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映画『ブレンダンとケルズの秘密』を見ました。

 こんにちは。昨夜から一気に気温が下がり震えながら冬用の寝巻を引っ張り出して来た米原です。引き続き籠って原稿しておりますが、緊急事態宣言も解除され、ワクチンも打ちはじめたのでこれからも油断せずインプットも頑張って行こう。

 

 先月、トム・ムーア監督作品である映画『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』の感想ブログで、『ケルト3部作となっている他2作品も見たいなぁ~』という旨の内容を書いたのですが、そのひとつである『ブレンダンとケルズの秘密』も!今月アマプラ見放題で!見られるようになったので見ました!やったー!滅茶苦茶嬉しい!ありががとうアマプラ!

 

 

 

 『ブレンダンとケルズの秘密』はアイルランドの国宝であり世界で最も美しい本と呼ばれているケルト装飾写本「ケルズの書」をめぐる少年修道士ブレンダンの物語。

 今作は『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』より前に公開された作品ですが、絵や映像の美しさは相変わらずすごかった。ので、雰囲気を伝えるために今回も予告編動画を添付してみました。

 

 『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』の方は子どもたちの冒険という王道のエンタメで構成された内容で分かりやすく楽しめる作風にでしたが、今作はケルトの伝説の内容やそこから受けたインスピレーションやイメージに重点を置いた少し渋めの仕上がりになっていた印象です。史実にも基づいているようで少しハードなシーンもありましたが、やぁ~こちらの作風も大変好みでした。

 トム・ムーア監督作品は愛らしさと少しの怖さがありながら、美しい絵の迫力に圧倒されるのが心地良いというか、とても癒される。(個人の感想です)肌に合っているんだなぁとしみじみ思いました。その内ケルト3部作のラストである『ウルフウォーカー』と、それら以外の作品も一通り見て見たいです。

 

 アマプラには大変お世話になってます。これからもよろしくお願いします。『ウルフウォーカー』もその内来てくれるのでは?と期待してます。チラチラ。今週ワクチン2回目打って、今月原稿終わらせたら、ようやく外に出よう!という気持ちが湧いてきてくれるはずなのでラストスパート頑張りたいと思います!それではまた次回。

 

noz

 

らくがきと近況報告。

どうもこんばんは霧島です。
気が付いたらもう9月も終わり……やだやだ時間経つの早すぎる…

最近はもっぱらプロットやったりネーム描いたり漫画読んだり本読んだりしてます。ここ最近はちょっと映画とかあまり観てないなそういえば…観たいストックばかりが溜まっていきます。

本も本当は小説とか読みたいんだけどそこまで手が回らないんだよなーッ!もう何回も言ってる気がするけど、電車に乗らなくなってマジで小説を読まなくなってしまいました…最近読んだのは武道の入門書と自伝系…

本棚を買おう買おうと思いつつまだ買ってなくて床に積んでて酷い有様です。積読ではなくて全部読んだやつなんだけど…
押し入れを本棚にしてるのでキャスターが付いたタイプのコンパクト目な本棚が欲しいです。自由に出し入れできる感じの…
あ、ベッド下に収納するタイプのもありかな…
色々考えてはみるものの結局サイズ測ったり物を探したりするのがめんどくさくなってそのまま放置してしまっている…

ダメですね。
10月の目標は本棚を買うことにしようと思います。


話は変わりますが先日やっっっと1回目のワクチンを打ってきました。
以前は予約できるのが週一回だったんですが、受付が朝9時開始なのに即終了でなかなか予約取れなかったんですよね。
基本夜中活動してるので起きるのはゆっくりめなんですが、予約は早く取りたかったので何回か早起きしてチャレンジしましたが見事に惨敗でした。

それでも9月に入ってからはだいぶ落ち着いたようでなんとか予約が取れたので早速行ってまいりました。
副反応も仕事ができないほど重くはなかったので良かったです。まぁ2回目の方がひどいと聞くのでまだ油断はできませんが…

世間では3回目の接種云々の話も聞きますが、取り敢えず2回は確実に打っておきたいなと思います。
いい加減実家に帰りたいしな〜!!


