韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

先輩レンタルシリーズを一時活動休止して

Netflixに帰ってきました!

SNSで評判のよかった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」とか

観たいものが溜まってきたので。


ただ…この主演女優パク・ウンビンさんが

あまり得意ではなくて不安もあったんですよ。

でも、いざ開封。

そしたらもうひとつ苦手なクジラが出てきたよぉぉぉぉ…
私は前世で海で遭難してクジラとか鳥に啄まれたんだと思う(笑)


韓国題: 이상한 변호사 우영우
2022年6月から8月にかけて韓国のケーブルテレビ

ENAチャンネルで放送開始。全16話。
脚本: ムン・ジウォン
演出: ユ・インシク
 

はじめは韓国の地上波SBSに持ち込まれていたドラマ

だったそうですが、SBSが断り…という経緯があるそうで。

しかーし、ケーブルテレビに持っていき放送をしたら

初回から視聴率がグングンとUP!(初回が1%以下で、

最終回が17.5%に。日本のNetflixでも大人気となり1位に。

BTS(ミニモニ)がグラミとヨンウの挨拶をマネてました。

※いわずもがなジミンちゃんがグラミもヨンウにも負けじと可愛いです。
 

【あらすじ ストーリー】

キンパ店を営む父と二人暮らしの主人公のウ・ヨンウが、
生まれて初めて発した言葉は刑法。IQ164という頭脳で

一度見たことは絶対に忘れないという驚異的な記憶力を

持つが自閉スペクトラム症という発達障害を抱えているため
コミュニケーションが苦手でこだわりが強く共感性が少し

足りない。
そんな彼女がソウル大学の法学部を首席で卒業し、超大手

法律事務所ハンバダに弁護士として就職が決まる。

さまざまな先入観や偏見、差別にもさらされるが、

本人はへこたれず、誰も気づかない法律の抜け穴や

細部などに目をつけて事件を解決していく。

 

一言感想は

「リアルというよりは法律ファンタジーっぽく

『映え』て楽しめるドラマ」

 

キャストも事件のアレコレのことも含まれるので、

いちおうネタバレゾーンにもっていっておきます。

これは「観たほうが絶対いいドラマ」の枠入りなので(笑)

ネタバレ見るよりドラマ観て、って感じです。

 

【出演者 キャスト】 特別出演は(特)表記にします

自閉スペクトラム症の弁護士 ウ・ヨンウ: パク・ウンビン

ヨンウの少女時代: オ・ジユル


ヨンウの父(ソウル大法学部出身)ウ・グァンホ: チョン・ペス

グァンホの若い時代: チャン・ソンボム


【ヨンウが勤めることになる法律事務所ハンバダ】
訟務チーム職員 イ・ジュノ: カン・テオ(5urprise) 
代表/グァンホの後輩 ハン・ソニョン: ペク・ジウォン
シニア弁護士 チョン・ミョンシク: カン・ギヨン    
ヨンウとロースクール同期/新人弁護士

                 チェ・スヨン: ハ・ユンギョン
腹黒策士/新入弁護士 クォン・ミヌ: チュ・ジョンヒョク    
シニア弁護士 チャン・スンジュン: チェ・テフン(特)

 

イ・ジュノの上司 チーム長: キム・ヨンジン
イ・ジュノに色目を使う女性同僚: イ・サンギョン
ハンバダ職員: キム・ソヨン

【法律事務所テサン】
法律事務所テサンパートナー弁護士 テ・スミ: チン・ギョン 

テ・スミの若い時代:  チョン・ハンビ 

 

人事チーム長: イ・ダヨン

テ・スミの秘書 キム秘書: チョン・ドングン    
職員: ハム・テイン

 

イルカイルカイルカイルカイルカイルカイルカイルカイルカイルカ

 

ヨンウの友人 トン・グラミ: チュ・ヒョニョン    
グラミが働く飲食店店主 キム・ミンシク: イム・ソンジェ

 

ミョンシクの元妻 チェ・ジス: イ・ユンジ(特)

ミョンシクの母: シン・ヨンスク

 

スヨンの彼/専門職キラー イ・ジョングォン: チョン・オクジン

ジョングォンの元カノ/スヨンに忠告に来た女性: チョン・ガヒ

 

