【名曲リレー1876】mother#2
■Ooh Mother / Unicorn('74)
Transatlanticからデビューしたユニコーンが74年にCharismaに残したセカンド(このあとHarvestへ移籍)「Blue Pine Trees」のラストにはいった”Ooh Mother”はメロディアスなポップロックで繰り返される部分とてもメロウです。prodはフロイドのデイヴ・ギルモア。
【名曲リレー1877】mother#3
■I Wish I Was Your Mother / Maria McKee(’93)
モット・ザ・フープルはCBS期に入るとグラムロックとして紹介されることが多かったのですが、哀愁味たっぷりのこういう曲も魅力でした。それをシングル”I Can’t”Make It Alone”のB面にそっとカヴァーしたマリア・マッキーはすごい。ローン・ジャスティス出身の美少女シンガーが一皮むけた「You Gotta Sin To Get Saved」はいいアルバムでした。
【名曲リレー1878】wish#2
■If I Had My Wish Tonight / David Lasley('82)
昨年惜しくも亡くなってしまったデイヴィッド・ラズレーは、ロージーというヴォーカル・グループ出身でジェームズ・テイラーのコーラス隊(僕が見たときはヴァレリー・カーターもいました)での仕事が有名な人。ソロでは”風のファルセット”という邦題だったこの曲を小ヒットさせてました。いかにも80’sのAOR~ブルー・アイド・ソウルですねえ。ランディ・グッドラムとデイヴ・ロギンズの共作とは知りませんでした。
【名曲リレー1879】wish#3
■I Wish You Well / Radiator('77)
レイディエイター(わかりやすく言うとラジエーターです)は、再結成リンディスファーンの合間を縫ってアラン・ハルとレイ・レイドロウが地元ニューカッスル周辺の北イングランドのミュージシャンと組んだユニット。元々この地は、地元のミュージシャンの交流が60'sから活発で、グリフィン、ハッピー・マガジン、スキップ・ビファティ、アークなどメンツやバンド名を変え活動。一番の出世はイエスへ行ったアラン・ホワイトですが、その初ソロには昔からのメンツが集合してました。コリン・ギブソン(b~元マーク&アーモンド)とテリー・ポップル(ds)のスナフー組、元ベル+アークのケン・クラドック(kb、g)、元リフ・ラフのピート・カークリー(b)にハルとレイドロウ6人組でRocketから77年に「Isn’t It Strange」というLPを出してます。ただ79年のハルのソロ「Phantoms」にも何曲かそのまま再録されるなどもしてます。”I Wish You Well”はこれぞアラン・ハルと言ったメロディアスなナンバーで途中入るハーモニカを含めもう完結しております。
【名曲リレー1880】well#2
■Oh Well / Haim(’14)
たまには新しいのを、と言ってもさっき見つけたので知識は後付けも後付けです。シスコで結成されたハイムというバンドで、エスティー(b)、ダニエル(vo,ds)、アラーナ(g,kb)の3姉妹を中心としたバンドとのこと。初期のフリートウッド・マックのレパートリー”Oh Well”は最近ではパープル、古くはロケッツがカヴァーしてたロック・クラシックですがこの14年の野外ライヴは結構爽快です。若いおねーさんのバンドはいいなあ、と改めて思った次第(^^)