はい、そんなわけで近況報告でした。
たまに落書きもしつつ。


したらば!


rin

メディア芸術祭ざっくり感想

どうも遊木です。

 

秋は見逃せないイベントが多くて大変ですね。というわけで原稿作業真っただ中だろうと突撃するぜ!第2弾、メディア芸術祭について。

流石に作品ひとつひとつに感想をつける時間はないので、いくつか面白かったものをピックアップしてご紹介します。

 

 

 

アート部門

 

ソーシャル・インパクト賞

Google Maps Hacks

 

 

 

 

大量の中古スマートフォンを用いてGoogleマップ上に架空の渋滞を作り、現実の交通状態にも影響を与える作品。

目に見えないアルゴリズムに干渉し、人の行動を無自覚のうちに誘導、平たく言えば操作するという着眼点は現代ならではです。

ただその方法は、手押し車で99個のスマホを運ぶという非常にアナログなもの。このアナログさが、コンセプトだけ見ればデジタル社会の薄暗い面が目立ちそうな作品に、ユーモアさを与えています。

漫画のトリックに使えそうなネタで、アート部門でありながらわくわくを感じました。「やられた!」という気持ち。

まさに“発想の勝利”タイプの作品です。

 

その他のアート部門の作品も、去年より面白いと思うものが多かったです。

「Acqua Alta – Crossing the mirror」は目新しさはないものの、「自分でもやりたいな」と思わせる、ほど良い親近感がありました。

 

 

大賞、優秀賞、どれも全体的に中度良い難易度で、展覧会初見の人でもそれなりに楽しめる作品が多かった印象です。

 

 

 

 

 

エンターテインメント部門

 

全体的に安定感はあるものの、飛びぬけて面白いと思う作品はなかった印象です。

AR/VRに関しては、もはやそれだけを使っても力はありません。その技術を前提に「この視点は新しい、面白い」と思わせる作品が今後出てくることを期待します。

初回の面白さで言えば「らくがきAR」が高評価な気がしますが、作品から続くもの、発展性が見えづらい。良くも悪くも出オチという印象を持ちました。子供には受けが良さそうですが。

 

 

エンタメ部門の中では「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」が一番興味深かったです。

身体が不自由な人でも、遠隔ロボを操作することによって社会の中でしっかり働ける様子を示した作品。

ロボットの性能上、現状ではまったく健常者と同じとまではいかなくても、未来において五体満足、健常者、リアルとヴァーチャル、それぞれの価値が大きく変わってくることを示唆している作品です。

SFをつくるときは、このような作品を知識として頭に入れているか否かで、物語のリアリティに大きく影響が出そうだと思いました。

 

 

 

 

 

アニメーション部門

 

大賞

映像研には手を出すな!

 

 

 

直前に12話一気見しましたが、納得の大賞、非常に面白い作品。クリエイターの皆さん、必修です。

個人的に金森さんがとても良いキャラだと思いました。創作の場におけるプロデューサーの役割がいかに大切かわかりますね。

浅草or水崎タイプかは人によって分かれると思いますが、どちらもエゴイスティックに、それ以上にストイックに創作と向き合っている様子は同じです。特に、7話の「私はその拘りで生き延びる」から続くラストの言葉はぐっとくるものがありました。エゴもここまで貫き通せば美しい。

しかし、“誰かに伝える”にはいかなる天才でもエゴだけでは難しい。そして鑑賞者不在のアニメはその時点で不完全。シンプルな構成、面白い会話劇を交えつつ、クリエイターの利己的な輝きの合間に、そういう点がしっかり描かれていることが、この作品の完成度に繋がっているように感じました。

 

アニメーション部門はレベル高めの印象でした。

「映像研」を見る前は「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」とダブル大賞でも良いのでは?と思いましたが、鑑賞後は「……なるほど…これは映像研が大賞か」となりましたね。あまりにも作風が違うので一概にどちらが優れているとは言えませんが、メディア芸術祭では「映像研」に分があったな、と。

個人的には「海辺の男」も面白かったです。架空の生き物を、あたかも実在しているかのように語る口調は淡々としているからこそリアルで、シュールで、それ故に面白い。

 


 

 

 

 

 

 

マンガ部門

 

相変わらずガラパゴスな印象ですね。

今回は知っている作品、知らない作品半々でしたが、どの作品からもそこはかとない(ものによってはハッキリと)狂気を感じて見応えがありました。

余談ですが「イノサン」のメイキング動画内で、“精神を擦り減らす”的な字幕が出たときは思わず「知ってるよ」と言ってしまった……いや、知ってるよ。あれ描いてたら擦り減るよ、精神。

