【名曲リレー1896】don't#2
■If You Don’t Know My Love / Ron Wood(’75)
ロン・ウッドのソロ第2作「Now Look」('75)は、ボビー・ウォマックが全面参加したかなりソウル色の濃い1枚となってまして、最初に聞いたときは大いに戸惑ったものでした。今でも好きかというかちょっと考えますが。”If You Don’t Want My My Love"は、ウォマックとゴードン・ドゥィッティの共作。ある意味山下達郎的です。まだストーンズ参加前。ウィークス=ニューマークのリズム隊も全面的に参加。
【名曲リレー1897】don't#3
■Don't Fallin' Love With A Dreamer / Kenny Rogers & Kim Carnes('80)
"荒野に消えた恋"でしたっけ?邦題。元ファースト・エディションでソロになったケニー・ロジャースは、カントリー・ポップな世界でこの時期ブレイク中でした。ハスキーな歌声のキム・カーンズとのデュエット曲なかなか見せ、聞かせます。カーンズがブレイクするのはもう少し後です。
【名曲リレー1898】dreamer#2
■The Dreamer / Sherman Hayes('73)
ボー・ブラメルズのロン・エリオットが結成したパンというカントリー・ロック・バンドがありましたがそこのbassのシャーマン・ヘイズのソロ「Catman」に入った名曲。西部劇に出てくる安酒場のpianoのような音がノスタルジックです。Barnabyというレーベルはクロディーヌ・ロンジェとか出してたところでしょうがあまり聞かないレーベルなんで安価で見つけた時はびっくりしました(もうないけど)。
【名曲リレー1899】dreamer#3
■Hey Mr. Dreamer / Steve Eaton(’74)
柄物のネルシャツに柄物のベストを着てうつむき加減のジャケットがなんとも格好を気にしない米sswらしくておもしろい。スティーヴ・イートンの同名の74年作(Capitol)から。ゆったりとしたsteel-gがそれほどカントリーロックっぽく聞こえないのはポップなメロディーが勝ってるからか。カーペンターズが取り上げた”All You Get From Love Is A Love Song”の作者ヴァージョンも聞けます。
【名曲リレー1900】hey#2
■Hey Boy / Midnight Flyer('81)
マギー・ベルが80'sに入って組んだ結構アナクロなハードロックがミッドナイト・フライヤー。ストーン・ザ・クロウズ時代のブルージーなムードよりもテンポを速めハードロックに徹した音です。フォガットのトニー・スティーヴンス(b)やホワイトスネイクのデイヴィッド・ダウル(ds)などヴェテランがバックをやってるんでそつない音ですが、パンク的なスピード感もあります。”Hey Boy”は81年のモントルーでのステージから。