9月の活動報告
どうも遊木です。
生きてます。
もう10月なのに30℃超えるの信じられない……。
熱がこもりやすい住まいなので、余計暑く感じます。
と言っても、湿度は大分変りました。
日陰はかなり過ごしやすくなったと思います。
どんどんイベントの開催が予定されて、外出が楽しい季節になってきましたね。
ということで、今月の活動報告です。
□制作関連
ずっとネームやってるな……。(途中プロットに戻ることもある)
今月は雑事が普段よりちょっと多かったので進みが悪かったですが、絵コンテは結構描いてました。
全体の直しというより、「1、2点微妙に噛み合ってない」という感じで、全体の1/5ぐらいを繰り返し直している感じ。
私の場合、全修正よりこっちの方が時間がかかります。物語をパズルのように組む癖があるので、歪なピースをひとつでも直そうとすると、そのガタが全体に少~しずつ波及するというか……。
デビュー賞貰った「Good-bye wolf」も、読切の「アイヴォル」も同じことが起こって担当さんを困らせた記憶があります……スミマセン。(多分、論理的には筋が通っているから修正を指摘しにくい)
他には前回の記事にもあげたように、オフ会当日に向けて絵を描いたり、ペーパーや名刺の準備をしたり、来月の活動に向けて準備をしたりしてました。
□神奈川県立博物館 特別展「関東大震災-原点は100年前-」
今年は関東大震災から100年の年です。
それに合わせ、各地で大震災関連の展示が連携して開催されており、私も開催時期が短いものから順々に周っています。
初めに行ったのが、神奈川全域の様子が展示されていた県立博物館。
ちなみに、他は固定の場所やテーマが設けられているものが多いです。
個人的には、広く全体の様子を学べる県立博物館から鑑賞したのは正解でした。知識が不十分なので、ミクロ的なものから鑑賞しても上手く繋がらなそう。
震災当時の写真や被災者直筆の作文や記録、絵やメモなど、客観情報だけでなく、個人の主観を色濃く感じる展示物が多数ありました。
どの展示物にも、当時の過酷な様子が記されています。
当時の横浜は東京市(後の東京23区)の5分の1程度の人口、にも関わらず震災での全壊戸数は横浜の方が遥かに多かったと聞きます。
写真を見ると分かりますが、全壊というより、街全体がほぼ更地状態です。逆にそんな中、現在も生き残っている建物はすごいですけどね。大震災と横浜大空襲、どちらも潜り抜けたわけですから。
他の地域はわかりませんが、横浜には街中に「〇〇の地」的な看板があります。その中には大震災によって失われたものもあります。逆に、震災で失われたと思ったものが、現在になって発掘されることもあります。
開港から160年ちょっとしか経っていない横浜ですが、その僅かな期間は近代日本にとって大きな変革期であったと言えるでしょう。日本中が歴史に翻弄されていた時期に、横浜はどんな変化があったのか、引き続き座学&実地で学んでいきたいと思います。
□横浜みなと博物館
ようやく行ってきました。
これだけ普段目の前を通っているのに、一回も入ったことがなかった……。
こちらも関東大震災を扱った企画展「船と港から見た関東大震災」が開催されていましたが、別料金がかからない程度の小規模展示だったので、常設展をメインに鑑賞しました。
ちなみに博物館、日本丸乗船、柳原良平アートミュージアム、ついでに企画展、全部含めて1000円しないので、非常にお得です。(そのせいか、社会科見学の子供達とかなりの数ブッキングした)
しかも常設スペースがちゃんとボリューミー。全部しっかり見るなら1日かかるレベルです。
ちなみに私は鑑賞時間の配分を間違えて、ラストの日本丸を見る時間が30分弱しか取れませんでした。
普段からベイサイドエリアがお気に入りなので、港の歴史を学ぶのは面白いです。
小さな漁村でしかなかった横浜村から始まり、黒船来航、開港や港の整備、大さん橋の建設、赤レンガ建設含む沿岸部の発展、震災、戦争、GHQによる占領時代、返還開始後の整備、そして現代にいたるまでの、“港の歴史”を時系列順にわかりやすく学べます。
街の歴史が浅いからこそ、展示内容は現在も普通に存在する場所や物についてが多いです。遥か昔の歴史を学ぶより、すっと情報が入ってくるのではないでしょうか。
日本丸にも初めて乗船しましたが、外から見るより船内は広く感じました。船あるあるですね。
次回はもう少し落ち着いて乗りたい。
ところで、船内の布団の畳み方に随分洒落た名前がついていました。
「飾り毛布」というらしく、日本籍客船で提供されるサービスらしいです。
初めて知った。
□ランタンナイト
毎年開催されていますが、今年も夕涼みがてら見てきました。
今年は例年と違う場所で開催されており、ランタンの中を歩かせる感じになってましたね。
休日はかなりの人がいたので、ゆっくり見たい&映え写真を撮りたい人は平日に行くことをお勧めします。
ちなみに、去年まで開催されていた広場はビアガーデンになってました。
□八景島シーパラダイス
久しぶりに行ってきました。
せっかく年パス持ってるんだから、本当はもっとちょくちょく行きたいんですけどね……「近いうち行こう~」ってしてると、あっという間に数ヶ月経ってしまう。
ちなみに、ど平日に行ったにも関わらず、何故かめちゃくちゃ混んでいました。
何故?え?スプラとのコラボの影響??
