来年40周年を迎えるGSX-Rシリーズ。
その頂点となるGSX-R1000は、
2001年にデビュー。
年式で言うと、K1から始まりました。
私も、過去にK1を所有し、
現在もL3を所有していて、
大好きなバイクですよ。
このGSX-R1000の詳細は、
こちらのサイトが非常に詳しいので、興味ある方は是非見てみてください。
GSX-R1000 の系譜 - バイクの系譜 (bike-lineage.org)
で、このGSX-R1000シリーズで、
評価が高いのがK5です。
今のGSX-Sシリーズが採用しているエンジンは、
このK5のエンジンを使っています。
みんな、K5が良い!!
と言うけれど、私、K5エンジンのバイクに乗ったことがないので、
いまいちピンときません。
試乗会で乗ったことがありますけどね。
GSX-S1000や、GSX-S1000GTなど乗りましたが、
かなり調教されている感じだったので、よく分からん。
スペック的な面ですが、
K5は、K1の進化版ですけれど、
K1は、GSX-R750をベースに、
ボアを1mmアップ、ストロークを13mm伸ばした、
ロングストローク仕様で誕生しました。
とにかく、ゴリゴリ感が凄かった印象・・・。
そして、K5はK1をベースに
ギリギリまでボアアップしたものです。
なので、K5はGSX-R750の拡張版だったんですね。
そしてK9で、ついにエンジンは専用設計となりました。
数字は、こんな感じです。
年式 内径 ストローク 圧縮比 馬力
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K1 73.0 mm × 59.0 mm / 12.0:1 163ps
K5 73.4 mm × 59.0 mm / 12.5:1 178ps
K9 74.5 mm × 57.3 mm / 12.8:1 185ps
L2 74.5 mm × 57.3 mm / 12.9:1 185ps
L7 76.0 mm × 55.1 mm / 13.2:1 197ps
K9からは、ショートストロークになりましたが、
でも、他社のSSと比較すると、それでもロングストロークです。
そして、ここからが本題です。
K9以降も、私の乗ってるL3も含めて(K9~L6)
下からトルクもあって、上も気持ちよく回る、
超絶楽しいエンジンなんですよ。
(現行型のL7以降は、さらにショートストローク化されてますね)
このエンジンも褒めてほしいなぁ・・・と、
オーナーとしては思います。
このエンジンだと、GSX-S系には合わないのかなぁ・・・?
まぁ、R系とは違うってことなんでしょうね。
次のGSX-R1000新型は、
いったい、どんなスペックで出てくるのでしょうか…。