穴と橋とあれやらこれやら -238ページ目

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【8】より続く。

 

 

 

渡渉して廃道に入ってから56分、進軍開始からは2時間14分。

8時38分、ついに狂小屋(きちがいごや)へと到達。

 

思い切って探索実行に踏み切ったが、ここまではまさに結果オーライ。大きな障害もなく、無事に最初の目的地に到達できた。ご先祖様と弁財天様とおっちゃんらに感謝(笑)。

 

次いで…ここに来る人たちのほとんどは気にすることもないであろう、我が重要目的物が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

そうですよ~。

橋!

 

橋そのものはさほど面白いものではないだろうと予想してきたが、どうもそれは外れてはいなかったようだ、残念ながら(笑)。

 

でもいい。全然いい。ここにあるってことが重要だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて、航空写真モードで見た狂小屋を。

扇谷に、東からの支流・カラカン谷が流入するその出合が狂小屋である。

 

見たところ建造物は残っていないようだが、この恐ろしいほどの山奥にあって、意外なほど広い平場に、田畑の跡が広がっている。季節限定の小屋がかけられていた程度の場所ということだが、それにしては規模が大きい印象。

 

 

 

 

 

 

 

ひときわ気になるこの目の前の平場は、

けっこう謎な一画。後ほどちょろっと触れる。

 

 

 

 

 

 

 

進んでいった先が、

最初見つけたときに感動した、カラカン谷に行き当たる明瞭な丁字路。ここで一応ゼンリン地図も。

 

ここには、なんか道標的なものがあるんじゃないかと期待して来ていて…おっ、右手になんか倒れているが、あれは…?

 

 

 

 

 

 

 

残念。

よくわからんものだった。看板かと思ったら、確かお米の袋だったかな?

 

 

 

 

 

 

 

これが、カラカン谷。

遠くに見えるのは、能郷白山に連なる山稜だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこれが、ゼンリン地図にも描かれている、カラカン谷を遡上する道だが、

ぐえ(笑)。

 

こっち方面に関しては、真正のド廃道と化しているよう。航空写真で見る限り大きな堰堤が二つあるが、わたくしの興味の対象である橋などはなさそうだったので、こちらへの進軍はしなかった。

…でも、草ヒロとかはあったかもしれないな…

 

 

 

 

 

 

 

対して、反対側のコチラ。


見えにくいが、先ほどの橋を渡るこの方向へと進めば、さらに奥の作六ツシ(さくむつし)へと至る。

 

 

 

 

 

 

 

こっちにまだ色んなものが残っているのを見つけているわたくし、もちろんこの後そちらへと分け入っていくのだが、今はまず狂小屋を満喫しよう。

 

つうか古地図を見ると、狂小屋の橋の位置が違う。もっと手前で扇谷右岸へ渡っていたようだ。航空写真で見るとその痕跡が…いや、よくわからんな。

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、さっきチラッと書いた、この気になる平場にあったもの、それは意外なものだった。

丁字路の南西、一番メインの位置になり得るところにあったのは、これ、溜池だった。

 

 

 

 

 

 

 

上の写真の対角線位置から撮ったのがこれで、

ここに水門というか吐口というか、残っていた。水はどこから引いていたんだろうか。取水に関してはよくわからなかったが。

 

 

つうか、なんでこんな一番いい位置に溜池を造ったんだろう。仮に集落だとしたら、丁字路に面した、それこそ商店があってもおかしくないような場所だと思うんだが。

 

 

 

 

 

狂小屋はこの一画だけではなく、カラカン谷の対岸にもいろいろと見えたので、そちらもチェックしてみよう。

 

 

 

 

 

【10】に続く。

まだまだ終わりませーん(笑)。

 

 

 

連載中ですが、ちょっとブレイク。
 
 
 
ちょっと前になりますけど、6月9日の朝に、
 

 
拙ブログ史上初めて、「いいね!」50件超えの記事が誕生しました。しかも、今やってる連載の【序】と【2】、同時にふたつ。これ、漠然と自分の中でのモチベの一部ではあるので、地味に嬉しい(笑)。
 
 
皆様のお陰です、ありがとうございます!
 
 
 
ヤフーブログ時代には、同じような機能で「ナイス!」ボタンってのがありましたが、当時の最高記録はいくつくらいだったか、もはや覚えておりません。
 
 
 
自分の手応えとは必ずしも一致しないのが常でして、やっつけで書いた記事が伸びたかと思えば、渾身の一本が「シーン…」状態だったりで、なかなか思い通りには参りません。
今回はわりと渾身の連載での達成なので、これなかなか嬉しいなあ。
 
 
 
まあそんなわけで、連載はまだ続きますので、後半もよろしくお願いいたします。
 
 

【7】より続く。

 

 

 

ここで寄り道、地理院地図で見て気になっていた建物表記の正体をチェック…って、

めっちゃまともですやん。

 

三棟が見えたが、うち二棟はちゃんと建っている…つうか、現役?

 

 

 

 

 

 

 

それなりに手が入っていて

手入れ、刈り払いもそれなりにちゃんとなされている。あ…また見つけちゃった(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

倒壊してしまっているひと棟は、

たぶんこれとおなじような造りだったんだろうな。トタンの色も同じだし。

 

 

 

 

 

 

 

で、見つけちゃったものをチェック。


さすがにスピンオフを乱発しすぎなのでこれは通常記事に格納しちゃうけど(笑)、

 

 

 

 

 

 

 

本日三台目…いや、

最初の原付を含めると四台目の草ヒロ登場だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これって、

ダイハツのミラ?かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、ビックリ仰天するものを見つけた。

 

 

ふと足元を見て、花の種を植えた目印が…

「令和元年」。めっちゃ最近やん!

