穴と橋とあれやらこれやら -244ページ目

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【序】より続く。

 

 

 

下見で終わろうがなんだろうが、

まずは憧れの物件に向けてのアクションを開始したことに、大いに昂った。やったるぜ!

 

つうか、アプローチがここで正しいのかという確信さえもないという心許なさがちと辛いが。

 

 

 

 

 

 

形ばかりの封鎖ロープに掛けられていたのは、

滑落の危険性がありますので、この先への立ち入りはご遠慮ください」

 

よくある注意喚起と気にも留めなかったが…このおよそ5時間後、しみじみと再度眺めることになるのだった。まあそれはまた別の話。

 

 

 

 

 

数十m進むとすぐに、

上下の分岐が現われた。

 

この池郷川、沢屋さんたちにはつとに有名な名渓らしく、そっち方面の記事ならばたくさん出てくる(その中の一部で、今回目指す物件が登場するものもある)。そうした人たちは、ここから入渓する感じなのかな。

 

 

 

 

 

わたくしまったくの手探り状態なので、まずは上を探ってみた。

 

すると割とどんどん登っていくのでこれはなんか違うかな?と思ったのと、

遠くの渓流沿いに、いかにもな人工物が見えたので、どうやら下ルートが正解な気がしてそちらに回った。

 

 

 

 

 

すると果して、

しっかりした道が続いている。やはりこっちか。

 

 

 

 

 

 

…と安心したのも、一瞬のこと、

道はまた高度を上げ…なんかヤバいもんが見えてきたんだけど。

 

 

 

 

 

それは、やる気ゼロに封鎖された、

鉄製桟橋。

 

こういうものなしでは到底クリアできない地形だからして、もちろんありがたい。

 

 

 

 

 

ありがたいんだけども…

ありがたくないもの発見(笑)。

 

穴、開いとるやーん。

 

 

 

 

 

いや、それどころじゃなく、

腐れてるやーん。

 

なんと、パンチング・メタルの鉄板は腐食してあちこちで抜け、おびただしい大小の穴が開いてるじゃないか。

 

何が怖いって、細かい落石や落ち葉が堆積して、抜けてる部分が判然としないこと。とてもまともに真ん中を歩く気はしないので、両端のIビーム(鉄骨)の上を歩くのがベターなのだが、山側は堆積物が多いのと岩がオーバーハング気味なところもありでどうにも歩きにくい。

 

 

 

 

 

なのでー、

川側のビーム上を歩くのだが、ところどころ手すりが損壊してるので、これまた怖い。池郷の清流は、こんなにも美しいのに(笑)。

 

のっけから心温まるお出迎えじゃないのさ…。

 

 

 

 

 

後半はマシになってきて一安心。

こんなワケわからんものが落ちてて一枚撮った。

 

このカーブの先で、緊張の桟橋パートはとりあえず終了。

 

 

 

 

 

振り返って一枚。

桟橋パートは…70mほどもあったかな?なかったかな?

 

とりあえずあの状態を見れば、桟橋そのものが全然信頼できない。願わくば、ここだけにしてもらいたいところだが…(フリ

 

 

 

 

 

ともあれまずは、

かたい地面の上を歩く安心感を堪能(笑)。


 

 

 

 

 

その先にあるのは、

先ほど見えた、道の跡とおぼしき人工物だ。

 

これに引っ張られて歩いてきたが、依然としてこの道が正解なのかはわからない。まあとりあえずは辿り続けてみるか…。つうか、遠くでこの道、壊れてるようだが…。

 

 

 

 

 

 

その場所に来た。

いつかに写真正面の谷が暴れたのだろう、道とおぼしきコンクリ板が、チョコを割ったように散乱している。

 

 

 

 

 

そしてその先、渓が狭まり始めるところ。

石積みの上に、一種独特な場所が待ち受けていた。時刻は6時12分。

 

 

 

【2】に続く。

(テーマ分けは旧道・廃道としておきます)

 

 

2021年4月22日に敢行した、紀伊半島・念願叶ったり叶わなかったりツアー。

 

 

 

この日のターゲットは大きく二つのみ。まずは最初のターゲットへとアプローチすべく、

ここに車を停めた。

 

 

 

今回目指すは、長年にわたって想い続けた憧れの物件。なのだが、ろくすっぽ情報がない。

 

「池郷川になんか隧道があるらしい?」ってことを知ったのははるか昔、「日本の廃道」(ORJ)さんで各号の内容を見ていた時。第78号に掲載された「池郷川口軌道」のところにあった、「奈良県下北山に「隧道のあるトロッコ軌道がある!」と聞き、絵葉書画像を手に駆け付けた筆者。待ち受けていたものは…?」という概要文を見た時だった。そしてその絵葉書自体には隧道は写ってなかったのだが、その号の表紙がまさにその物件…と思われた隧道の鉄板の構図のやつ。

 

近年になってようやくわずかな先人の記録で、同じような写真は見たのだが、細かいアプローチや場所、ロケーションなどわからないことだらけ。

ぜひ行っては見たかったものの、紀伊半島に行ったら、腰を据えてどこかを探索というよりはできるだけあちこち回りたいという貧乏性的な習性もあって、ずーっと手をこまねいていた次第だった。

 

「なぜとっととORJを購入して詳細を知ろうとしない!?」との指摘は甘んじて受けるが、なんていうか、まず自分で訪ねてみてから読みたかった、っていうのはある(笑)。なので、この連載が終わったら、購入してみて自分の中での答え合わせをしてみるつもりだ。

 

 

 

これじゃあいつまでたっても攻略できない、ってことで、ようやく腰を上げたこの日は一応下見というスタンスでやって来ていた。なりゆきで、あわよくば攻略も、的な。

 

 

 

 

 

 

