2019年7月の緊急入院から、

2021年7月に婦人科の定期検診が終了するまでの

私の子宮筋腫体験記を再アップしています。

 

 

今日の記事は、2019年に書いた記事です。

 

 
11月20日
 
 
 
手術当日。
 
 
 
12時からの手術のため、母には11時頃来てもらうことにしました。
 
 
 
前の方の手術が9時からなので、その終わり時間によっては時間が前後する。
ということでしたが、予定通りの時間に手術になりました。
 
 
 
入院前の診察時は3時間くらいかかると言われていましたが、入院後、手術時間は2時間と言われました。
 
 
 
朝から、血栓防止のための弾性ストッキングと、手術着に着替え準備をしました。
 
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子宮口を開く棒が入っているので、ストッキングを穿くのも一苦労。
 
 
 
そのうち、夜に飲んだ下剤が効いてきて、またトイレにこもり、力を入れられないので、ただ出てくるのを待つスタイルでスタンバイです。
 
 
 
もう痛くて痛くて拭けないので、ウォシュレット初体験しました。
 
 
 
『止める』を押そうとして間違えて勢いが強まり、思いっきり尻に直撃したり、
お湯ではなくお水が出てきてビックリしたり、そこそこウォシュレットを堪能してました。
 
 
 
腹腔鏡の手術と言っても、大腸の手術ではないので、看護師さんが便を確認するわけでもなく、ただ、出ましたか?の確認だけでした。
 
 
 
で。
 
 
 
ここで一つ問題が。
 
夜から尿意は感じるのに、尿が出なくなってしまったんです。
 
 
 
力を入れると痛いし、かといって入れないと全くでないし。
 
 
 
目元が壇蜜似の看護師さんにまずは相談。
 
 
 
「あの、夜から尿が全然出無くなっちゃって…。尿意は物凄く感じてるんですけど…」
 
 
 
「中に、脱脂綿とか入ってるからそのせいかもしれないですね。あとで尿管入るから大丈夫ですよ~」
と言って、いなくなった。
 
 
 
「・・・」
えっと、その尿管が入るまであと4時間くらいあるのですが。
 
 
 
そのうち、術前処置をした女医がきたので、聞いてみました。
 
 
 
「あの、夜から尿が全然でなくて、力入れてもちょっとしか出なくて苦しいんですけど」
 
 
 
「え?なんでかな。昨日とか何かしました?」
 
 
 
は?何かしました?だと?
 
 
 
え、なにその疑いの目。私が疑われているのか?
あらぬ疑いをかけてくる女医に不信感を抱く私。
 
 
 
「何もしてません」
 
 
 
「そうですよね。こまめにトイレに行ってもう少し様子見てください。」
 
 
 
もし走れていたら、私は後ろから飛び蹴りしてたかもしれない。
 
 
 

 
 
 
それから3時間ほど待って。(本当によく我慢したと思う)
頑張って待ってみたものの、もう限界。
 
 
 
膀胱炎になりそうなほど、私の膀胱はパンパン。
筋太郎くんの手術より、先に膀胱どうかなるわ。
 
 
 
と思い、病室に顔を出してくれた、目元が上白石萌音似の看護師さんに訴えかけました。
 
 
 
「あの、夜から尿が出なくて…。力入れても出なくて苦しいんですけど。」
 
 
 
「脱脂綿入ってるから圧迫されてるかもしれないね。あとでエコーでみてみますね。」
 
 
 
救世主現る!!!
 