テ・スミの大学の同級生/弁護士: キム・ジェマン
大統領秘書官室行政官 キム・ヨンイル: キム・ビョンヒ
ジョンイ日報 イ記者: イ・ドゥソク

テ・スミの若い頃の家政婦: イ・スンヒ
ヨンウを自閉症と診断した医師 イ・ギウォン: スル・チャンヒ

 

法務部長官人事聴聞会議長 ハン・サンテ: イ・ユンサン

テスミの人事聴聞会の評論家: チョン・ミョンジュン


イ・ジュノの姉 イ・スンヒ:  チェ・ソンファ
イ・スンヒの夫  ジョンナム: ユン・ナム(特)
イ・ジュノの後輩: ペク・スミン

イ・ジュノの友達: キム・ミンホ
イ・ジュノの友達: キム・ヨンウ
イ・ジュノの友達: キム・ユンドン

ヨンウらの高校時代の教師: ペ・ソンイル

ヨンウが子供の頃通ったスーパー店主: キム・ジェフム

 

1.おかしな弁護士ウ・ヨンウ 老夫婦の殺人未遂事件

パク・ギュシクの妻/殺人未遂加害者 チェ・ヨンナン: 

                     カン・エシム(特)
ヨンウの元大家/殺人未遂被害者 パク・ギュシク

                    : イ・ドギョン(特)
裁判長: キム・ハクソン    
担当検事 チェ・ヒョヌク: パク・ジョンボク

証人の神経外科医 チョン・グァンヒョン: ミン・クギョン
8番陪審員: キム・ソンイン


2.脱げたウェディングドレス 結婚式でドレスが脱げる

ウエディングドレスが脱げた新婦 ファヨン: ハヨン(特)
ファヨンの父 キム会長: ユン・ジュサン(特)

キム会長の秘書: ナム・ジョンウ
ファヨンの婚約者 ジヌク: パク・ジフン(特)

婚約者ジヌクの祖父 ホン・ジュミョン: イ・ドンチャン  
デヒョンホテル側の代理人弁護士: ユ・ビョンフン

デヒョンホテル代表 ホン・ドクス: パク・サンジョン

ウェディング事業花嫁ヘルパー カン・ジヘ: パク・ユリム

ウェディング事業チーム長 キム・スエ: イ・ジヘ

ウェディング事業チーム クォン・ソジョン: キム・ソンギョン

ファヨンの同性愛相手: ミレ

裁判長: キム・スンテ

 

3.ペンスでいきます 知的障害の弟が兄を殺害?

自閉スペクトラム症/被告キム・ジョンフン: ムン・サンフン(特)
ジョンフンの母: ユン・ユソン(特)
ジョンフンの父/サンジョン薬品 キム会長: ソン・ギユン(特)
ジョンフンの兄/傷害致死被害者キム・サンフン: イ・ボンジュン
ジョンフンを乗せたタクシー運転手: イ・ビョンチョル
キム・ジョンフン裁判のパク・ウンジョン裁判長: パク・スミン

キム・ミンス検事: ペク・ソンチョル
証人/国立科学捜査研究所副検事/監察医: ルヒョン

ジョンフンの心理を証言をする医者: ハ・ドンジュン


4.3兄弟の対立 友人グラミの父が兄弟に騙される

グラミの父 トン・ドンサム: チョン・ソギョン(特)  

グラミの母 ドンサムの妻: ユン・ジンソン
ドンサムの長兄 トン・ドンイル: コ・インボム(特)   
ドンサムの次兄 トン・ドンイ: イ・サンヒ(特)     
ドンサムが住む村の村長 ジニョク: イ・ソファン(特) 
トン・ドンイルの代理人弁護士: キム・ギョンミン

裁判長: イ・ジョンイン
ヨンウとグラミらの高校時代の教師: ペ・ソンイル

整形と言わされたヨンウに怒り叩いた教師: パク・ヒョビン


5.ドタバタVS腹黒策士 ATMメーカー

イファATM営業部長 ファン・ドゥヨン: イ・ソンウク(特)
イファATM開発部チーム長ペ・ソンチョル: ユン・ビョンヒ(特)     
クムガンATM社長 オ・ジンジョン: シン・ヒョンジョン    
クムガンATM代理人弁護士キム・ウソン: キム・ドヒョン(特)    
イファATM裁判の裁判長: チョン・ヒョンソク

