【名曲リレー1911】quarter#3

■Pearl Of The Quarter / Steely Dan(‘73)

スティーリー・ダンの「Countdown To Ecstasy」に入った“Pearl Of Quarter”は、当時“ヴレヴ”という邦題がついていたカントリー・ロック。ジェフ・バクスターの弾くゆるいペダル・スティールが曲によく合っています。このあたりからドナルド・フェイゲンが全曲歌うようになったといいます。

 

 

【名曲リレー1912】pearl#2

■Pearl / Dinsmore Payne(‘73)

たしかムーターさんからおそわったような。

リック・ディンズモアとアーニー・ペインによるスワンプロックなデュオという事しかわかりません。UAに1枚73年に残したアルバムがあるだけ。ナッシュヴィルとLAでレコーディングされています。この“Pearl”はアーニー・ペイン作の哀愁のナンバー。

現物はいまだお目にかかったことないですが…

 

 

【名曲リレー1913】pearl#3

■Black Pearl / Sonny Charles &Checkmates Ltd (’66)

フィル・スペクターのA&Mでの仕事と言えば代表作に上がるのが、このチェックメイツ・リミテッドです。作者にトニ・ワインの名前もある“Black Pearl”は最大のヒットで芳醇なメロディーが素晴らしいです。

 

 

【名曲リレー1914】black#2

■Black Is Beautiful / Marcos Valle(’71)

マルコス・ヴァーレはブラジル音楽門外漢の僕にも素直に聞けるsswなのでサブスクで流したりすることも多いです。71年の「ガハ」(Garra)は、かなり聞きやすいと書かれるブラジル・ファンの方も多く、確かに耳障りよく僕のような門外漢にもぐっと来ます。ただジャケットがなあ… しみじみ歌われる”Black Is Beautiful”はとてもいいです。

 


【名曲リレー1915】black#3

■Black Clouds / Jenni Muldaur(‘93)

ジェニ・マルダーは、ジェフ・マルダーとマリア・マルダーの娘で、マリアのファーストのジャケットにうつってた、あの幼い少女がデビューか!(93年)と思ったものです。ただヴェテランのラス・タイトルマンのprodで当時のシーンに寄り添ったデジタルな音作りはジェニ・マルダーというちょっと変わった声の女性シンガーの持ち味を出したか?と言われると難しい。その後、義妹のクレア・マルダーの方が日本では知られるようになってしまいましたね。

と書きつつそのファーストから“Black Clouds”です。