【名曲リレー1886】more#2

■Give Me More / Steve Harley &Cockney Rebel('76)

僕が初めて聞いたコックニー・レベルはこの「プリマドンナはお好き」という後期のアルバムでした(っていうかこれくらいしか見つからなかった)。キャッチーでそれでいてひねくれたポップがとても心地よかったのです。ロンドンでのみ異常に人気があったスティーヴ・ハーレー率いるこのバンドはデビュー当時新世代グラムとか言われてましたが段々洗練されてきました。ジム・クレガン(g)、ダンカン・マッケイ(kb)、ジョージ・フォード(b)、スチュワート・エリオット(ds)という強力なラインナップによるこのアルバムとても好きです。クレガンがこの後加わるロッド・スチュワートにも少し通じる”Give Me More”もいいメロディーです。

 

 

【名曲リレー1887】more#3

■How Many More Times / Aquila('70)

アクィラは、70年にRCAから1枚出して消えた菅入りジャズ・ロック。中心となってるのはラルフ・デニア(g,vo)。もっといろいろ聞いてみたくなるけど公式には未CD化なのです(多分)。「Aquila」('70)はニルヴァーナ(古い方ね)のパトリック・キャンベル・リオンズのprod。要所要所に入るハモンドもいいアクセントです。

 

 

【名曲リレー1888】how#2

■How Do You Do / Mouth & MacNeal('72)

まさに美女と野獣という風貌のビッグ・マウスとマギー・マクニールのデュオ、マウス&マクニールはオランダの2人組で72年にアメリカでも”How Do You Do”を大ヒット(#8)させています(背景にはショッキング・ブルー、ジョージ・ベイカー・セレクションなどのダッチ・ポップの米チャート侵攻というのがありました)。元々キャラ優先というかTV受けするイメージにキャッチーな曲が重なったというラッキーな部分もあります。

 

 

【名曲リレー1889】how#3

■How Are You? / The Kinks('86)

米Aristaから英Londonに移籍したキンクスの「Think Visual」からのシングル。当時別れたプリテンダーズのクリッシー・ハインドの事を歌ったと言われてました。ちょっぴり哀愁味も感じられるナンバー。

 

 

【名曲リレー1890】are#2

■Are You Ready For The Country? / Neil Young('72)

ニール・ヤングの「Harvest」に入ったルーズなカントリー・ロック。バックはティム・ドラモンド(b)、ベン・キース(steel)、ケネス・バトレー(ds)、ジャック・ニッチェ(p)からなるストレイ・ゲイターズです。タイトルは当然ヴェトナム戦争がらみの話。