 
 
それからまたしばらく放置され、もう無理。今度こそ膀胱弾ける。
 
 
 
あ~人は排泄が出来なくなったら死ぬんだよな~。なんて、足もみの勉強をしていた時に教わった内容をふと思い出していました。
 
 
 
いやいや、こんなんで死ねない。
と、トイレに入って一生懸命力んでるところで、先ほどの救世主がトイレのドア越しに、
 
 
 
「今いいですか!?」
 
 
 
え?今?できれば入る前に、いや、パンツ脱ぐ前に、いやいや、力む前に呼んでほしいのですが…。
 
 
 
「ちょっと待ってくださーい!!」
 
 
 
なにこのドア越しのやり取り。恥ずかしい。デレデレ
 
 
 
そして、看護師さんをトイレに招き入れ(笑)
エコーでみてもらうと、やっぱり尿が溜まっていて、
 
 
 
「尿管入れますねニコニコ
 
 
 
麻酔無しでいれるのかよ!!怖いよ!!!と思い、あまりの恐怖にやめてもらおうと、
 
「あ、ちょっと出たんで今少し楽に・・・」
 
 
 
顔をあげたらもういない。
最後まで聞いてくれ。
なぜ、ここの看護師は途中でいなくなるんだ。
 
 
 
その後、尿管を入れてもらうことになりました。
 
 
 
看護師さんが2人来て、尿管入れますね~。
と言われたのでつい私は、聞いてしまいました。
 
 
 
「痛い?」
 
 
「少し」
 
 
そして、救世主ともう一人の看護師さんで尿管を入れてくれたのですが、なかなか痛かった。
 
 
 
まぁ、一瞬と言えば一瞬。
で、その後楽になると思ったのですが、
 
 
 
尿管が膀胱に当たっていたのか、強烈な尿意に襲われ、全然楽にならない。
 
 
 
確かに、膀胱のパンパンさは、尿管のおかげでなくなったけど、尿意の感じ方が異常なんです。
 
体が尿意で震えるくらいに、異常なんです。
 
 
 
で、体を起こして、すでに来ていた母に、
 
 
 
「なんかお尻が冷たい気がする」
と、ベッドを見ると、
 
 
 
「おい!おしっこちょっと漏れてない!?笑い泣き
 
 
 
そう、管がうまく挿入されていなかったようで、漏れていたんです。
 
 
 
 
 
おい、嘘だろ・・・。
 
 
 
そうこうするうちに、手術の時間が来て、私は手術室へと歩いて向かいました。
 
 
 
可愛らしい看護師さんとお話しながら(誰似かはわからない)
 
 
 
「あの、さっき尿管入れてもらったんですけど、漏れちゃってるみたいで。」
 
 
 
「ほんとですか!?あとで入れ直してもらうように伝えておきますね」
 
 
 
やさし~。そして、ついに手術室へ到着。
 
 
 
手術担当の美人看護師さんも加わり、手術室へ。
何枚もの扉をくぐり、どんどん奥へと突き進み、10部屋以上もある手術室にビックリしながらも、興味津々でキョロキョロ。
 
 
 
全身麻酔なので、全く恐怖心もなく、意気揚々と肩で風を切っていきました。
 
 
 
ついに一番奥の手術室に到ーー着!!
 
 
不織布の帽子を被り、アルコール消毒で手を消毒して、手術室の中へ。
 
 
 
意外と狭い!!
 
 
 
自分が手術を受ける場所はどこかと聞かれ、子宮です。と答えると、ベッドに寝るように言われます。
 
 
 
 
幅60㎝前後の台にスポンジのマットが背中と太腿の部分に敷かれ、お尻をスポンジのマットが無い部分に置いて横たわる。
 
 
 
ベッドに横になると、まず注射で麻酔薬を入れてもらい、
 
 
 
「頭が変な感じしてきたらいってくださーい」
 
 
 
と言われ、10秒〜20秒位で、ぼーっとしてきたので、
 
 
 
「なんかボーっとしてきました~」
 
 
 
と、言って酸素マスクから酸素だか何かを出しまーす。と言われた後、記憶がありません。
 
 
 
意識無くなるのは一瞬でしたね~。
 
 
 
目が覚めたのは病室に戻り、ベッドに移動してもらった時でした。
 
 
 
手術時間は、予定よりオーバーして4時間半ほど。
 
 
 
筋太郎くん、ブラザーズ、筋妹子全て綺麗に取り除いて下さいました。
(後日残っていたことが判明しました)
 
 
 
長時間の手術をしてくださった先生や、スタッフの方々、長時間待っててくれた母に感謝です。
 
 
 
 
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