このブログに「racerKAZU的CBR125用タイヤの評価」
を公開したのは3年ほど前になりますか。
かなりマニアックなネタだったにも関わらず
いまだにほぼ毎日閲覧されてるんだよね…。
そんなにCBR125でレースしてる奴いないだろうに…(^^;
あと、去年「”racerKAZU的CBR125用タイヤの評価” 続編」
も公開して、カートコース走行用のCBR125のリアに使う
スーパースポーツバイク用フロントタイヤの
バリエーションについても触れてみました。
俺的には、カートコースでCBR125を走らせるにあたって
120/70ZR17(F)のタイヤはCBRリア用にベストマッチで
最近ではリアから転ぶなんてことはまず無いな、
と思えるほどしっくり来ています。
このタイヤチョイスに至るまで、BT39SSのリアタイヤで
走っていた頃、転倒の約9割は
リアからのスリップダウンだったのにね…(^^;
ただ、俺の中でもフロント用のタイヤをリアに履いて
なんか変な挙動が出たりしないもんだろうか??
という疑問は、このタイヤチョイスをした当初から
ずぅ~~~っと頭の中にあったんだよね。
で、今回はそのもやっとした疑問に対して
ちょっとアクションを起こしてみました。
これまでの俺のタイヤテストの中で
特にフィーリングの良かった下記3タイヤ
右から
・ミシュラン POWER CUP EVO
・ピレリ DIABLO SUPERCORSA SC V2
・ダンロップ SPORTMAX GP Unbeaten-03
…に対して
走行中のタイヤの挙動を動画で撮影してみたのです☆彡
実際にこうして観察してみると
俺のインプレと挙動が一致している感じがする。
まず、ミシュランはやっぱり
タイヤの構造がしっかりしている感じがする。
でも、ただタイヤが硬いだけというわけではなく
路面のギャップはしっかり吸収しているように見える。
挙動の収束性はピカイチだな。
一方ピレリはタイヤ全体がたわんで
衝撃を吸収している感じ。
タイヤの動きは大きく見えるけど
走った感じは悪くないし、タイムも決して遅くない。
また、タイヤのたわみのせいか
フルバンク時の接地面積が大きく見える。
グリップ感とギャップ通過性が良いのは
このしなやかなタイヤの動きのおかげかな?
ダンロップは3者の中で一番タイヤの挙動が大きい印象。
グリップ自体はしっかりしている割に
ちょっと不安な感じがするのはこの挙動のせいかな?
でも、タイムは決して遅くないんだけどね。
ちなみに、今回この動画を撮影したときの
ラップタイムはどのタイヤもほぼ同等で
特にタイム的な差はありませんでした。
俺の好みではミシュランがNo.1なんだけど
久々にピレリを履いてみて、
「あれ?ピレリも悪くないな♪」
という印象でした。
バイクを倒し始めた瞬間の旋回性は
ミシュランがトップでピレリは若干劣るので、
コーナーの旋回半径はピレリの方が
やや大きくなる印象なんだけど
タイヤの特性なりにコーナリングを組み立てれば
良いだけの話。
ただ、路面の状態が良い榛名だと
各タイヤの差があまり出てこないんだよな。
路面ガタガタの桶川とかだと
タイヤの挙動が安定しているミシュランに
分があるような気がするんだよな。
そういえば、先日桶川で
CBR125にミシュランを履いて走った
某ライダーのインプレとして
「限界超えると一気に抜ける」
という意見がありました。
彼は、俺と違って超軽量なので
構造がしっかりしたミシュランを使いこなすには
デブ荷重が足りなかったのかな…?
軽量ライダーにはピレリの方が向いてるって事かな?
そんなわけで、今回もタイヤに関するマニアックネタでした☆彡