で、申し訳ないのだが、わたくしもここまでの慣例に従い?(そんな慣例あるのか)、地図の掲載は控えておくことにする。

本気で興味のある同好の士ならば写真のみでピンとくると思うし、逆にそうでない人は近付かない方がいい。そんな物件なので。

 

 

ちなみにわたくし、以前あることがあってから、墓地の前には決して車を停めないことにしている(謎)。

 

 

 

 

 

身支度を整え、5時55分、探索開始。

 

さて、まずアプローチについて、

ここしか考えられない。

 

 

 

【1】に続く。

 

 

 

 

記事数3,000到達記念連載として、近年の探索の中で最高の「感情のジェットコースター」を味わったやつをやる。

 

 

絶望と歓喜と達成感と、そして

まぎれもない恐怖と。

 

 

 

【序】に続く。

 

 

ちょっと前に気づいて、これは一応ネタにしとこうかなと。

 

 

 

 

三つの「千」。さて、なんでしょうね?(笑)

 

 

 

 

はい、2013年3月1日のブログ本格稼働から8年2ヶ月。

本記事をもって、通算記事数が3,000となりました~。

いえーい(寒)

 

1,000本の時2,000本の時も記事にしてたみたいですが、完全に忘れてた(笑)。

 

 

もっといってるかと思ってたけど、考えてみたらまあそんなものですか。当初から「ほぼ日更新」を心がけていたけど、8年2ヶ月…365日×8に60日足しても2,980日ですもんねえ。たまにトバす日もあるけど、たまに1日に複数回しょーもない記事を投下していたこともあったし、プラマイでやっぱこんなもんですな。

 

 

 

 

この機会に、3,000記事の(正確には2,999記事の)内訳を見てみましょうかね。

テーマ別で最多なのは491本の「道路トンネル・隧道」、次いで「道路橋・橋梁」が482本で続いております。この二つのテーマでほぼ三分の一近くを占めてるわけですな。

ここ数ヶ月、意識して道路トンネル記事を減らし気味に、道路橋記事を増量してきてまして、要は一位と二位の差を少なくする方向にコントロールしてる途中なんです。これは単純に、とっくの昔に記録した物件の数がトンネル隧道よりも橋が上回ってるため、その実態に合わせようとしてる…んですけど、誰が興味あんねん(ⓒヤナギブソン)

 

これらに次ぐ第三位が、手抜きの定番である「次回予告篇」で276本。一応大ネタや連載ネタの枕として書く建前ですが、手抜きの手段としても重宝しております。明日もやります(笑)。

どうでもいいことですが、この「篇」という漢字づかい(前篇、後篇にも使ってますな)、別に格段の拘りがあるわけでもないんです。ただなんとなく最初に使ったもんですので、今さら急に「編」に戻すのも唐突かなあ…って、惰性でずっと使ってるだけで。

 

 

これまでことあるごとに書いてるんですが、テーマ分けやそのネーミングなど、試行錯誤して何度か修正や追加を行ってますけど、一度もしっくりきたことがなくって(笑)。どうにかしたいんですけど、どうしていいんだかいまいちイメージが湧かないっていうね。

現在でいうと、「ブログ」というテーマと「ごあいさつ」というテーマの使い分けが我ながら不明だなあと(この記事も)。

そんな中で、都府県別の記事まとめリストは、やってよかったほうですかね~。エリアに応じて見てもらいやすくなったと思うので。まあ今のところ、新たに追加しようというテーマはないです。

 

 

 

ほんと誰も興味ないとは思うんですいませんね(笑)。こんな感じで粛々と「ほぼ日更新」を心がけで続けていく所存ですので、よろしくお願いいたします~。

 

 

先日に続いて、踏んづけられ系橋(なんやそれ)をもういっちょ。

 

 

2020年6月10日、出張中の休みに敢行した「鹿児島超タイト駆け足周遊」。この日のネタで記事にしているのは、終盤の飯牟禮隧道神園隧道

 

この日は、わたくし的には珍しくピンポイントにメインターゲットを決めてその間は一気にワープ!って感じで進行したのだが、それでも通りすがりに思わずストップ、って物件もいくつかありまして。今宵ご紹介するのもそんな一品。

 

 

 

ファースト・コンタクトがこの景だったが、

妙に惹かれるものがあり、思わずストップ。場所はコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは正対。

一見してそれなりに古そうな橋。少なくとも昭和半ば以前だろう。

 

「踏んづけられ系」たる頭上の橋は、南薩広域農道である。

 

 

 

 

 

 

お名前は、

「たきみばし」。よくある名前だが、滝が見えるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

お誕生日は、

「昭和35年3月」。わたくしのこれまでの経験値では、橋銘板においてはほぼ見た覚えのないフォントだ。

 

 

 

 

 

 

 

ここに停まったのは、ひとつにはその佇まいに惹かれて。

 

そしてもうひとつは、お国柄石橋じゃないか?と期待してのことだったが、

そこは外れた。まあそう甘くはないな。でも全然、悪くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

橋上から眺める上流側。

とても滝が見えるような感じがしないが…

 

 

 

 

 

 

あにはからんや、下流側は…

おおっと。全然感じが違うぞ?

 

 

 

 

 

 

ちょうど断層の境目なのか、この橋の下流側で

大きな崖になっており、おそらくそこが滝になっているっぽい。

 

とてもおもしろい地形だが、でもこれって、「滝」見橋というよりは「滝の落ち口」見橋よねえ…(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

渡って、正対。

橋の両側で川の相がこうも違う橋、好きだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

その川の名は、

高取川というそうで。

 

 

 

 

 

 

最後に、漢字で

滝見橋、と。

 

 

やっぱり、こういう脱線がないと面白くないやね。

 

 

 

以上。