 

こんなところで令和の年号を見ると思わなかった。それでも2年ほど前にはなるんだけど、「あの世」化した後も、ここの持ち主が時々やって来てる、ってことなのか。

 

どうでもいいことながら…令和元年に植えたコスモスの種がこの状態って、動物に掘り返されて食われちゃったかな?だとしたらかわいそう。

 

 

 

改めて私有地感が高まったので、そそくさと脱出(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、前回最後にも書いたが、ここはもう狂小屋にほど近い場所。

 

新たなスクショで確認していただくと、こう。

現在地は左下、「Google」のGのところ(笑)。

 

つまり、狂小屋まではもうあと数百mまで接近している。ラストスパートだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのカウントダウンとなる道でも、

なんか見えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、こんな小屋。

これもバリバリ現役っぽい。やはり今でも用があって(登山やトレッキングでなく)ここまで来る人はいるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、対岸に見えてきたのは、

明らかに農地であったとおぼしき平場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ

狂小屋は近いようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほどなく、視界が開けてきて…

 

着いたな。

ここが、狂小屋(きちがいごや)

 

 

時刻は8時38分。渡渉して廃道に入ってからは56分、進軍開始からは2時間14分が経過していた。

 

 

 

 

【9】に続く。

 

 

 

【6】およびスピンオフ其の弐より続く。

 

 

 

待ち伏せていた草ヒロと語り合いながら、ふと気づいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崖の下に…

建屋がある!これでもよく見えるところまでちょいと移動して撮ったもの。

 

そうだ、そうだった。忘れかけてたが、ここは…。

 

 

 

 

 

 

 

覚えておられるか、【序】で示したこの地図。

下に見えた建屋は、これだ。ちゃんと地理院地図にも載っているやつ。

 

気になっていたし、もちろん通りすがりに立ち寄ってチェックするつもりだったが…なんと下に降りる道が見つからない(そこまで必死に探したわけじゃないが)。ここより手前にはなかったと思うけどなあ…。

 

帰りにまたチェックすることにして、進軍を再開した。が…帰りには失念していた。残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからすぐの、このカーブに、

本日五本目のカーブミラー。ガチ廃道テイスト。

 

 

実はここからしばらくが、第二の懸念ポイント…いや、懸念エリアだった。

 

 

 

 

 

 

このスクショを再度見直していただければわかるが、

この先は鋭く曲がる扇谷にそったエリアで、航空写真では路盤状況がどうなっているのか、判然としない。真ん中には扇谷の攻撃斜面となる場所もあり、道がなくなってる可能性もあると危惧していた。

 

 

 

 

健全だったここまでの道程からどう変わるか、あるいは変わらないか。

 

 

 

 

 

 

果たして…。

おっと?これは大丈夫そうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉木立を抜けた先がやたら白くなってる。

こういう時って、あんま良くないことが起こるのが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あるあるなんだが…(笑)。

大丈夫。やたら印象的なこの一本木の根元あたりがちょっと崩れた形跡があるが、全然問題ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この先がここでの最大の懸念ポイント、扇谷の攻撃斜面、まだ油断はできない…

のだが、どうやら大丈夫そうか?いけそうか?

 

しかし、このあたりの「廃の塩梅」、最高だ。廃道に魅力を感じる同好の士なら、必ず好きな感じのやつ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

平時でこのような急流、

状況によっては恐ろしい姿を見せそうだが、幸いなことに路盤を持っていくような事態には至っていなかった。こんだけ路盤に近いのに…よくもってるなあ。

 

ここもまた、もし路盤がイカれてたら、厳しいことになってただろうな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その先が、

ほぼ唯一、路盤上に支障が生じていたポイントだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上からの崩土が路盤を埋め、

踏跡は川べりギリギリを辛くも通過。この程度で済んでほんとよかった。

 

それにしても、ずっと続くこの明確な踏跡。常世とかあの世とか言って喜んでるが、思いのほかたくさんの人が入っているようだ。

 

 

このことを、後に実感することになる。それも強烈な形で(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

かくして、懸念エリアは無事に通過した。

先にカーブが見えてきたが、この先にも…あるはずだ。さっきの地理院地図、覚えておられる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーブ手前で右手を見上げると…

あった。

 

そう、ここも建物表記が描かれている場所。いや~正確だな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このカーブに、

本日六本目のカーブミラー。ここ、いい雰囲気ですなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーブを立ち上がると、

こんな感じ。

 

実はここ、狂小屋への最終コーナーとでもいうべきところ。いよいよ、あのキチガイ(笑)が近づいてきた。

 

 

でもその前に…立ち寄りますぞ。

 

 

 

 

【8】に続く。

 

 

 

 

 

【6】より続く…のだが、またしてもスピンオフ(笑)。

 

 

 

 

険路、ドキドキしながら進軍を続けるわたくし。

 

 

そんな時、前方になにやら気配が…って、

待ち伏せてるし!そして隠れてないし!

 

 

 

 

 

 

道端でわたくしを待ち伏せていたのは、

新たな軽トラの草ヒロだった。フロントにSUZUKIとあったから、キャリィか。

 

 

 

 

 

 

いや、これねぇ、

最初の写真なら伝わるだろうが、結構なところにいるのよ。断崖のふちに引っかかってるような状態っていうか。

 

 

 

 

 

 

なので、寄りかかったりとかは怖くてできない。

…なんか、道連れにされそうで(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

同じ軽トラ、同じ川べりでも、先ほどの草ヒロとはえらい違い。

片やひなたぼっこ中、かたや絶壁にしがみつき中。不憫だなあ…。

 

 

帰りに、また逢おう!

 

 

 

 

 

…ってなわけで、【7】に続く。