いつもふれあいラグーンに行く頃には閉館時間が迫ってしまうので(何なら辿り着かないこともある)、今回は早めに行って、オタリアの赤ちゃんやショーを見てきました。
生き物との触れあいは心が癒されます。
シーパラはずっと一定の人気がありますが、一つ不満があるとするなら、平日のナイトタイムが消えたことです。(コロナ禍の影響だと思いますが)
またドルフィンファンタジーでイルカに囲まれて酒を飲みたい……。
□第10回横浜創作オフ会
本来は2020年の3月に開催される予定だったものです。
コロナ禍を挟み、ようやく再開出来ました。(詳細は幹事の須々木氏が記事をあげています)
かつての最高参加人数よりは減りましたが、それでも多くのリピーターが参加されており、休止期間を感じさせない雰囲気で盛り上がりました。
各自、この数年で沢山の変化があった筈ですが、以前と同じノリで、楽しく有意義な時間を過ごせて良かったです。
RWは例によって、ペーパーとお手製パズル名刺を持っていきました。
来月から少しだけサークルの体制が変わるので、月末はその準備で少しバタつきました。
現在は主に、事務的な裏方を須々木氏が、制作が関わる裏方を私が受け持っていますが、“サークルを創る”という活動も自分の中では重要な創作の一部なので、個人制作と両立して上手く回せるようにしたいです。
あと、4月に行った「伊勢鈍行の旅」のエッセイ漫画も更新されました。
漫画組で3泊4日を担当して描いているので、是非1日目から順番にどうぞ。
ちなみにサイトの方には、須々木氏による詳細情報も更新されています。
インスタも更新しているので良かったらどうぞ。
あああああもう10月だああああああ……!!
aki
通常モードへ。
須々木です。
第10回横浜創作オフ会:再開から2週間。
「まだ2週間」なのか「もう2週間」なのか際どい感覚です。
そんなわけで、オフ会も終わったので通常モードになりました。
オフ会の募集期間は、RW公式アカウントも駆使して高頻度で宣伝するので、「Random Walk=横浜創作オフ会をやる人たち?」みたいなイメージを持たれそうですが、横浜創作オフ会はあくまで須々木が個人的に主催しているイベント。
その意味で、RW公式アカウントでオフ会宣伝をしまくるのはイレギュラー運用です。
そして、もう少し長いスパンで考えても“通常モード”に移行しつつあります。
「半年に1回の横浜創作オフ会」というのは、活動サイクルのメリハリという意味で、RWの年間スケジュールに影響を及ぼしていたので、オフ会が休止していた期間はどこか物足りない感覚がありました。
それがようやく再開し、RWとしても“通常モード”に移行するちょうど良い機会。
「超結果重視型システム」と銘打って活動レベルを調整したあたりから結構イレギュラーだったのが、さらにコロナ禍でよりイレギュラーモードに。
過去のRWの活動の中でも一番例外的な動きをしていたのを、一昨年あたりから少しずつ可能な範囲で“通常モード”に戻していきました。
もちろん、個人としても集団としても状況は変化しているので、ただ単純に以前の“通常モード”に戻すわけではありませんが、RWとしての根本的価値観に立ち返りつつ最適な状態にしつつあります。
そんな移行期間のラスト、RWの根幹の一つでありながら、コロナ禍の影響をダイレクトに受けてしまっていたやつを、いよいよ本格的に再開しようと思います。
詳細は改めて別の記事でお知らせしますが。
* * *
横浜創作オフ会のサイトのトップ画像を更新しました!
