インスピレーションを日本語で言うと? | 日本語教師(やりなおし)

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もう一度、にほんごのせんせいになろう!

 
昨日は一か月半ぶりのボランティア@渋谷でした。

肋骨のひびは普通に歩けるくらいまでは回復した。けどまだ少々痛みが残っております。
駅で、電車で、通りで、人とぶつからないよう細心の注意を払いながら徐行です。
それにしても人間はどこにでも、いくらでもいるんだねぇ、と感心する。
 
新年を迎え、先週から始まった教室は、ニューフェイスの生徒さんが増えたり、しばらくお休みしていた人が戻ってきたり、雪予報もなんのそのの熱気でした。
 
授業の最後に、「好きな映画」についてみんなで短いスピーチをします。
さあみなさん、作文だよ。がんばってー。考えて―。
わからないことは、先生たちにきいてくださいねー。
 
「”Inspiration”はにほんごで、なんですか?」
 
「直感かな?」「 第六感ともいいますね。」
「インスピレーション、でも通じますよ。」
 
「じしょに、れいかん、とかいてあります。」
 
「えっ。ありますねぇ(そうなのか!)。ユーレイが見えたりするほうですけどね (゚ー゚;)。」
「ああ、ひらめき、がいいかな。」
 
「ひらめき…?せんせい、ひらめきはこれです。」
(と、スマホ画像を見せてくれるが)
         ↓
(画像はネットからお借りしています)
 
 
「そ、それは、ヒラメ筋ですね (そうきたか!)。」
 
 
今回、自分が「インスピレーション」という外来語を部分的にしか理解していないことが判明。※精進します。
 

そこへ、隣のスペイン人の生徒さんからもヘルプ要請です。
ノートにローマ字で作文が書いてあります。でも、
「あっていますかわかりません、せんせい。たすけてください。」
 
もちろん、いいですとも。出番出番。
 
DAIBUTSU GA TOKYO NI ATTACK SHITE MINNA GA TOMARIMASEN.

何の映画の話かな? (・・;)
 
「大仏の映画ですか?」
「はい、Monster。」
「ああ…かいぶつ、ですね (もうダメ)。アタックは、『おそう』を使いましょうか。」
「かいぶつが、とうきょうをおそいます。」
 
「『とまりません』は、みんなが歩いているという意味ですか?」
「いいえ、かいぶつ。」
「ああ。かいぶつを『とめません』ですね。なら、『とめられません』ですね。」
「とめだめなせん?」
「とめられません。」
「とめまめ…」
「 と、め、ら、れ、ま、せ、ん。」
「TO ME RA RE MASEN。ああ!(^^)! せんせい、『RARE』はcan?」
「そうです!あと、『みんなが』も、『だれにも』に変えた方がいいですね。」
 
「OK。かいぶつがとうきょうをおそって、だれにもとめられませんでした。」
 
シン・ゴジラの説明でした!
スピーチ、上手にできていましたよ。(^_^)v