
UNDER CONSTRUCTION
須々木です。
残暑が終わったと思ったら、一気に季節が変わりましたね。
コロナの状況も落ち着いているので、まさにお散歩の季節です。
普段徘徊するエリアはあちこちで大規模な工事をしているのですが、よく「あれが完成するまでに〇〇しよう」なんて思いながら眺めたりします。
大規模な工事は年単位でやっているので、時の流れを実感するにはちょうど良いんですよね。
というわけで、わりと徘徊するエリアを中心に、目につくプロジェクトをいくつかピックアップしていこうと思います。
位置関係はざっくり以下のような感じで。
なお、各エリアの枠線や名称は適当なのでご了承ください。

●横浜駅周辺
wikipediaにも「日本のサグラダ・ファミリア」などと書かれていますが、開業以来工事が途切れたことがないとも言われる永遠に未完成なターミナル駅です。
本家サグラダ・ファミリアの完成が見えてきたので、横浜駅の工事期間が本家を超えるのも時間の問題です。
長年の横浜駅ユーザーとしては、むしろ工事が終わったら負けだと思っている。
ただ、ずっと横浜駅を見てきた身としては、現在は小康状態という印象です。
西口の駅ビルが完成して、随分落ち着いたなと。
西口駅前広場はまだいじっているようですが、これは誤差の範囲。
現在ホットなのは、きた西口方面です。
横浜駅周辺で一番高い建物をつくっているようです(2024年3月完成予定)。
きた西口方面は単なる飲み屋街のイメージでしたが、雰囲気も変わっていくんでしょうか。
現状、他はあまり激しく工事している感じではありませんが、エキサイトよこはま22によると駅周辺再開発はまだまだこれからのようです。
ずっと仮設通路のみなみ東口付近はかなり大掛かりなことをするっぽいですが、他にも、みなみ西口(相鉄口)方面など再開発の検討が進んでいるようです。
大規模災害に弱そうな雑居ビルなど多いので、確かに必要なんだろうなあ。
というわけで、現在漏れ聞こえる情報だけでも、駅周辺はあと30年くらい工事していそうですね。
横浜駅と直接関係ありませんが、ダイエー横浜西口店跡地に新しくできる「イオンモール横浜西口(仮称)」は2023年秋開業予定だそうで。
●みなとみらい
この数年、絶賛工事祭り中です。
しかも一つ一つの規模がデカい。
1980年代から整備が進んできたみなとみらいは、大きな空き地はかなり埋まってきて、ついに完成が見えてきたようです(開発進捗率90%くらいらしい)。
とにかく凄い勢いで日々工事しまくってます。
「こんなに建ててそんなに需要あるのか?」と思わなくもありませんが、オフィスビルは埋まり、商業施設は集客し、普通に回っているように見えます。
とりあえず、どんどん入居して税金落として経済回してください!
ちなみに、今後できていくのは以下のような施設だそうです。
名称は仮称のものもあります。
リンクは関連記事。
横濱ゲートタワー(工事中/2021年9月竣工、2022年3月グランドオープン予定)
LGグローバルR&Dセンター(工事中/2021年11月30日竣工予定)
ウェスティンホテル横浜(工事中/2022年5月竣工予定)
臨港パーク内にカフェ・レクリエーション施設(2022年度オープン予定)
MM37タワー(工事中/2023年3月竣工予定)
横浜地方合同庁舎(工事中/2023年3月竣工)
Kアリーナプロジェクト(工事中/2023年10月竣工予定)
臨港パーク先端部整備(2023年度供用開始予定)
MM53街区プロジェクト(工事中/2024年3月竣工予定)
HARBOR EDGE(計画中/2022年10月着工、2026年3月竣工予定)
中央地区52街区(2026年7月供用開始予定)
他、改修工事も重なっていますね。
横浜みなと博物館改修工事(2022年4月頃まで)
横浜美術館改修工事(トリエンナーレ2023まで)
みなとみらいではありませんが、マリンタワーも改修工事中。

みなとみらいにできる建物でちょっと注目は、横濱ゲートタワー。
投影式ではなくLEDドームシステムなるコニカミノルタのプラネタリウムが併設されるそうで(2021年秋に名古屋で開業のプラネタリウムに続く国内2例目)。
LGグローバルR&Dセンターができると、みなとみらい大通り西側のデッカイやつがかなり揃ってきますね。
