感覚は随分長いことなかった。ヘッドフォンステレオの類の恩恵に預かった世代ではありつつも
、僕らのことは結構まだ筐体が重たかったし(ただし重たいほうが良い音がします)、MDプレイヤーの類いは振動にすこぶる弱い。いちばん良いのは携帯ラジオなんだよ。なので、携帯ラジオを聴きながらジョギングっていうのはここ10年の間にしばしばやっていました。球技という球技は苦手なもののもともと長距離だけは得意で、いわゆるマラソン大会とかあると通信簿に9とかが唯一輝いていたんだよね(10はとったことがない)。でも一度ヘッドフォンしながらマラソン大会に出たことがあって(笑)、タイムは落ちるわ、いい顔されないわで8になってしまったこともある。大会とかではやるもんじゃないね。
ラジオを聴きながらウォーキングとかジョギングっていうのは良いんじゃないかな。特に朝の時間帯はニュースと音楽がマッチングした番組がFMではいっぱいあるしね。好きな音楽を決め込んでいくのもいいけれど、何がかかるかわからない偶然性にかけるのもいいと思う。屋外を走っていて予期せぬ音楽が予期せぬシチュエーションで見事に結びついたりとか、そういうのって面白いよ。今はiPodとか携帯プレイヤーもあるし、携帯電話がその役割を兼ねてくれるところもある。しかも携帯電話でタイムキーパーとかカロリー計算とかもできる時代だもんなぁ。昔はジョギングに携帯電話なんか持っていなかかったけれど、今はちょっと常備していないと怖い…この辺も昔と変わった部分だと思いますね。
ところで何かトレーニングしたり、走ったりしながら聴く音楽ですが、僕だったらインストが良いですね。もとより大のフュージョン・ファンっていうこともあるんですけれど。クラフトワーク『ツール・ド・フランス』のような無機質(実際はそうではないと僕は思っていますが)なテクノでもいいかもしれないけれど、肉体的なプレイヤビリティが感じられるインストを聴きながらトレーニングするって気持ち良いと思いませんか? カシオペアとかでもいいんだろうけれど、あえて今回挙げるのは森園勝敏の『ダウンフォース』(1991年リリース)です。

たしか、実質三人囃子だった四人囃子の『Dance』が出た後のライヴで森園勝敏がゲスト復帰して、その後のタイミングで出たソロアルバムだった気がします。ほぼ全編を茂木由多加とのタッグで制作しており、ゲストで岡井大二、佐久間正英も参加したことでも話題になりました。とはいえ、四人囃子とは音楽的コンセプトがあまりに違いすぎますが。イタリア空軍の曲技飛行隊フレッチェ・トリコローリのドキュメント映像のサウンドトラックで、アクロバット飛行の戦闘機の映像にあまりにハマりすぎなスリリングでアクティヴなギター・インストがたっぷり入っています。かと思えば、エンジンかかって離陸するまでのややスローなシチュエーションだったり、夕景に映えるようなメロディアスなチューンだったり名曲満載。相当聴きまくりましたよ。トップナンバーの「JET」はシングルカットもされました(当然持っています)。
出た当時はバックトラックが打ち込みなのがちょっとなぁ…とか思っていたんですが、今聴くと非常にちょうどいい。メカニカル感と森園さんの肉体的なフィンガリングとの融合といいますか、おそらくそういう部分も含めてコンセプチュアルなアルバムに仕上がったんだと思うのですよ。だいたい『ダウンフォースが出るまでしばらく森園さんって幻のギタリストと化していた記憶があります。四人囃子も後追いで聴いたけれど当然ライヴなど観る機会があるわけなく…それが再結成していまやある程度コンスタントにライヴやっているわけだからなぁ。今は恵まれていると思うよ。リイシュー盤も入手しやすいわけだからさ。『ダウンフォース』がリイシューされているかは調べていないんだけれど、これは名盤と太鼓判押します。何処かのレコード店で見つけたら迷わずゲットですよ!