オフ会のとき参加の皆様に書いてもらった色紙です。
オフ会の雰囲気が出ていて良い感じ。
当面、これでいきます。
sho
元気がない!
どうもこんばんは霧島です。
今日は珍しく体調がものすごく悪くて一日中ほとんど使い物になりませんでした…。
ひたすらクリスタの素材整理をしていた…けど普通に作画系の作業してた方が気が紛れた可能性ある…そういう判断力も鈍っている……
生理痛と気圧による頭痛のダブルパンチ無理すぎ…
でも痛いって言うよりだるい(風邪の引き始めみたいな…)が強くて頭も痛いのは痛いんだけどめちゃくちゃ痛い!!割れる!!ってほどではないから薬飲まなかったのが…よくなかったな…薬飲む習慣が無さすぎて飲むタイミングを見誤りがち……
夏ドラマの感想とか最近始めたこととかなんか色々書きたいと思ってたことがあったんですけど、もう今日は身体が無理なので大人しくしてようと思います。
9月はひっさしぶりの横浜創作オフ会に参加したり友達と海行ったりして楽しかったんだけど、仕事の方が結構バタバタしてて(主にパソコンが死んでたせい)相変わらずあっという間に終わってしまいました。
来月以降はまた少し私の環境も変わるので気を引き締めて行きたい…というわけで体調悪い報告に終始してしまいましたが今日はこの辺で!したらば!
rin
読切漫画『おむすび奇譚』全44pを公開しました。
9月ももう後半になろうというのに、残暑がしぶとく生き残りいまだにエアコンが中々エアコンが消せない日々を送っている米原です。こう暑いとせっかくの秋スイーツに食指が向かず悔しいです。夏への憎しみが募ります。
暑さへの怨みつらみは置いといて、私的に嬉しいことがあったのでそっちの話をしましょう。
この度、ようやく、久しぶりに読切漫画を公開しました!『 おむすび奇譚 』
今作では、「グルメ」×「怪奇」でなにか作品を描けないかなぁ~とアイディアを出して制作しました。漫画全44pはpixivにて公開しております。↓↓↓
ので、ご覧いただけると嬉しいです。面白いと思って頂けたなら、いいねやブクマ等よろしくお願いいたします。動画配信者を見習って評価クレクレアピールします。せっかく描いたのでね!
先日の『横浜創作オフ会』開催に伴い、ようやく日の目を見ることができました。
本当ならもっと早く公開する予定でした。「横浜創作オフ会直前にアップするぞー!」と思っていたらコロナ禍がここまで長引き………完全にタイミングを逃したまま………気が付いたら原稿完成から約1年10ヶ月が経っていたというね………。
引っ越し後に仕事増やしたりネーム練ったりしながらコロナ禍開けと横浜創作オフ会再開を待っていたらこんなことに…。データの日付を見て震え上がりました。光陰矢の如し。本当にあった怖い話。
まぁ、それはそれとして、『横浜創作オフ会』と共に、今作を発表できたことは大変嬉しいです。
ほぼ2年前の作品なので見返すと絵も大分古く感じてしまうので少し恥ずかしいです…。が、やはりこの頃と比べると今の自分は大分成長できてるなぁ~とも感じるので、まぁ良しとしましょう。2年前の自分お疲れ様、頑張ったねの意味も込めて投稿したいと思いました。はい。
これは小話なのですが、今作はRWメンバーの須々木さんに『おむすび屋台3D』を作って貰ったんですよ!
「方眼紙にデザイン画を起して送ってくれれば3D作るよ~」と言って貰ったのでお願いします!
と飛びつきました。
シナリオやネームの時点ではあまり考えてなかったのですが、『屋台』って地味に作画コスト高くていざ描こうとすると面倒臭くて頭抱えてたので本当に助かりました。
で、送ったデザイン案がこちらです。はじめての作業でしたが、考えるの大変だなぁ~と思いつつも楽しく作業できました。
で、こちらが須々木さんが作ってくれた3Dモデル。依頼した品が上がって来るのすごい感動!