個人的に興味深かったのは、今回は妙に“女性のリアル”に言及している作品が多かった点です。「塀の中の美容院」「ひとりでしにたい」「かしこくて勇気ある子ども」「マイ・ブロークン・マリコ」、それぞれ表現の違いやフィクション的設定はありつつも、そこに描かれている女性は妙に生々しいというか、本当ではないかもしれないけど、“嘘でもない”という想いを感じるというか。考えさせられる作品だな、と。

 

 

 

 

 

 

 

毎年あるからこそ、何故今年はこの傾向の作品が多いんだろう?と考察するのが、メディア芸術祭の醍醐味のような気もします。

開催期間は短いですが、この数の作品を無料で見られるのは大変ありがたい。そして10年以上連続で通っているからこそ見えてくる“表現の世界”がある気がします。

今後も自分の創作の糧にしていきたい。

 

 

 

aki

アニメ「映像研には手を出すな!」、良いな。

須々木です。

 

 



というわけで、2020年1~3月に放送されたTVアニメ「映像研には手を出すな!」について。

 

 

原作は『月刊!スピリッツ』(小学館)で連載、大童澄瞳の漫画。

 

TVアニメ版は「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」「夜明け告げるルーのうた」などの湯浅政明監督によるものです。

 

過去作を知っている人はご存知のとおり、作品に監督の色が非常に色濃く表れるタイプです。



毎年行っている文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門大賞を受賞していたので、受賞作品展の前に見ておこうと、このタイミングで一気に見ました。

 




 

 

 






原作漫画の時点で存在している作品の強い個性を殺さず・・・というより、むしろアニメ媒体に適する形でさらに大きくバージョンアップさせた作品です。

 

アニメをつくる楽しさや苦労を“アニメそのもの”で表現するというのは、有無を言わさぬ説得力があります。


特に、突如として挿入されるクリエイターの妄想の表現は秀逸です。

クリエイター自身が、自分の脳内から湧き上がる妄想ワールドに巻き込まれていく様はひとつの見所です。


自分の中から湧き出しているのに、時としてほとんどコントロールできないアイデアの奔流。


とても概念的で直感的なもののはずなのに、それを違和感なく映像化するというのは本当に凄い。

もちろん、そもそも原作漫画の表現が秀逸なのですが、その表現の意図を汲み取りさらに豊かにするのが凄い。


見事なバトンの受け渡しです。



キャラクターも生き生きとしていて非常に好感が持てました。


癖の強い面々が噛み合っていく流れは普遍的なものであり一種の様式美。

 

清々しいほどに都合よくノンストップで進んでいく爽快感とあわせて、これぞエンタメという味わいです。

 

 

 

敢えて今風ではないタイトルやロゴでも感じられますが、画面演出や諸々表現は過去の日本アニメ文化への深いリスペクトが感じられます。
 

しかし、それでいながら単なる懐古主義やクリエイターの自分語りに終始するような作品にはなっていません。

 

やはり軸は、あくまで青春を仲間とともにひたすら突っ走ることの素晴らしさが表現されています。

 

ここは恐らく普遍的なエンタメ。

 

 

 

よりジャンルを明確にするなら、学園モノであり部活モノでしょう。

 

現代的と言える一方、あまりに多くの作品がつくられ確立されたジャンルとも言えます。

 

にもかかわらず、本作の視聴では、未知の視聴体験と感じられました。

 

「何がそう感じさせるのか」という点の追究は、創作における重要命題である「王道とオリジナリティーのバランス」を考える上でもヒントとなる気がします。

 

 

 

このような懐かしさと新しさの絶妙な混濁は、優れた原作者とアニメ制作陣により達成できたもので、本当に素晴らしいマッチングだったと思います。



また、単純にアニメ制作に関する蘊蓄も面白かったです。

 

どんなものでも、ブラックボックスの中身を見せるのはまた一つのエンタメだなと。






アニメ制作を題材としたアニメ作品ということでは「SHIROBAKO」も有名です。

「映像研」も「SHIROBAKO」も、脇道にそれず素直にアニメ制作を追っていくところは同じなので、比較は面白いかもしれません。

 