北から順に、日産自動車(本社)、京急(本社)、資生堂(R&D)、LG(R&D)、コーエーテクモゲームス(本社)、村田製作所(R&D)。
わずか500メートルの区間によくこれだけ並んだな。。
みなとみらいの北側、アンパンマンミュージアムの裏手では、Kアリーナプロジェクトということで、かなり巨大な建造物ができつつあります。
横浜駅東口のそごうあたりから見ても存在感ありまくりです。
「世界最大級の音楽アリーナ」だそうです。
その海側隣接地、まだ工事は始まっていませんが、HARBOR EDGEなるものが動き出すようです。
メインはホテルだと思いますが、水族館もできるそうで。
水族館の規模は如何ほどのものかと気になるところですが、「水族館棟」となっているので、独立した建物でつくるようです。
ちなみに、橋で繋がっている対岸に横浜市中央卸売市場がありますね。
MM53街区プロジェクトは、東西二棟で構成されるようです。
みなとみらいで重要な意味を持つ3つの都市軸のうち、キング軸とグランモール軸の交わるところに位置し、ここができると横浜駅から続く歩行者ネットワークが一気に接続されます。
ヤマハのブランド発信拠点も入るそうですが、徒歩圏に音楽イベント施設がたくさんあるので、かなり良いところに陣取るようです。
中央地区52街区は、ゲームアートミュージアムなど。
ここの開発が終わると、横濱ゲートタワーから臨港パークまで一直線に貫くキング軸が完全版になります。
臨港パークの未整備箇所のうち、北側先端部の整備も動き出しそうです。
詳細はこれからのようですが。
また、公園内にカフェ・レクリエーション施設もできるようです。
キング軸が全部繋がると、人の動きも変わりそうなので、ちょうど良い立地なのかもしれません。
他にもいろいろ大きな工事はあるようですが、あと5年くらいで多少落ち着いてきそうです。
●北仲通
みなとみらいを対岸に臨む北仲通地区は、移転してきた横浜市役所の建物を中心に再開発が急ピッチで進んでいます。
歴史的建造物を活かしながら、特徴的な施設が続々登場。
川や大通りに分断されて歩きにくかったエリアですが、桜木町からのデッキも繋がってきて、だいぶ良い感じになってきました。
桜木町駅前からのロープウェイが交差点直上に見えたりして、ちょっと不思議な都市景観になっています。
●関内・関外
もともと横浜市役所があった関内は、その跡地の再開発を含め、街の更新時期に差し掛かっているようです。
関内地区からJRや首都高を挟んで内陸側の関外地区まで、いくつか大きめの再開発プロジェクトが動いている模様。
横浜スタジアムも昔より集客が良いようで、まとめて盛り上がると良いですね。
●山下埠頭
先の横浜市長選でも争点の一つとなっていた山下埠頭。
前市長のカジノ案は撤回され、この場所の再開発はどうなっていくのか。
かなり広いので、しっかり考えて有効に活用してもらいたいものです。
なお、現在は期間限定でガンダムが御座す場所となってます。
もういっそのこと、サブカルのあれこれを集めた街にしてくれて良いです。
羽田空港から首都高経由20分の好立地なので、インバウンド取り込みまくり。
いつでも工事しているので、落ち着かない街とも言えますが、常に変化を感じられる刺激的な街とも言えます。
港町なので、絶えず流入し変化してこそという気もします。
あれができるころにはどうなっていることやら。
sho
ストップモーションアニメ映画『KUBO/二本の弦の秘密』を見ました。
こんにちは。また気温が下がり震えていますが、本日ワクチン2回目を打ち終わって解放感に包まれている米原です。3回目もその内打つ必要が出て来るかもですが、一段落ついて良かった。まだ原稿作業もありますし今月いっぱいは引き続き缶詰ですが、来月には色々解放されたいですね。
今回はストップモーションアニメ映画『KUBO/二本の弦の秘密』を見ました。同じくストップモーションアニメ映画『コララインとボタンの魔女』を制作したスタジオライカの作品ということですごく気になっていたんですが、アマプラのおかげでようやく見ることができました。