リーダース社 ATM課長: チョン・ドゥウォン

グァンホのキムパ屋で文句を言うおばさん客: イ・ジェウン


6.私がクジラだったら… 元北朝鮮の女性の暴行事件

脱北者/強盗傷害罪被告ケ・ヒャンシム: キム・ヒオラ(特)
ケ・ヒャンシムの娘 キム・ハユン: イム・ハビ    
脱北者/ケ・ヒャンシムの共犯 キム・ジョンヒ: イ・ランソ
キム・ジョンヒの代理人 クォン弁護士: ソン・サンギュ    
ヒャンシムの強盗傷害の被害者 イ・スニョン: イム・ソンミ
イ・スニョンの大家: イ・ヨンシル    
裁判長 リュ・ミョンハ(豊山リュ氏): イ・ギヨン(特)
担当検事 キム・ジョンボン: ナム・ジンボク    
イ・スニョンの診断した医師/脱北者に偏見: ソ・ヨンサム

娘の預け先の保育士: アン・スビン

5年前の事件を担当した国選弁護士: ソン・サンギュ


7.ソドク洞物語Ⅰ 高速道路建設
8.ソドク洞物語Ⅱ

ソドク洞の村長: チョン・ギュス(特)    
ソドク洞の住民委員会委員長: キム・ソンボム 

住民 ソドク洞婦女会長: キム・ドクジュ

住民 パク・ユジン(ユジン・パク)/公務員: パク・ガンソプ
住民 キム・ジョンファン(ソン・フンミン): チョン・ソンチョル

住民 チャン・チョルミン(キム・ジャンフン): キム・デヒョン    
ソドク洞裁判の裁判長: パク・ユンヒ

建築家/幸福道の計画に否定的: ハン・ジホ
建設専門家/教授: ミン・ウンシク


9.笛吹男 子供解放軍/未成年者略取誘拐

被告人パン・グボン(おならプー): ク・ギョファン(特)  
グボンの母/ムジン学院 チェ・ソンスク塾長: チュ・グィジョン    
ムジン学院のスクールバス運転手: イ・ジュンヨル    
学院の生徒 イ・セウォン: チョン・シユル    
学院の生徒 キム・ミンジ: ソン・ジウ  

学院の生徒: チェ・セイン
パン・グボン裁判の裁判長: ホン・ソクビン    
パン・グボン裁判の裁判長: クァク・ミンソク    
ムジン学院の生徒保護者: キム・ガヨン

ムジン学院の生徒保護者: パク・ユミル

ムジン学院の生徒保護者: イ・ヒョンソ

ムジン学院の生徒保護者: キム・ミラ

学院近くのコンビニエンスストア店長: カン・ジョンイム

証人の医者: クォンバンソク

裁判長: クァク・ミンソク

裁判官: ホン・ソクビン


10.手をつなぐのはまた今度 知的障害者の性暴行

障害者への準強制性交の被告人

              ヤン・ジョンイル: イ・ウォンジョン    
被害者/知的障害者女性 シン・ヘヨン: オ・ヘス    
シン・ヘヨンの母: イ・ジョンウン
ヤン・ジョンイル裁判の裁判長: クォン・ボムテク    
ヤン・ジョンイル裁判の担当検事: ユン・ヨンミン

ヤン・ジョンイルを捕まえようとした刑事: パク・セフン

ヤン・ジョンイルを捕まえようとした刑事: キム・テボム

証人の精神科医: イ・ウンジュ


11.お塩君、胡椒ちゃん、しょうゆ弁護士 高額宝くじ当選

宝くじ共同購入裁判原告シン・イルス: ホ・ドンウォン(特)   
宝くじ共同購入裁判原告 パク・ソンナム: チョン・ガンヒ    
宝くじ共同購入裁判被告: チョン・ジホ    
シン・イルスの妻 ソン・ウンジ: パク・ジヨン    
賭博場のコーヒー屋/イルスの恋人 チェ・ダヘ: ソ・ヘウォン    
賭博場の「灰皿」 ハン・ビョンギル: チャン・ウォンヒョク    
宝くじ裁判の裁判長: カン・ミョンジュ    
宝くじ裁判の被告代理人弁護士: チョン・ヒョンソク