 

あくまで個人的な印象ではありますが、「SHIROBAKO」は主人公が非クリエイター、「映像研」は主人公がクリエイターというのは大きな違いだと思います。

 

よって、前者がクリエイターを非常に近い距離から客観的視点に寄って描く一方で、後者はクリエイターの主観そのものを最大限描くという違いが出てきます。

 

それぞれに特徴があり魅力があるとは思いますが、「映像研」におけるクリエイター脳内カオティックワールドと湯浅監督の表現力のマッチングは非常に相性の良さを感じるところでした。




クリエイターたちが描いた、最強のアニメ制作の世界。
 

作品世界はフィクションでも、この作品から受ける熱量はノンフィクション。
 

ノンフィクションだからこそ、視聴はリアルな体験となり、作品は視聴者の血肉となる。

そんな思いを新たにする強い作品でした。



「アニメ」より「アニメーション」を意識させるタイプの作品であり、ある程度好みが分かれる作品かもしれません。

 

ただ、だからこそ、こういうのを面白いと思ってくれる人と一緒にやっていきたいなー、などと見ていて思いました。








以下、文化庁メディア芸術祭受賞作品展より。













●TVアニメ『映像研には手を出すな!』公式サイト
http://eizouken-anime.com/

●ビッグコミックBROS.NET(原作漫画3話まで読めます)
https://bigcomicbros.net/work/6227/





sho

 

 

最近読んだ昔の少女漫画の話。

どうもこんばんは、霧島です。

少し前に金木犀の香りがするな〜と思ってたんですがやはりマスクしてるとちょっとわかりづらいですね。

今日昼間外出した時あまり…気にならなかった気がする…それともこの前の雨で結構やられちゃったのかな…やだ〜〜〜


ここ最近は古い少女漫画読み漁ってるのでそれをちょっと紹介しようかなと思います。敬称略で失礼します。

星の瞳のシルエット 柊あおい

あらすじ: 沢渡香澄は、幼い頃に見知らぬ「すすき野原の男の子」からもらった「星のかけら」(実際は水晶)をいつも持ち歩き、その思い出を大切に思っている。
ある日、森下真理子から好きな人がいると聞かされ、弓道部の久住智史を教えられる。部活中の久住を一目見てどきっとした香澄は、真理子に悪いと思いつつも、久住に惹かれて行く。真理子にも泉沙樹にも打ち明けられず、もどかしい日々を過ごしていく。(Wikiより)


もうホントにもどかしかった。←
主人公の香澄ちゃんがとても友達思いのいい子なんですよね……内向的で女の子らしい子なので、私は友達を応援するような感じで見ていました。
なんで!なんでそんなこと言っちゃうの!やめて〜〜〜!みたいな感じで始終忙しかった…(?)

もうとにかく、じれったい〜〜〜!!となりながら…見事に歯車が噛み合わなくなっていくので…めちゃくちゃ辛かった…
そうか…これが…すれ違い……と勉強になりました。

女の子の中では私は一番沙樹ちゃんが好きでした。さっぱりしてる感じが好きだし司くんとのケンカップル感もよかった…

メインのキャラが結構多かったり学年が途中で変わって新キャラが出てきたりもするんですが、どのキャラクターも性格がわかりやすいというか、一言で説明できそう(それが漫画を読んだだけでできそう)なのはすごいな〜と思いました。外見の描き分けはもちろんですが、性格の書き分けもわかりやすくしっかりなされてるというのは大事なことだなと思います。



天使なんかじゃない 矢沢あい

あらすじ: 創立されたばかりの高校・私立聖学園。第一期生の冴島翠は2学期早々生徒会役員候補に担ぎ出され、その日の午後に立会演説会でスピーチする羽目になってしまう。緊張した面持ちで講堂に行くと、立候補者の中に以前から存在が気になっていたリーゼント頭の男子生徒、須藤晃を見つける。くじ引きにより最初にスピーチを始めた翠だったが、マイクコードに足を引っ掛けて転んでしまう。更にスカートがめくれて全校生徒の前で自分のパンツを丸出しにしてしまう失態を犯してしまうが、晃のフォローにより無事切り抜ける。投票の結果、翠と晃、そして麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太の5人が第一期生徒会役員に就任する。こうして、翠は晃たちと生徒会活動を行いながら、3年間の高校生活を送ることになる。(Wikiより)


