前回の投稿に引き続き本のお話です。
食材を栄養学の面から見るのと、薬膳の観点から見るのは、捉え方が大きく違います。
栄養学であれば、カロリー、ビタミン、ミネラルなど成分名や数値で食材を見ますが、薬膳は成分ではなく体感でどう感じるかを見ます。「味」「温めるか冷ますか、どちらでもないか」「どの組織に働きかけるか」を見ます。
例)生姜…味→辛、温める、脾・肺・胃に働きかける(西洋医学と組織の概念が異なります)
※参考図書:現代の食卓に生かす「食物性味表」
成分よりも感覚なので、覚えると言うより、頻繁に使う食材であれば染みついてくる感じです。
対面でレッスンをしていた時に私物の食材帳をお見せすると、
1冊こういうものを手元置きたいと思われる方は少なくありませんでした。
おススメを聞かれることもありましたので、今回テーマにしてみました♪
結論から言いますと、ご自身でピンと来るものを選ばれるのが確実ではあります(笑)
本屋さんで立ち読みした時に見やすいと感じたもの、持っておきやすい大きさのものが一番!
ただ、その時に効能を知りたい食材を調べてみてください。
それで何冊か見比べてみて、欲しい情報だったり、情報量等がしっくりきたものがおススメです。
私が今まで使った食材辞典を紹介します。参考までに…。
学び始めた頃に買ったもの。
持ち歩きたくて、こちらのハンディ版を買いましたが掲載される食材の数や情報量も減るので、
持ち歩かないのであれば、普通の大きさのものをお勧めします。
内容はシンプルで、そのシンプルさと字体が私は好きでした。
そして周りに持っている方が多かったのはこちら。
西洋医学・栄養学の観点での情報や食べ合わせも載っています。
私は薬膳の観点のみで見てみたいと思ったので、
最初の本の出番が多かったです。
これは好みですね。
もし薬膳を勉強される予定であれば、こちらがおススメです。
写真や色は無く、専門用語が使われており(用語の解説ページはあります)、栄養成分も掲載されています。
(栄養成分の用語の解説ページもあります)
中国伝統医学の概念なども載っています。
薬膳の観点で食材を見ると、食材選びや食べることがもっと楽しくなります♪
「この成分が多い」って頭で食べるだけじゃぬくて、
例えば「血行よくしてくれる♪」とか思いながら食べると、気分が上がります♪
薬だけじゃない特別な食材だけじゃない薬膳、一度体験されてみませんか?
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