12. ヨウスコウカワイルカ 不当解雇/解雇無効裁判

ミル生命次長/原告 キム・ヒョンジョン: イ・ジヒョン
ミル生命代理/原告 イ・ジヨン代理: イ・ムンジョン    
ミル生命人事部長 ムン・ジョンチョル: キム・ヒチャン    
証人 ミル生命 チェ代理: イ・ジミン    
原告代理人 リュ・ジェスク: イ・ボンリョン(特)

裁判長 リュ・ミョンハ(豊山リュ氏): イ・ギヨン(特)

キム・ヒョンジョンの夫: ホン・スンギュン

ミョンソクが怯える出所した男?: キム・ドウォン


13. 済州島の青い夜Ⅰ 寺の拝観料
14. 済州島の青い夜Ⅱ 観覧料返還請求の寺問題

原告 キム・ユンボク: ソン・ヨンテ

ヨンウ家の家主/ユンボクの娘:  정의순   
ファンジ寺の観覧料の横柄な券売係: キム・ジェチョル

ファンジ寺住職/被告: ホ・ヒョノ

僧侶: キム・ギホ    
被告代理人: イ・ギソプ    
観覧料返還請求裁判の裁判長: チェ・ユソン    
観覧料返還請求裁判の証人: カン・ドンヨプ

証人/仏教文化財の専門家: カン・ウジェ

拝礼の仕方を教えてくれる女性: イ・ウンジュ  
幸運ククス社長: イ・ドンヨン
幸運ククス従業員/幸福ククス元従業員: クォン・オギョン
幸福ククス社長 キム・ビョンス: イ・スンフン


15. 聞いてないこと、頼んでないこと 情報漏洩

情報漏洩事件ラオンCEO ペ・インチョル: キム・ジュホン(特)   
ラオン共同代表CTO キム・チャンホン: リュ・ギョンファン    
ラオンDB管理者/漏洩元 チェ・ジンピョ: ハン・グンソプ

ラオン理事: チェ・ナモク
ラオン課徴金裁判の裁判長: パク・ジニョン    
被告側放送通信委員会代理人: ユヨン    
ラオン損害賠償共同裁判の原告代理人: チョ・ヨンギュ

放送通信委員会から来た代理人: ミン・サンウ
裁判長とインチョルの仲介人: チャン・ウィドン


16. 風変りだけど ハッカーの弟

テ・スミの息子/ヨンウ異父弟チェ・サンヒョン: チェ・ヒョンジン

テサンの担当弁護士 パク・ビョンソ: チョ・ヨンギュ

ラオン損害賠償共同裁判の裁判長: オ・ジヘ(特)

 

【以下、個人的覚書】

・男性主人公の名前が、イ・ジュノ。イ・ジュノ言うたら、 

この人やないかニヤリ

演じるのはカン・テオくん。

私の鑑賞歴としては

ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた

39歳

ノクドゥ伝」で、今作…4作品目のはず。

肩回りがゴリッとしているのと、口回り(特に下顎)を

ガチッと固めて話す癖?があるようで、特に下あごの

固め具合は香取慎吾かカン・テオかってな感じです(笑)。

後に本人のインタビューを観てみると

「奥歯は意識しました。内的に秘める感情が最大化した時に

できる表現方法として何があるだろうと悩んだ時に、

”奥歯を噛めばいいじゃないか”と思いました。ワクワクしたり

衝撃を受けたりした時の感情を表現するために、奥歯を少し

噛んだけれど、思ったより僕のあごが発達していたようです」

これだったんですね!奥歯なんて見えない部分で芝居を

考えるなんて、すごい!クセじゃなく芝居!

ちなみに打ち上げ時の写真がコレ。このなんていうか奥歯に力入ってそうな感じ。

カン・テオくん、良い役イメージか悪い役イメージかというと

私の中では後者が強くて、ヨンウと仲良くしてても、

裏があるんじゃないか裏が……と観ちゃっていました。

途中まで「ヨンウと異父弟だったりしないよね?」って

心配してた自分に笑うんですけど、意外とその考えの人も

いたみたい。

 

・脚本のムン・ジウォンさんは映画「無垢なる証人」も

書いています。この映画の主人公ジウも自閉スペクトラム症で

弁護士になることが夢でした。脚本家さんは制作会社側から

「ジウが大人になったときに弁護士になるのが可能か、

その話を16部作ドラマにすることが可能だろうか」
と話があり、それを基にしてこのプロジェクトが始まったそう。

ただ、ジウとヨンウは別人。

 

・私の中で、弁護士のイメージは善悪50/50で。もちろん

良い弁護士さんもいるんだろうけど…ってな感じなので

ヨンウが同じ司法方面を目指す上で、検事でなくて

弁護士に向いたのはなぜ?就職的に厳しかったから?

