私が9年前(2003年)に受講した
ペアレントトレーニングで学んだことを
当時を思い出しながら紹介しています。
ペアレントトレーニングとは
ADHDを理解し 子供に対して
どのような対応がより効果的か
を親が学ぶ学習会です。
今日のテーマ
前回は
子どもにしてほしい行動をスムーズに促すための
親の言葉がけのツールとして
「この後
あなたの行動を変える必要がありますよ」
と数字などで具体的に子どもにわかりやすく伝えて
予告する
そして その予告は
子どもの心の準備になる
という説明をしました。
今回はその実例を
息子(当時小2)の場合でご紹介します。
ここでのポイントは
子供が最初の約束でゲームをやめなかった時に
親はすぐに叱ったりせず
(出来なかったことは無視)
指示を何度か繰り返すこと
(子どもの良い行動を待つ)
です。
このような指示を工夫しながら
何日か繰り返すうち こうなりました
最初の場面からわかるように
息子のゲームをやめる心の準備は
5分では出来ませんでした。
私は予告する時間を変えたり
そばに行って声をかけたりしながら
息子が心の準備をして
ゲームをやめる気になる
ベストな声かけとタイミング
を数日間探りました。
息子がゲームをやめるという行動を
ひたすら待って。
講義で注意があったように
最初から息子に
何度か指示を出す覚悟
で臨んだので
イライラせずに待てました。
そして 息子が
自分からゲームをやめて片付けた
この時
本当にびっくりして
涙が出るくらい嬉しかったんです
「指示を繰り返せば
この子はゲームをやめるんだ」
という私の確信が 息子にとっては
「ママはボクを信じて待っていてくれる」
という気持ちに繋がったのではないかな
と思います。
それまでの私はとにかく
「すぐに言うことをきかせなければ!」
という押さえつけの感情で
一方的に命令口調や行動を禁止する態度で
息子に対応していました。
息子が自分でゲームをやめたこの時
親の態度次第で子供が変わる
ことを驚きの体験で理解したのです。
子どものひとつひとつの行動に対して
待つこと 繰り返すことを覚悟し
ほめる行動になるまで
子供を信じて
決して感情的にならず
丁寧に 落ち着いて対応する
ことの大切さを知りました。
次回は効果的な指示の出し方の発展版
をご紹介します。
家では指示に従えるようになっても
人前だと子どもが調子に乗ったり
予告をする時間もなく
子どもが好ましくない行動をした時
などの対処法です
【追記】
(藍)サイキックタロットカード 黒14 PATIENCE 忍耐
時間をかける 育てる 種 待つ
忍耐のカードですが この人は
耐え忍ぶような苦しい表情ではありませんね
人が見て 大変そうと思うことも
覚悟を決めて取り組んでいるのなら
時間がかかっても 創る工程が険しくても
本人はさほど大変とは思わない
この種から一体どんな花が咲くんだろうなど
ワクワク感が勝る時はサポートも得やすいです
あなたにも育み待つ力がありますよ
自分も人も出来事も 信じて大丈夫
天に向かって 大きく手を広げ
その恩恵を受け取っている姿を想像してごらん
「天は私に必要なものを与えてくれる」
そのように委ね すべてを感謝して受け取る人に
天は惜しみなくパワーを与えてくれるでしょう
同じく 人・出来事・未来の展望にも
与えられるイメージで対しましょう
信頼する気持ちと姿勢が
信頼に値する出来事を連れてきますよ