「海外の人が考えた日本を舞台にした冒険ファンタジー作品」というと少し斜に構えてしまう所があったのですが、物語の構成も舞台セットもかなりリサーチしたんだろうな~ということが滲み出ていた印象。確かスタッフに日本人もいた気がするんだけどどうだったかな。
とにかくこのスタジオライカの作品はものすっっっごく動く。人物の表情や仕草から息遣いやその世界の空気感が感じられるというか、3Dも使われているはずですがストップモーションアニメという技法に執念や執着やフェチの様なものに圧倒されるというか、こだわりの職人芸を見せられる感じ。見てて脳汁がドバドバ出る感じ気持ち良い。3Dでなんでも作ってしまえる現代にストップモーションアニメ作ろう!てなるのは、やはり好きという情熱がないと作れないだろうなぁとしみじみ。
主人公が折り紙を操れる力があるのですが、この折り紙の表現がとても印象に残りました。とても綺麗(語彙力が消えた。冒険ということで場面や舞台セットもドンドン移り変わり全体通して大変美しい作品でした。物語のオチに関してはえぇ?!て感じでしたが、今回もとても好きな作風でした。
変態的なこだわりに震えながらヒェ~と声を上げることしかしてなかった気がしますが、良い刺激を頂きました。ご馳走様です。
まだ原稿終わってないのに「来月はなにしようかな~」という期待で頭がいっぱいですが、ワクチン副反応と相談しつつラストスパート頑張りたいと思います。次ここに来る時は脱原稿してような!それではまた!
noz
秋ドラマの話。
どうもこんばんは霧島です。
急に寒くなりましたね〜秋どこ行った?
秋服かわいいな~というらくがき。
相変わらずプロットとネーム行ったり来たり仕事したりしながら漫
さて、秋(概念)に
まだ始まったば
ラジエーションハウスⅡ(月曜 21:00)
ラジエーションハウスⅡ
2019年に放送された窪田正孝さん主演の「ラジエーションハウ
天才放射線技師・
医学界のルールや型にはまらない方法で病の原因を探り“視えない
主人公の五十嵐くんが医学に関しては天才的なのに人間関係や恋愛
放射線技師というのも私はあまり耳馴染みのない職業だったので、
医療ものはちょっと苦手意
恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~(水曜22:00)
杉咲花さんが盲学校に通う女の子を演じています。
光と色がぼんや
原作は、WEB連載での閲覧数が累計2000万PVを突破したう
ドラマを観
ユキコちゃんが勝ち気なのがとても好きなんですが、それに加えて
こういう組み合わ
それこそ2人は見えてる世界が違ってどうしても壁ができてしまい
きゅんとするところとコメディと泣けるところのバランスがとても
弱視の方に関する情報も合間に入るので、勉強にもなっていいです
最愛(金曜 22:00)
最愛
殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女の初恋相手であ
吉高由里子さん主演でこちらはドラマオリジナルです。
第一話は高校時代で、メインはそれから15年後の話なのでこれか
人間関係も結構入り組んでるので多分毎週
サスペンスだけでもメインになるジャンルなのにそこにラブストー
メインキャストの松下洸平さんは個人的にリモラブ(2020年の
消えた初恋(土曜 23:30)
消えた初恋
勘違いから始まる高校生の青春ラブコメです。クラスメイトの橋下
こちらは別冊マーガレットで連載中の同名漫画が原作です。元々原
ビジュアルも
1話30分と短いドラマなのでまじで体感3秒ですが、原作漫画も
原作ではあっくん(青木くんの親友)推しなんですがドラマは橋下
安心して観られる感じとても良いですね。今後もどんな風に描かれ
というわけで雑多に最近観ていて面白そうだなと思ったドラマの紹介でした。
因みにラジエーションハウスと消
興味があれば
したらば!
rin
最近の話
どうも遊木です。
数日前の冷えで、一年に一回やるかやらないかぐらい派手に足をつった遊木ですか、未だに違和感を引きずっております。ふ、ふくらはぎぃ……!
そして、つい数時間前にワクチンを打ってきました。今のところ熱はなく、腕にダルさがあるぐらいですが、あと一歩進んだら(?)痛みに変るなーぐらいの違和感はあるので、熱もこれから出そうな気がしますね。
っていうか眠気が来たんだけど、これは関係ある?ない?