もう舞台設定が楽しいですよね、新設高校で1年しかいない。そしてどこまでも自由な生徒会…。生徒会のお話なので当たり前ですが、生徒会や彼らが企画するイベントがとても魅力的に描かれていて、こんな生徒会なら入りたいって思うだろうな〜!と思いました。(私も学生時代生徒会を経験しましたがこんなにキラキラしてなかった…!それなりに面白かったけど)

そして明るい女の子主人公大好きなので翠ちゃんは見ていて楽しかったです。晃もかっこよかったな〜〜〜!結局私は一途なキャラが大好きなので…
あとマミリンもめちゃくちゃ……いや正直一番好きなのはマミリンかもな……
キャラクターそれぞれが人と関わって行くなかで成長し変化して行く様が見られる漫画って……改めてすげーな……と思いました。

あの時はあんなだったのに……成長したね〜〜〜!!!みたいなのに激弱です。

多分親戚のおばちゃんみたいな感覚で見ている節があるんだろうな。

少年漫画でもそうだけど青春ものはそういう立ち位置で読んでるなと思います。

天ないは数年前に一度読んでたのでなんとなくあらすじは知ってたんですが改めて読んでも泣いたな…以前読んだ時と泣いたところが違うのかどうかは…わからんが…



こどものおもちゃ 小花美穂

あらすじ: 倉田紗南は私立神保小学校6年3組に在籍。小さいころに劇団こまわりに入団し、映画やドラマへの出演も果たしており、明石家よんま(アニメではぜんじろう)が司会を務めるバラエティ番組「こどものおもちゃ」にレギュラー出演している。母・実紗子は、かつての恋人である鹿島良助との恋愛をモデルにした『ヒモと私』で青木賞をとったこともある人気作家。紗南は豪邸に住み、母とも仲良く、充実した生活を送っていた。しかし、神保小学校6年3組は羽山秋人を中心に男子が暴れ、授業がまともにできない状況であった。紗南は羽山がクラスを荒らす原因を探り、家庭に問題があると突き止める。紗南は親子の仲を改善させようといろいろ手を打とうとするが……。(Wikiより)


な…なつかし〜!!
私は子どもの頃、どちらかというとマンガよりテレビっ子だったので、この作品もアニメでは観たことがあったのですが、原作は未読だったので文庫本買ってきました。

当時の記憶は羽山がめちゃくちゃこわい…ということだったんですが、原作読んでたら紗南ちゃんがすごいかわいいんだよな… 幼い私は多分羽山のあの目が怖かったんだと思います。でもヒョウになるのは好きだったな…

小学生の彼女らはすごく大人っぽいんですけど、でも実際自分が子どもの頃って大人が思ってるより多分もっと大人っぽかったよなとか、大人になってみると子どもの頃自分が思ってたより案外子どもだよなとかいうのを改めて感じました。

あとホントにうすぼんやりとしか覚えてなかったんだけど、改めてキャラの背景がめちゃ重いなと。

好きだけどねそういうの……重い過去があってそれが説得力を持たせている闇のあるキャラクターも好きだし、その過去をなんらかの形で乗り越えた光のキャラも好きですね…乗り越えたと思ってたのに…!みたいなのも好きです。(結局なんでも好き)


この機会にアニメも少し見返してるんですけど、思った以上にハイテンションに仕上がってて最初はおいてけぼりをくらいました。私も子どもの頃とは感性が変わってしまったんだな…ぐす……と思いつつもしばらく観てたら慣れてきた。昔のアニメって長いですよね…余裕で100話とか超えるもんなぁ…まだ全然序盤の方なのでしばらくは作業のお供にしようかなと思います。
最近はずっとドラマを観てたので…

ていうかまだ三作品しか読んでないけど世の中面白い漫画ありすぎては…?読みたい作品は日々増えて行くので困ったもんです……自分の漫画を描く余裕がないが…


はい。そういうわけで最近読んだ昔の少女漫画のお話でした。花より男子とか…彼氏彼女の事情とか…ママレード・ボーイとか…読んだこと無かったり読み直したりしたい作品がまだまだたくさんなので、読んだらまた感想でも書きにこようかなと思います。


したらば!

 

rin