【名曲リレー1881】well#3

■Well I Wonder / The Smiths('84)

「Meat Is Murder」あたりで僕の中でスミスは完結しています。このアルバムは、政治的なものを含めて強烈なメッセージばかりが取り上げられますが、暗めのフォークロックとしてもなかなか素晴らしい”Well I Wonder”です。ちなみにこのアルバム日本盤LPのオビに「肉喰うな!」とあったのは同じ徳間JAPANのINUの「メシ喰うな!」に引っ掛けたものだったのだったとずいぶん後になって気づきました。

 

 

【名曲リレー1882】wonder#2

■Seven Wonders / Fleetwood Mac('87)

5年ぶりの新作「Tango In The Night」が出た頃マックへの興味はほとんどなくなってました。同時代のバンドへの興味が急速に薄れた80's後半は、メインストリームの、特に米アーティストのファッション、ヘアスタイルなどに違和感を感じまくってたこともありました。成功したソロ活動を挟んでのこの時期のマックは、スティーヴィー・ニックスのファッションの歴史でもありましたね。このPVではそうでもないですがリンジー脱退後の新メンバーでのツアーでのスティーヴィーはかなりイタイ髪型とメイクでした。オゾン層もずいぶん破壊されたことでしょう(^^)

 

 

【名曲リレー1883】wonder#3

■Is It Any Wonder / The Grass Roots(’67)

65年にPF・スローンとスティーヴ・バリの覆面ユニットとしてスタートしたグラスルーツはその後、グラス・ルーツと2語になり、リアルのメンバーを募集して活動を開始します。日本ではテンプターズがカヴァーしたヒット曲"Let's Live For Today"を含むセカンドに入ったスローン&バリ作の”Is It Any Wonder”は明朗なフォークロックです。

 

 

【名曲リレー1884】any#2

■It Wouldn't Made Any Difference / Nicole Wills('83)

ジョン・ホールやカーラ・ボノフ、ローレン・ウッドやウォーレン・ジヴォンまでそこそこ有名曲を並べたニコル・ウィルスのソロデビュー作「Tell Me」は選曲面での攻める感じがもっと欲しかった気がしますがBearsville産のAORとしては結構な出来。トッドのこの有名曲のカヴァーもまあ及第点。

 

 

【名曲リレー1885】any#3

■Any More Than I Do / The Attack(’67)

ロジャー・バンに代わって加わったロキシーの2代目gtrは、ナイス(初期にはオリストを加えた4人組でした)にもいたこの人。その後ジェットやソロで活動する人ですが、僕にはナイス以前のアタックと言うビートバンドが忘れられません。ジェフ・ベックがカヴァーした"Hi Ho Silver Linining"のオリジネーターはこのアタックです。