ツーリング3日目の続き。
薩摩半島の山川へ上陸後は、国道226号で西へ。
開聞岳を見ながらのこのコースは、
ライダーにも人気のコースですよね。
周囲の丘陵状の農地と開聞岳が、とても美しい。
北海道に負けない景色だと思います。
そして、海岸沿いのこのスポット。
薩摩富士が、一番きれいに見える場所。
海と松が良い感じ。
さらに丘陵上の国道226を西へ。
そうそう、ガソリンスタンドに入った時、
スタンドのお兄ちゃんから、
紙地図でツーリングってすごいですね!
と、驚かれました。
こんな感じで、タンクバックに、ツーリングまっぷるを入れて、
これを見ながら走ってるわけですが、
こんな人は、もう、かなりの少数派らしい。
スマホナビを使う人が圧倒的みたいで、
そうなると、彼曰く、紙地図が読めないそうです。
紙地図使ってて、ビックリされるような時代になったんだなぁ・・・と、
感慨深い?ものがありました。
またこの話は、どこかで詳しく論じようと思います。(笑)
さて、国道226を西へ走って、やってきたのは枕崎市。
枕崎と言えば、カツオの町です。
昔は、社会科の教科書で、焼津か枕崎、みたいに習いましたよネ?
ここで、JR枕崎駅に立ち寄りました。
しかし、標識に従って駅前に着いても、
ロータリーはあるけど、駅舎らしい建物が無い・・・?
写真左の建物は駅舎じゃないのです。
ふと見ると、ロータリーの中に「←枕崎駅」の看板が。
なになに?と思って、筋を入っていくと、
ありました。JR枕崎駅。
枕崎駅は、JR指宿枕崎線の終着駅で、
まさにJR線の南の果てです。
よく、JR最南端駅として、西大山駅が紹介されますが、
あの駅は、JR指宿枕崎線の途中駅ですからね。
西大山駅は行ったことがあったので、今回は枕崎駅を選んでみました。
鹿児島出身ですが、枕崎駅って行ったことなかったんですよ。
なんと、枕崎と稚内が友好都市だったんですね!
互いに最果ての地ってことで、良いと思います。
私は鉄っちゃんではありませんが、
それでも、枕崎から稚内まで、列車を乗り継いで旅してみたくなります。
で、お昼時だったので、駅前でお昼を!
枕崎と言えばカツオですからね。カツオ料理のお店へ。
いろいろあって迷いましたが、「枕崎鰹船人めし(腹皮天付)」にしてみました。
最初、そのまま食べて、途中からおつゆを入れて食べる形式です。
こんなカウンターで頂きましたよ。
美味しかったです!
満腹の後は、再び国道226を西へ。
枕崎を過ぎると、リアス式海岸の複雑な海岸線をトレースします。
南薩は、東側はなだらかな場所が多いのですが、西側は急峻な山が多く、
風景が、ガラッと変わります。
鑑真が上陸した坊津を過ぎ、
国道は、タイトで細い道に代わっていきます。
でも、昔に比べると、道は広くなってますね。
昔・・・私が小学生の頃なので、かなり昔ですが、
父ちゃんと車でここを走ったことがあったので、
なんとなく覚えていたのですが、
昔は、もっと狭くて急だったような。
しかし、海がめちゃ奇麗!
深いブルーが素晴らしいです。
Insta360の編集ソフトが、またバージョンアップしたため、
操作方法が分からず、気が付いたらサブフレームが付いてました。
そして、薩摩半島の西の端、野間半島の先端、
野間池に到着。
池とありますが、爆裂火口だかの円形の湾で、
漁港になってます。
ここは、小学生の時に父ちゃんと来たことがあって、
ここで弁当を食べたのが思い出されますね。。。
あの当時も、物凄い最果ての地に来たなーって思いましたよ。
そして、ここも海の色が素晴らしい。
そして、さらに先端の野間岬まで。
行けるところまでいったあとは、
半島の北側を走り、旧笠沙町の干拓地を眺めながら、
干拓地横の干潟も久しぶりに観ましたね。
そして、南さつま市の旧加世田を抜けて、
県道29号で、南九州市の旧頴娃町へ。
ここのお茶畑は、また素晴らしい景観ですね。
お茶と言えば、頴娃茶というぐらい?
あと、焼酎メーカーもあちこちに。
そして、再び国道226に出たら、
続いては池田湖方面へ。
その手前の、そうめん流しで有名な唐船峡で記念撮影し、
そして池田湖。
九州一の巨大カルデラ湖です。
長く、透明度日本一でしたが、今はどうなんでしょうか。
ここは、水深も深いんですよね。
そして、池田湖から指宿市街地へ移動し、
ここで立ち寄ったのが、こちら。
指宿温泉の砂蒸し温泉。
ここは何年ぶりでしょうか。
・・・調べたら18年ぶりのようです。
で、準備を整え、砂の上に寝っ転がって、
スタッフの方に砂をかけてもらうと、
ジワジワ・・・きもちええ・・・。
特に、足が猛烈に気持ちよい。
ビックリしたのが、足首から先に、心臓が付いてるんじゃないか!?
ってぐらいに、ドクッ!ドクッ!っと、足が鼓動するんですよ。
ライディングで足に負担をかけてるってこともあるでしょうけど、
この足の心地よさは悶絶ものでしたね。
もう、いつまでも入っていたい・・・ってぐらいでした。
すっかりデトックスしたあとは、
一路、鹿児島へ。
指宿から喜入方面に伸びる広域農道で北上し、
続いて、知覧ICから指宿スカイラインへ。
何度走っても、この指宿スカイラインは、気持ちいい~。
奥多摩周遊道路より、コーナーは大きなRが中心で、
尾根伝いなので、アップダウンもそれほどありませんし、
とにかく気持ちよく走れる。
いつものパーキングで、桜島を眺め、
帰ってきたぜ~って感じ。
そして、指宿スカイラインから高速道路を経由して、
鹿児島市内の実家へ帰還。
この日は、実家でお泊りでした。