【名曲リレー1916】cloud#2
■There's A Cloud In My Heart / Brinsleys(‘75)
変名仕事が多いブリンズレー・シュワーツのこれはブリンズレーズという名前出たシングル。解散後出たベスト盤「Original Golden Greats」(‘75)でしか聞けなかったレア曲であります。チープなオルガンが楽しい曲地味ですが。voはニック・ロウです。ひょっとしたら彼ら最後のシングルなのかもしれません。
【名曲リレー1917】cloud#3
■Wind Cloud / Kestrel(‘74)
テイチクから初CD化された頃ケストレルというと知る人ぞ知るバンド(もちろん僕は知りませんでした)でしたが、今ではちょっと突っ込んで聞いてる英ロックリスナーはフツーに知ってます。スパイダー・フロム・マースに加わるデイヴ・ブラックをフィーチャーした5人組で74年にCube/Flyというあまり有名でないレーベルから印象的なジャケのLPを1枚出してます。プログレの範疇に入るようですがメロディアスなポップロックで、メロディーにはフレンチポップス的な部分もあります。うまく言えませんが“Wind Cloud”もまた、ポップな中ジャズっぽいムードがあって素晴らしい。
【名曲リレー1918】wind#2
■Race With The Wind / The Robbs('67)
ザ・ロブスはメンバーがみなロブ姓を名乗る4人組疑似ファミリー・グループ(ラモーンズみたいなもん)で、ロブ・ブラザーズとしても活動してたとの事。ミルウォーキーのビートルズとも言われてたらしいです(ホントか)70'sにチェロキーという名前でカントリー・ロックやってた事もわかってます。67年にMercuryから出した「The Robbs」に入った"Race With The Wind"は心地よいソフト・ロックです。メンバーの一人は後にジョン・クーガー・メレンキャンプのprodを手掛けたとか。...
【名曲リレー1919】wind#3
■Fresh Wind / Orleans(‘75)
西海岸という印象ありますがオーリーンズはれっきとした東のバンド。初期にはレゲエに傾倒し、しなやかな演奏を聞かせました。ただこのABC時代はセールス的にイマイチで、LAへやってきてAsylumと契約した頃から一般的にも知られるようになりました。ハーモニーと躍動感ある演奏のが魅力で「Let There Be Music」の1曲目の“Fresh Wind”もよく歌うジョン・ホールのgと重なり合うコーラスが印象的です。