※ネットでは「検事向きだと思う」という意見も見かけられた。

 

・元々は2021年放送予定が“ヨンウはパク・ウンビンしか”

で、キャストの承諾待ちだったようです。すごいですね。

可愛いんだよ…可愛いんだけど…うーん。

 

・実を言うと、パク・ウンビンさんがワタクシちょっと苦手でして…

ついでに鯨とか大きめの海洋生物が苦手で…

毎度、空を舞う鯨やイルカを手で覆って見ないようにして(笑)

見進めていました。※ウンビンさんの困った顔とか中央にギュッと可愛さを

集めて少々媚びる感じの時の表情が生理的に苦手…ブラームスが特に…

でも、今回はウンビンさんに関しては大丈夫でした!

 

・みんな「何言ってんの?」と興味津々な自己紹介部分、

回文ってやつの日本語の字幕を見ますと、

「どちらから読んでもウ・ユンウです

キツツキ、トマト、スイス、子猫、南…駅三駅」

当然日本語との壁がありますのでここは翻訳さんの

腕の見せ処といいますか(笑)

韓国語「기러기 토마토 스위스 인도인 별똥별 우영우

     …역삼역」

形だけで観ても、逆から読んでもなのはわかりますね。

直訳だと「雁、トマト、スイス、インド人、流れ星、ウ・ヨンウ

      駅三駅」

鳥系で逆さま言葉なので、キツツキに代替、

こねこ、みなみ、も変換したんですね。かわいい。

 

・「僅か80年前まで自閉症は生きる価値がないとされていた」

ハンス・アスペルガー博士とナチスの関係性について

ドラマで少し触れていますが、いろんな説があるようなので

ここでは触れないでおきます。

 

・障害、特に精神的な障害については、描くのがとても

とても難しいじゃないですか。病状も様々だし。

なので、ヨンウのような軽度の自閉スペクトラム症として

描かれているフィクション作品にどこまで寛容にエンタメと

して楽しむか、好みが分かれるかなぁ…と思いました。


・韓国ドラマ視聴者なら一度は気になる間接広告PPL。

今回はケーブルテレビ…ということもあり、

「サブウェイを食べるシーンやKAHI(マルチバーム)を塗る

シーンが出なくていい」と視聴者から好評だったそうですが

だいぶ話が後半になってから、KAHI登場(笑)。
結局KAHIには勝てず(笑)

 

・「高成績を狙うなら勉強、痩せたいなら運動。

会話したいなら努力をするんだ」

「好きなことを掘り下げろ」

これは、人生折り返した私も思う人生の本髄な気がする。

 

・一部の物語は実際の裁判を基にしているものも。

ソドク洞の高速道路は、実際は住民が敗訴。

宝くじ当選金は「違法ギャンブルロト当選金」

生命保険の解雇は、農協中央社の夫婦解雇や、

アリアンツ第一生命の事件も参考か?

お寺の観覧料は「智異山天恩寺」の入場料。

ラオンの情報漏洩もINTERPARKやSKコムズの事件を

参考にしたものらしい。子供解放軍はソウルの塾街

大峙洞をモチーフに?


・ソドク洞に出てくるあの天然記念物にするしないの木は

実際に8月24日付で記念物に!

 

・ペンス回のタクシー運転手のエピソードが辛かった。

ヨンウを見て支払い能力がないと判断した態度をとる

運転手。あと、自閉スペクトラム症の弟が兄を殺したと

事件が世間に知れ渡ると「どうせ無罪」「自閉症は

殺人免許」と批判される。これも世知辛い。

 

・同じ事務所の嫌なほうの先輩弁護士を演じるのが

チェ・テフン。おなじみすぎるチェ・テフン。逆さまに

なっていた初登場場面は、だいぶぶら下がっていたのか

顔がむくんでて誰かわからなかった(笑)。

 

・ラオンCEO役を演じたキム・ジュホンさんは、監督との

浪漫ドクターキムサブつながりでご出演。

 

