神園隧道(仮)【序】(鹿児島市本名町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

2020年6月10日、出張中の休みに敢行した「鹿児島超タイト駆け足周遊」の終盤に訪ねた隧道をご紹介。今宵はまずは、前説を。

 

 

 

明晩から三回に分けてお送りする予定のこの隧道、以前にひょんなことから、鹿児島の自然や生物多様性を紹介するサイトで見つけたもので、そこで書かれていた隧道の情報は…

 

「長さ約88m、高さと幅が約2.3mのコウモリがいる細長い隧道」

「山間にある家と田畑をつなぐ農作業には欠かせない通路として利用されています」

 

という、なかなかにそそるもの。ちなみにありがたいことに、位置情報までも得ることができた。

*初の試み、袋とじ的に隠してみました(爆)。工夫すれば見られるのかな?まあ本篇では改めてちゃんと書くのでご安心を(笑)。

 

 

 

 

で、さらなる情報を求めて調べてみたのだが…これがまあ現役の物件にも関わらず、びっくりするほど同業者情報がない。

日本全国の現役トンネルはすべて網羅されてるんじゃ?と思うくらいに多くの隧道/トンネルを掲載されている穴蔵~あなぞう~さんやtunnel webさん、及び当該サイトがご提供くださっている「トンネルリスト(平成16年度道路施設現況調査/国土交通省)」、そして「隧道データベース」にもその名はなし。


つまり、記事公開日現在において同業者…すなわち道路/隧道趣味者的観点からの記録やレポートは見つけられていないのである。さらに言えば、地理院地図を含めてあらゆる地図、電子地図にもその記載はない。

 

 

 

こうなるとマイナー物件大好きっ子のわたくし、俄然気になる、気になりすぎるわけで(笑)、いつかは訪ねてみたい、と願っていた。よって今回実現した県内周遊において、限られた時間の中でもここだけは絶対に行きたかった、まさにメインターゲットだったわけである。

 

 

 

 

 

 

そうそう、先述の状況なので、業界的にはネット初、ということになるのかもしれない。期待せずお待ちを。

 

 

 

【1】に続く。