レジンに半立体ドライフラワーを固めた作品 | レジン作家 kumaさんのWeblog

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レジンに花を入れて固める場合、いろいろと制約があります。

ひとつはエポキシレジンの発熱の問題。

 

エポキシレジンは、2つの液体を混ぜ合わせることで化学反応が起きて、透明に硬化する素材ですが、ほとんどの製品が硬化する時に化学反応によって発熱します。

発熱の度合いは製品によってまったく違いますが、一度に数百グラムの液を混ぜ合わせて固めようとしますと、たいていのものはかなり熱くなりますし、製品によっては焦げて煙を発生させるものもあり、とても危険です。

ですから、一度に固められるのは、ある程度の量まで、という制約があります。

 

もうひとつは、花は立体的だ、ということ。

花だけをドライフラワーにしてレジンに入れる場合でも、バラやトルコキキョウ、カーネーションなどはけっこう立体的ですから、それをそのままレジンに閉じ込めようとしますと、かなりの量のレジンが必要となり、予算的にきびしいということになりかねません。まして葉や茎も付けたままですと、レジンは大きなかたまりとなってしまいます。

 

「だったら押し花にすればいいじゃないの?」と言われるかもしれませんが、押し花ですと花の立体感がないですから、作品も平たんなデザインになります。

 

私は平たんなデザインの作品があまり好きではないので、それで考えたのが、押し花とドライフラワーの中間の厚み、つまりある程度の立体感を残しつつ、厚みを抑えてドライフラワーを作る、ということでした。

それが「半立体ドライフラワー製法」です。

 

半立体ドライフラワー製法は、『アメージングドライフラワー制作キット』に付属のテキストで解説していますので、ここで作り方をお教えすることはできません。

 

 

 

 

ちゃんと立体的な花がレジンに入っていますが、横から見ますとちょっと厚みが薄い、この製法のよっていろいろな作品制作が可能となるわけですね。

 

もちろんレジンに封入するためだけでなく、フレームにドライフラワーをアレンジする作品にも使えます。

 

レジン造形作家の私にとりましては、この半立体ドライフラワー製法は欠かすことのできない、とても重要な製法なのですよ。

よろしければあなたの創作にも取り入れてみてくださいね!

 

 

半立体ドライフラワーの

シクラメンを閉じ込めた時計

 

 

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新しいドライフラワー製法を考案したわけ

 

製法特許出願と講座講師就任

 

講座運営会社との決別(この製法がだれでも自由に使えるわけ)

 

ネットスクールの開講と閉鎖したわけ