・ヨンウパパ役のチョン・ペスさん。良い人役も悪い人役も

やるバイプレーヤー。子供の頃のヨンウがおもちゃを

出しっぱなしにしてて踏んづけて痛がって噓泣き→

痛がる父に無関心なヨンウに本泣きする場面の

泣きの転換がなかなかエグい(3話)←勿論褒めてる

子役のヨンウ。

 

・テ・スミの現在の夫は、ハンバダ代表のハン・ソニョンの

元彼か好きだった男だったっぽい。

ハンバダ(한바다)は大きい海→鯨も泳げるね

テサン(태산)は大きく立派な山。

 

・ソドク洞のユジン・パクことパク・ユジンを演じたのは、

ク・ギョンイでの心優しいゲイの方。

ラオンで怪しいメールの添付を開いちゃって漏洩させて

しまった社員(ハン・グンソプ)は、ファンタスティッククラブ

中退した子。

脱北者で強盗傷害の罪に問われている被告役の

キム・ヒオラさんは「賢い医師生活2(レポ未完)」では

肝移植患者でした。

ヨンウパパの若かりし頃を演じたのは、チャン・ソンボムくん。

怪物ヒーラー星から来たあなたのAD、

ファイ 悪魔に育てられた少年などに出演。

 

・ジュノ。弁護士仲間を乗せている時と、ヨンウと

デートの時で運転の丁寧さが違う(笑)。

 

・キスシーンで、仕方を教えるというのも久々に観たし、

キスするとマンション廊下の自動灯火が落ちて、

シルエットだけになる…という(もしかすると障がい者が

生々しく…とかいう配慮からなのかもしれないけど)

演出はなかなか斬新でよかったです。

 

・腹黒策士のクォン・ミヌ弁護士(チュ・ジョンヒョク)の声が

ちょっと私のおじさんイ・ソンギュン。

※一応断っておくと私の叔父さんではないです。←わかっとるわ

そんで、身長183もあるの?

全然見えないのはなんで?←しらんがな

カン・ギヨンさんとかカン・テオくんが身長高いから?と

思ったら、180前後するぐらいだし…

スヨンも165㎝と標準的なのに…全然高身長に見えない。

※自称・身長警察。180以上か以下かは慎重に捜査をして偽証を見逃さない。

ユミの細胞たちと今作。

ちなみにクォン・ミヌは権力(韓国語でクォンリョク)に

敏感な人なのでクォン・ミヌと名付けたと脚本家。

 

・裁判モノなので、とにかく出演者は多い。

中でも制作陣がこだわり抜いた脇役は

トン・グラミのパパ(チョン・ソギョン)あの脱力感は確かに…

子供解放軍(ク・ギョファン)。みんなキャスティングしたいと

思うもん、ク・ギョファン。

あとペンス(彼はdpにも出演)を演じたムン・サンフン。

ペンスは、厚底靴にインソールもイン。服もわざと

ダボダボなのを着て巨体を表現したとのこと。

実際はカン・ギヨンさんとそんなに身長は変わらない。

それと、ヨンウの親友トン・グラミ(チュ・ヒョニョン)も

彼女をぜひ!とのことだったそう。  

 

・物語には「発達障害の人が、不安を感じた時に

抱擁してくれる抱擁椅子」の話が出てきます。

交通事故の現場を見たヨンウが自分の症状が出るのが

わかって、ジュノに「強く」「強く!」と抱きしめてもらうシーン

の流れです。デザイナーのアレクシア・オードランが作成した

「オトチェア」というものだそうです。

血圧のアレみたいな(あのギューッって)感じで抱擁して

くれるんだとか。

 

・生まれたばかりの子供を父親に預けて、自分は

別な男性との間に子供を作って暮らすテ・スミを演じるのは

チン・ギョンさん。彼女は毎回毎回「あれ?この人…

よく見る…誰だっけ?」からスタートし(ボケ過ぎ)、

「キムサブのオ看護師長じゃん!」ってなります。

私の脳内HDDがバグ起こしすぎ問題です。

でも、確かになんていうか…クールな役所が多いんですけど

毎回、騙される…違うな…言葉が…別人に見えるんで
えっと……好きですねぇ。大好きです。

 

・春の日差しこと、ハ・ユンギョンさん。

いいですねぇ!美人過ぎないというか、程よく美しく。

人相的に誠実に見えるというか。

女友達増やしたくない派東京支部副会長(自称)(笑)の

私が珍しく「友達にしたい」タイプです。

好きなタイプの美人。

 