というわけで、今回は短めの記事です。
今月の頭に、毎年恒例黄金町バザールに行きました。
平日真っ昼間に行ったのもあって、ほぼほぼ貸し切り状態でゆったり見ることができました。(ただし、天気が良すぎてめちゃめちゃ暑かった)
黄金町バザールの作品は美術館に展示されるものと比べ、その多くが粗削りですが、予想外にハッとさせる作品やクスッとする作品が紛れていて、毎回、他の展覧会にはないわくわくがあります。
あのエリアは独特の雑然さも含め、なかなか創作者が惹かれる環境だと思いますが、もし私に黄金町のような雰囲気の自由にできる空間があったら、引きこもりオブ引きこもりで社会に戻って来れない気がするよ……いや、物理的な引きこもりではなく、精神的な引きこもりという意味で。
ここ一年はここぞと決めたときにしか外出しないので、前は良くあげていたエッセイ漫画を描く機会もなく、ふらっと気ままに彷徨うこともないので新しい発見もなく、インドア人間の私でも気が重くなってしまいます。
早く自由に居酒屋に行ったり、思い立ったらすぐ取材!が出来る環境に戻ると良いですね。
現状では、かなり感染者や重傷者の数は下がってきているようですが、このまま落ち着くのか、また次の波が来るのかはわかりません。
油断せずに、上手くストレス発散もしながら創作活動をしていきたいです。
私は取り合えず、生き物と触れ合いたい!
水族館とか動物園に行きたい!!
もふもふー!!
aki
神はサイコロを振らない的なシリーズ。
須々木です。
今月初旬はノーベル賞発表ウィークでした。
僕はわりと科学系のネタが好きなので、毎年どんな研究が受賞するのか楽しみにしています。
SF系の作品は好きですが、もしかするとそれ以上に科学そのものが好きかもしれません。
「事実は小説よりも奇なり」(バイロン)とも言いますが、最先端の研究というのは、純粋に事実を探求しているだけなのに、時にフィクションよりさらにぶっ飛んだものだったりして面白いです。
クラークの三法則でも「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」とありますが、知れば知るほど様々な妄想に繋がる面白いネタに溢れています。
科学の具体的な研究内容も面白いのですが、一方で、関連するエピソードや科学者が残した言葉の数々もネタの宝庫です。
その中で、以前RWでもアインシュタインについて軽く扱ったことがあったので、その名言をいくつかご紹介しようと思います。
いずれも有名なやつなので、あちこちに掲載されていると思いますが、シンプルな言葉でありながら、広く使えそうな思考のヒントが散りばめられている気がします。
「20世紀最高の物理学者」とも言われ、天才の代名詞のように語られることも多いアインシュタインですが、ドイツ生まれのユダヤ人ということもあり、その人生は大変な困難があったことと思われます。
彼もまたノーベル賞受賞者の一人ですが、受賞対象となった研究は相対性理論ではありません。
アインシュタインが受け取ったノーベル賞の賞金が、円満な離婚のため元妻の手に渡ったというエピソードも有名です。
さっさと離婚して、別の女性と結婚したかったため事前に取り交わしていた約束によるものですね。
いろいろ凄い・・・。
一見して馬鹿げていないアイデアは、見込みがない。
The idea that it is not absurd at first glance, the unlikely.
ビル・ゲイツも「少なくとも一度は人に笑われるようなアイデアでなければ、独創的な発想とはいえない」と言ったそうですが、多くの人と違う何かをやり遂げる人の基本的な思考パターンなのかもしれませんね。
他人が自分に向けるネガティブな反応をストレートに受け取ってしまう人は多い気がしますが、そういう人にピッタリの言葉ですね。
むしろ、そういう反応を貰うということは見込みがあるんだ!・・・くらいの勢いで生きたいですね。
常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18.
「常識」にはプラスマイナスの両面があると思いますが、マイナスの部分に鋭く切り込む名言。
集める気がなくてもコレクションはできていってしまうので、せめて自覚的でありたいものです。
私の学習を妨げた唯一のものは、私が受けた教育である。
The only thing that interferes with my learning is my education.
これぞ自学自習の精神。
正規の教育を受けて好奇心を失わない子供がいたら、それは奇跡だ。
It is a miracle that curiosity survives formal education.
アインシュタインは公教育に怨みでもあるんでしょうかね・・・
私は、先のことなど考えたことがありません。
すぐに来てしまうのですから。
I never think of the future. It comes soon enough.