自分の平面デザインが立体になって上がってくるの滅茶苦茶嬉しいですね。『結び紐』がちゃんと捻じれてるのにも驚きしました。テンション爆上がりですよ。そして作業効率も爆上がりました。本当にありがとうございました。また面倒な小道具が出てくる時はよろしくお願いします。
自分の撮った写真を漫画絵に起す作業や3Dを使った作画は、自分の作品ではこれがはじめてだったかと。やはりクオリティーや作業時間短縮に大いに活躍してくれました。この辺りの技術も日々磨いていきたいです。
次回ブログを更新する頃にはちゃんと秋になっていて欲しい。それではまた次回。
noz
ヨコハマヲツクル
どうも遊木です。
まだまだ残暑が厳しい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
といっても暦の上ではとっくに秋ですからね。
芸術の秋、食の秋、スポーツの秋、勉学の秋など、様々な秋を楽しみたいものです。
先日、須々木氏の記事にもある通り、休止中だった『横浜創作オフ会』が無事再開されました。
RWは毎度、オフ会に向けて名刺やペーパーを仕込んでいきます。
今回も伝統(?)に則り、準備を進めましたが、久しぶりのイベント前の雰囲気にわくわくしました。
個人的にはオフ会に向けて、宣伝用の落書き+名刺用のイラストを用意する気だったのですが、宣伝用の絵に思いのほか時間が掛かったため、名刺にも流用しました。
ざっくりですが久しぶりに制作過程を残したので、ちょっとした補足を付けて晒そうと思います。
①下描き
人物は凝った衣装じゃないのでざっくり。
右の本とカメラは、クリスタに入っているモデルを適当に使用。
「ミニチュアのみなとみらいを作ってる」というコンセプトだけあったので、あとはその場のノリでいきました。
②ペン入れ
街は最初からペン入れしない予定でした。
Google Earthを使って丁度良い角度を見つけた後は、それを元にラフを入れます。
この時点で、街のどこまで描いて、どこを描かないかを決めました。
人物と小物は本能に任せてペン入れ。(この時点では落書きのつもりだったので深く考えてなかった……)
③色下地。
人物のツートンカラーは直感的に決めました。
「横浜」がテーマだったので、「海の青と赤レンガ色だな~」と。
髪が派手色だったので、シャツはまとまりを考えて自然と黒Tに。
ただ横浜は意外と緑も多いので、差し色(なのか?)は緑系統を使いました。
④街を描く。
人物の髪色をざっくり入れた後は、ひたすら街を描きました。
今回はリアリティではなく、クラフト感を出したかったので、丁度良いデフォルメ具合を探しながら描いたり消したりしながら、地道に完成させました。
象徴的なものはGoogle Earthのスクショを元にし、細々したものは「なんとなく合ってる」を目指しました。
個人的には、これ以上描き込むとクラフト感が無くなるかなぁと思います。
各建物のバランスはリアルの比率と合わせて、ディティール表現の時に絵本っぽさを意識すると良いかな、と。
よりポップにしたいなら、建物のバランスも崩して良い気がします。
ちなみに観覧車の後ろも描き込んでます。
……ほぼ消えるとわかってても、描いちゃうのが絵描きというものですよね……。
⑤人物の色。
ひたすら塗ります。
黒Tがちょっと重かったので、なんとなく虹を入れました。
さらにもう一押しほしかったので、虹の下にうっすら英文も入れます。
ちなみに英文は、
「Give freedom to colors and then you shall meet the rainbow everywhere!」
(色に自由を与えなさい。そうすれば、あなたは至る所で虹に出会えるだろう!)
と書いてあります。
トルコの作家、マハマット・ムーラット・イルダーンの名言のよう。
先に虹を描いちゃったので、虹をテーマにした格言や名言を検索して、良い感じのものを選びました。
⑥小物の色。
本やカメラを塗ります。
本はほぼ街に隠れるので適当に、カメラは金属とレンズ部分にちょっと拘りました。
あと全体の角度を少しだけ調整したら、人物の右手が不自然に浮いてしまったので、急遽ノートを描き込みました。
⑦全体調整
影を入れ、画面やや下部にうっすらソフトライトを置き、フォトショでエッジのポスタリゼーションを少しだけかけて終了。
ただし、最後のフィルターがないver、背景の青が無いverなど、使用意図によって使い分けられるようにいくつかの完成物があります。
全体的に6~7割の完成度で進めてしまったので、後日同じコンセプトでしっかり描き直したいなぁとも思います。
小っちゃい街描くのは楽しかった!
ではでは。
aki
