・5年ぶりにあったのに部下の裁判の相談の話を優先する

元夫チョン・ミョンシクの態度に対して、

元妻の諦めたような「해」が好き。

そして、元妻とヨンウの会話を間に手をすっと差し出すだけで

止めようとする元夫の芝居も好き。

胃がんがわかって、急に顔色が悪くなってしまって「急だな」

と思いましたけど、精神的に病人になるって案外ありますね。

 

・やっとたどり着きました。このドラマの第二の主役と

いっても過言ではないんじゃないかと思うし、

カン・テオのところで男性主人公って書いたけど

本当はこっちかもしれんよな、のがカン・ギヨン。

すべての場面においての中和剤。ニュートラル。

オーガニック。

「水だけで汚れを落とします」的な存在。←どんな?

すっばらしいバイプレーヤー。一度、彼の悪役を観たこと

があるんですけど、やっぱり彼は100%善人でいて。

 

・カン・ギヨンさんの“ハズし”があるから、その他の

濃い部分が薄まって、リセットされるんだと思う。

この打ち上げ入り映像を観てた時、「カン・ギヨンし~~!」

って言いながら手を振っている自分がいたわ。

 

・飛行機内のシーンは、飛行機初めての子と乗るなら

窓際の席を譲らない?と思ったけど、照明の関係か

窓の外の景色の関係か(グリーンバックができないとか)で

通路側に座らされるウ・ヨンウ。

 

・私はヨンウとグラミの挨拶シーンでもなく、早口な自己紹介

でもなく、ドアを開けたあとのヨンウのカウントをマネしては

ジュノが背後に立って助けに来ないかな?と思う毎日。

第二関節だけ曲げるのがコツかと思います。

 

・カン・テオくん、ヨンウとの関係性を演じる時に

「猫を散歩させている人のような気持ち」を意識したとか。

犬とは違うのよ。我が道を行く猫を後ろから気配を消して

見守り、危ないとおもったら手を差し伸べる…

 

・キンパをきちんと並べてから食べるウ・ヨンウが、

父子家庭なのに、あれだけきっちり毎日メイクするのは

どうやってるんだろうとか、手を1分繋ぐのも厳しかった

ヨンウが、接吻(あえて)が軽く平気になるものだろうか

とか、気にするタイプです(笑)。

 

・お寺のあのお坊さんたちは本物なんだろうか…。

13話のお寺でのシーン。

お寺参拝あるある「参拝の流れがわからず周囲を見回す」

は、日韓共々なのね(笑)。

腹黒策士が拝礼を諦めて同僚のスヨンがなんで

しないのよ?と問い詰めると「カトリックだから」と答える。

スヨンも拝礼に戻らないのを咎めると

スヨン「私もカトリック」

腹黒「洗礼名は?」

スヨン「ジェニー…」

腹黒「BLACKPINKは聖人か?」

こういう洒落たやり取り好き。

 

・ジュノのファッションにかなり批判もあったみたいだけど

職業を表すには仕方ないよね(笑)。

ファッションといえば、ドラマ終了後の打ち上げ会場に

現れた私服の腹黒策士くんが「修学旅行中の学生か?」

みたいな恰好だったことに好感を持ってる(笑)。

(韓国ドラマの打ち上げは(確か)視聴者への感謝もこめて

会場のお店の入りの様子を公開してる場合が多い)

ちなみに、ジュノの(多分私服の)Tシャツがめちゃ気になる。

あんだけ「猫」「猫」言うて(interviewで)犬なん?

 

・「そこらへんに居そう」を演じることを得意とする自然タイプ

の演者さんと「自分を立てる」ことのほうが得意な演者さんと

いまして、もちろんどちらも演じ分けられるという人もいると

思うんですけど…。私は前者のタイプのほうが好き。

病院で寝ている時には堂々とスッピンで演じられたり、

自分の可愛く見える角度に持っていかない(笑)演者とか

そっちのほうが好き。

 

・ヨンウを含めて、仲間の同僚たちも法律用語が容赦なく

スピーディーにぽんぽん出てくる。

?が飛びまくってしまうこともあるが、この不親切さが

リアルを生んで逆に心地よいとさえ思った。

 

ズンチャッチャ、ズンチャッチャ…

 

星は8つです

★★★★★★★★☆☆