ここまで極端なことは言いませんが、僕も先々のことまでしっかりプランニングして生きるのを好むタイプではないので、シンパシーを感じる言葉です。
6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。
If you can't explain it to a six year old, you don't understand it yourself.
説明下手のオジサンたちにプレゼントしたい言葉ですね。
ところで、分かった振りが得意な大人としか喋らないと、説明能力が落ちていくような気はします。
ストレートな反応をくれる子供への説明は、脳味噌の柔軟運動にもなる気がします。
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。
The value of a man should be seen in what he gives and not in what he is able to receive.
アインシュタインの名言の中でもよく引用されるものです。
しかし、実際に人に何を与えられたかは自分ではよく分からないというのも難しいところですね。
男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。
女は結婚するとき、男が変わることを望む。
お互いに失望することは不可避だ。
Men marry women with the hope they will never change.
Women marry men with the hope they will change.
Invariably they are both disappointed.
アインシュタインは恋愛関連の名言も多いです。
人が恋に落ちるのは、万有引力のせいではない。
Gravitation can not be held responsible for people falling in love.
物理学ジョーク。
可愛い女の子と一時間一緒にいると、一分しか経っていないように思える。
熱いストーブの上に一分座らせられたら、どんな一時間よりも長いはずだ。
相対性とはそれである。
When a man sits with a pretty girl for an hour, it seems like a minute. But let him sit on a hot stove for a minute - and it's longer than any hour. That's relativity.
相対性理論の分かりやすい説明。
人生とは自転車のようなものだ。
倒れないようにするには走らなければならない。
Life is like riding a bicycle.
To keep your balance you must keep moving.
ずっと走って生きてきたんでしょう。
天才は生きている時間の密度が違う気がします。
同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと、それを狂気という。
Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.
継続性は重要だと思いますが、そのサイクルに「試行錯誤」が抜け落ちていると、確かに「何をやりたいのか?」となりますね。
気をつけたいところです。
人生には、二つの道しかない。
一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
There are only two ways to live your life.
One is as though nothing is a miracle.
The other is as though everything is a miracle.
創作物には人の願望を投影する側面があると思いますが、それらを見る限り、多くの人は後者の生き方を望んでいるような気がします。
だったらそう考えて生きれば良いと思うのですが、なかなかそうはできないようで。
この世は危険なところだ。
悪いことをする人がいるためではなく、それを見ながら、何もしない人がいるためだ。
The world is a dangerous place, not because of those who do evil, but because of those who look on and do nothing.
心理学的には「傍観者効果」ってやつですね。
すべての宗教、芸術、科学は、同じ一つの木の枝である。
All religions, arts and sciences are branches of the same tree.
実はいずれも興味の対象はまったく同じように思うのですが、あまり仲良くない気もしますね。
その中で、芸術は比較的オープンな気がしますが。
ある年齢を過ぎたら、読書は精神をクリエイティブな探求から遠ざける。
本をたくさん読みすぎて、自分自身の脳を使っていない人は、怠惰な思考習慣に陥る。
Reading, after a certain age, diverts the mind too much from its creative pursuits.
Any man who reads too much and uses his own brain too little falls into lazy habits of thinking.
読書は基本的にはプラスの方が大きいと思っていますが、ここで言われているようなことを感じさせる人もたま~に見かける気がします。
怠惰な思考習慣というよりは、何かを恐れて理論武装をやめられないような感じ。
情報は知識にあらず。
Information is not knowledge.
情報化社会の現代にこそという言葉。
ところで、昨今のディープラーニングでコンピューターが学ぶのは、情報? それとも知識?
宇宙について最も理解しがたいことは、それが理解可能だということである。
The most incomprehensible thing about the universe is that it is comprehensible.
哲学から枝分かれした現代の科学も、突き詰めると再び哲学に還っていくのではないかと思うことがあります。
人間原理とかクオリアとかは、概念的に科学か哲学か際どい印象があります。
神はサイコロを振らないと私は確信している。
I am convinced that He (God) does not play dice.
相対性理論により古典物理が完成し、続く現代物理の始まりを象徴する言葉。
しかし、結局、量子力学は「神はサイコロを振る」と結論付けるわけですが。
以上。
適当にピックアップして適当にコメントをつけてみました。
この手の言葉は、見え方や感じ方の引き出しを増やす上でも良いものですね。
sho












