韓国ドラマ「ヒーラー ~最高の恋人~」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

「韓国の面白いドラマ」のランキングに

必ずといっていいほどに名が挙がるこのドラマ。

 

一話を観かけて、途中で寝てしまい、

また一話から始めて、途中で寝てしまい…を

何度か繰り返してしまいましたが、やっとのことで完走です!!

 

原題:힐러

2014年から2015年にKBSで放送。全20話。

 

【あらすじ】

闇の便利屋「ヒーラー」ことソ・ジョンフは、誰にもその顔を

見られることなく、殺人以外ならどんな依頼も完璧にこなす

業界屈指の伝説の人。

 

そんな彼の所に、1人の女性を捜してほしいという依頼が。

ターゲットは、三流Web新聞「サムデーニュース」の記者

チェ・ヨンシン。依頼主は、ABS放送局のスター記者

キム・ムンホだった。難なく彼女を見つけ出し、

仕事をこなしたジョンフだったが、さらにムンホから

新たな依頼が届く。それは、ヨンシンの夢を調べること。

奇妙な依頼を不審に思いつつも、彼女の身辺を調べるうち、
その過去を知り、気になり出したジョンフは、

新人記者パク・ボンスとして彼女の職場に潜入する。
 

【キャスト】

ヒーラー ソ・ジョンフ(パク・ボンス):チ・チャンウク    
チェ・ヨンシン(オ・ジアン):パク・ミニョン

 

ジョンフのパートナー チョ・ミンジャ:キム・ミギョン
ジョンフの師匠 キ・ヨンジェ:オ・グァンノク    
ジョンフの子分 デヨン:テミ    

 

ヨンシンの養父・弁護士・カフェ経営 チェ・チス:パク・サンミョン    
カフェの従業員:ウ・ヒョン
ヨンシンの上司・編集部長 チャン・ビョンセ:パク・ウォンサン

テレビ局ABS記者 キム・ムンホ:ユ・ジテ    

ムンホの兄でチェイル新聞会長 キム・ムンシク:パク・サンウォン

ムンシクの妻 チェ・ミョンヒ:ト・ジウォン    
ムンシクの秘書 オ・テウォン:チョン・ギュス    

ムンホの元彼女で上司 カン・ミンジェ:ウ・ヒジン    
ムンホの後輩記者:チャン・ソンボム    


ジョンフのライバル ペ・サンス:パク・サンウク    
御大(パク・ジョンデ):チェ・ジョンウォン    

警察庁サイバー犯罪対応センター班長:チョ・ハンチョル
ジョンフの依頼人 コ・ソンチョル:イ・ムンシク    
ヨンシンが助けた自殺未遂の脇役女優:キム・リナ    
チュ・ヨニが所属する芸能事務所の社長:チョン・ヘギュン

ジョンフの亡父 ソ・ジュンソク:チ・イルジュ    
ミョンヒの亡夫でヨンシンの父 オ・ギルハン:オ・ジョンヒョク    

ヨンジェの若い時代:チェ・ドング    
ムンシクの若い時代:ソン・スンウォン
ミョンヒの若い時代:チョン・ヘイン    
 
ジョンフの少年時代:パク・シジン/コ・ウリム/チェ・ジョンフ    
ムンホの少年時代:キム・スンチャン/チョン・テウォン/イ・ウジュ    
ヨンシンの少女時代:キム・ソヨン/シン・スヨン/パク・ジソ/

ク・コンミン
子役多すぎ問題(笑)。

 

何度も視聴挫折で寝てしまった大きな要因は、

一話の導入だと思うんです。派手さはあるんですけど

ようわからん(ざっくり)事件から突然始まる感じなんですよ。

 

主人公は廃墟みたいなところに暮らしているけど

まぁ、体は動ける感じ。廃墟から、「闇の仕事人」なのは

わかるし、それをサポートするハッキングおばさんもわかる。

んで、走る電車の車内から事件が始まって…

 

かと思えば、1980年代の様子が描かれたりして。

(主人公の親世代の過去の場面)

そこに出てくる青年時代の登場人物と、

大人になってからを別の役者さんが演じてるんだけど

それが結びつく人と、そうでない人がいましてですね(笑)。

「え?あなたが、彼の成長した姿なの?嘘でしょ?」

…みたいな。

吉本の岡本マネ―ジャー→岡本社長みたいなもんです(違う)

 

ハイテク(という言葉自体が時代遅れ感があるけど)な

カッコいいドラマが好きな人にとっては、ワクワクするだろうし

じっくりジワジワタイプが好きな人にとっては、うーん、な感じ。

そもそも事件追いものって、ツッコみたくなるじゃないですか。

「そんな危険なところ、なんで一人で行くんだよ」とか

「助けを待てよ」とか(笑)。ツッコミ疲れを起こしまんがな。

 

挙句、主人公二人ともが、いわゆる「整形顔」過ぎてね。

液体注入~ぐらいの整形なら慣れてきたんだけど

あまりに見本市みたいな顔されていると…

息苦しくなるというのでしょうか…

 

まぁ…でも?キスシーンは美しく程よく感じたのは、

映される顔が半分半分になって、押し迫る美の見本市感が

半分×2でちょうど一個分になるからでしょう。多分。めいびー。

 

なにより、長身のアクションシーンは見応えがあった!!

よかった!!テコンドーの勉強になる!!

 

・チ・チャンウクは役を作り込みすぎるタイプ?

ヒーラーの時と身を隠しているボンスの時の表現なのか

ボンスの時は、よく眼球が動く。気が弱い、というキャラクターの

設定に合わせたのかもしれないけど、三半規管弱い人なら

それで酔っちゃうよ、ってぐらいに動いてた(笑)。

 

・ヒーラーがヒロインに初めてキスをする場面。

彼は仕事上、顔を隠していて、その時にも彼女に

帽子で目隠しした状態なわけです。

それで、キスって……。いい男だったから良かったものの、

現実なら通報モノですよね?(笑)

 

・10話。会見場に乗り込むシーンで、決め込んだジョンフと

ヨンシンが美しかった…。どんな整形美女でも(こら)、

ノーマルよりはメイクで仕上げた方が格段に美しいんだな。

あと、この場面で「キム秘書か、パク秘書か…」との台詞。

でも、キム秘書はこのドラマより4年ぐらい先の作品だし、

単なる「キム秘書」扱い?

 

・編集部長や、ムンホの後輩でスパイ(隠さず)である彼とか

ハッキングがお得意のおばさんもだし、脇がいい。

 

・ムンシクの妻は、なんであんなヤツと結婚したんだろう。

たとえ、事故で大変だったとしても、自分の夫の元友人と

(自分も仲間だったけど)結婚するか?

 

・警察の内部がかなり腐敗している設定だったんだけど

あそこまでされると身もふたもない(笑)。

 

★★☆☆☆ 二つかな。