先日に続いて、踏んづけられ系橋(なんやそれ)をもういっちょ。
2020年6月10日、出張中の休みに敢行した「鹿児島超タイト駆け足周遊」。この日のネタで記事にしているのは、終盤の飯牟禮隧道と神園隧道。
この日は、わたくし的には珍しくピンポイントにメインターゲットを決めてその間は一気にワープ!って感じで進行したのだが、それでも通りすがりに思わずストップ、って物件もいくつかありまして。今宵ご紹介するのもそんな一品。
ファースト・コンタクトがこの景だったが、
妙に惹かれるものがあり、思わずストップ。場所はコチラ。
まずは正対。
一見してそれなりに古そうな橋。少なくとも昭和半ば以前だろう。
「踏んづけられ系」たる頭上の橋は、南薩広域農道である。
お名前は、
「たきみばし」。よくある名前だが、滝が見えるのか?
お誕生日は、
「昭和35年3月」。わたくしのこれまでの経験値では、橋銘板においてはほぼ見た覚えのないフォントだ。
ここに停まったのは、ひとつにはその佇まいに惹かれて。
そしてもうひとつは、お国柄石橋じゃないか?と期待してのことだったが、
そこは外れた。まあそう甘くはないな。でも全然、悪くない。
橋上から眺める上流側。
とても滝が見えるような感じがしないが…
あにはからんや、下流側は…
おおっと。全然感じが違うぞ?
ちょうど断層の境目なのか、この橋の下流側で
大きな崖になっており、おそらくそこが滝になっているっぽい。
とてもおもしろい地形だが、でもこれって、「滝」見橋というよりは「滝の落ち口」見橋よねえ…(笑)。
渡って、正対。
橋の両側で川の相がこうも違う橋、好きだなあ。
その川の名は、
高取川というそうで。
最後に、漢字で
滝見橋、と。
やっぱり、こういう脱線がないと面白くないやね。
以上。