【名曲リレー1871】world#3
■World Anthem / Frank Marino &Mahoganyrush(’77)
ジミヘンの熱心なフリークとして日本でも注目を浴びていたマホガニーラッシュのフランク・マリノが77年にリリースした「World Anthem」のタイトル曲。大陸的な広がりをもったインストで、高揚感+ヒロイックな気分になれます。
【名曲リレー1872】anthem#2
■Anthem / Deep Purple('68)
1期パープルの曲の中ではかなり好きなものの一つの”Anthem”は、セカンドの「Book Of Taliesyn」から。昔話をすると78年ごろNHK-FMの朝8時ころに「朝のポップス」という番組があって、解説とか一切なしでランダムで曲を駆ける方式。1週間パープルの曲を60分かけ続ける特集があって、フルでエアチェック。そうそうLPが買えなかった時代、しかも1期などなかなか手が出なかった頃、ずいぶん重宝しました。これもその番組で知った曲。ロッド・エヴァンスのvoは基本的にこういう曲によく似あいます。ジョン・ロードのクラシック趣味がよく出ていて途中のパートは室内弦楽四重奏が挿入されます。
【名曲リレー1873】anthem#3
■Child's Anthem / Toto('79)
トトのデビュー作に入ったバンドの序章的な壮大なインスト。つい忘れてしまうことですが、デビュー当時はボズ・スキャッグスなどのバックをやってた有能なスタジオ・ミュージシャン集団が独立してデビューという触れ込みで、ポップなメロディーとガッツのあるロック、派手なgソロやメロウな旋律などメリハリの利いた構成故、シンフォニックな味わいもあって、ジャーニーやボストン、スティックスなどの並びに加えられることとなりました。
【名曲リレー1874】child#2
■Space Child / UFO(’74)
僕にとってUFOを意識したのは「Obsessions」あたりでしたけど遡って聞いた「Phenomenon」はこの”Space Child”気に入りました。ちょうどChrysalisがキングから東芝に移った頃でどっと再発されてました。ヒプノシスの不安にさせるジャケットも印象的でした。マイケル・シェンカーのgはよく泣いていますね。
【名曲リレー1875】child#3
■Mother And Child Reunion / Paul Simon('71)
71年にこんなストレートなレゲエっぽいテイストを入れてたとは、ポール・サイモンかなり先見の明あります。 ”Mother & Child Reunion”は、ちゃんとジャマイカで録音されています。このタイトルについていろんな説があるらしいんですが、NYのチャイニーズ・レストランで気にいったメニューから取られた説、また実はこれは親子丼だったのでは?という説もあるそうです。