存在する意味、自分だけの価値

成れ果ての村を襲撃するファプタを迎え撃ったレグだが

ファプタの怒りの前に意識を失う。

ファプタはその怒りのままリコを狙うが、

ずっと寄り添ってくれたガブールンがリコを庇い

更に怒りを燃え上がらせる。

しかしそんなファプタの前にナナチがベラフを連れて現れ・・・

ファプタの怒りと戸惑い、そして新たな感覚。

怒りと感情のまま、心も体もボロボロになっていくファプタに

ずっと泣きながら見てました11話。


容赦ないというレベルではなかった・・・。


ファプタが原生生物たちに引き裂かれ

食われるシーンは本当に辛いし痛いしえぐい。


その壮絶な状況の中で変わっていく

ファプタの心に共感させられ悲しくてもう。


母の恨みを晴らすことを

人生の目標と存在の意義にしてきたファプタが

知らなかった母イルミューイの優しい記憶。


襲ってきた原生生物たち。

殺そうとしたのに我が身を自分に与え

食べさせる成れ果てたち。


ベラフの罪から解放されたかのような

悲しくも優しい最後のプレゼントは

確かに姫を救ってくれると信じます。



最もこの状況を冷静に判断するナナチは

カッコよかったですね・・・。


次回で現在のアニメは最終回。


成れ果て村は多分もう・・・でも

せめて誰かが救われますよう。


次回 12話 黄金


次は映画。

スコット・クーパー監督

「ほの蒼き瞳」の感想です。


【メイドインアビス 過去感想】

二期

メイドインアビス 烈日の黄金卿

EP1 羅針盤は闇を指した