


最近は、レジンで作品を作ると言いますと、まず市販のシリコンモールド、つまりシリコン型の中から、自分の好みのものを探すところから始めますね。
市販のモールドが一般的になったのは、今からだいたい20年くらい前からのことで、それ以前は原形を自分で作って、その型をシリコンで取って、それにレジンを流し入れて作品作りをするのが当たり前でした。
そのあたりの事情は、ずいぶん前にここで書きましたが、その時に私が予想していたことが、いま現実になっています。
2013年1月の記事
『そろそろレジンの流行もピークかな』
私は趣味ではなく、職業として活動していますから、当然ですが原形から制作してオリジナル作品を作っていますので、市販のモールドは一切使いません。
作品を作る場合、まず原形の制作からがスタートとなります。
原形は自分の内面に湧き出たイメージを具現化した形ですから、原形こそが自分自身のオリジナルということなのですよ。
そして、その原形の複製を成型して作るのが、本来のレジン作品制作なのですが、今ではそんな手間をかけてオリジナル作品を作る人は、本当にひと握り、いや、ひと摘まみ程度になってしまいました、おそらく千人に一人くらいでしょうね・・・
レジンに慣れないうちは、市販のモールドで作るのもいいでしょう。
でも扱いに慣れて、市販のモールドで飽き足らなくなりましたら、ぜひ原形からオリジナル作品を作ってみてください。
もちろんわからないことが多いでしょう。
わからないこと、教えて欲しいことはなんでもご相談ください、サポートしますよ。
人とは違う、世界にただ一つのオリジナル作品作りをしましょうよ!

レジンを立体成型するための
両面シリコン型を制作




両面シリコン型での作品例


両面シリコン型の作り方は、【レジンレッスン動画】で学べます。

上下に分ける両面型



上下に分けるシリコン型は、このようなタイプの作品作りに使用します。



上下に分ける両面型の作り方は、【レジンフラワーテキスト】のユーザー様専用ページでレシピを公開しています。


キャリア37年のレジン造形作家が愛用する
高品質なレジンやシリコン、初心者用キット
研磨資材などを販売しています

あわせて読むと役に立つ記事
「2液タイプの透明レジン『エポキシレジン』のまとめ」
「レジンの危険性・レジンアレルギー