2010年10月23日、第一次福井県遠征でのネタ。この日のネタで記事にしているのは、雄島隧道、大内隧道、二代目・下荒井隧道、新旧の馬返し隧道と豪華オプション、谷戸口トンネル、長野ダム隧道、大谷スノーシェルター。
本日ご紹介するのは、大内隧道に続いて通りすがった物件。小ネタであります。
いきなり、ドン。
ぱっと見特筆すべきところのない、昭和後期っぽいトンネルであります。現在地こちら。
お名前は、
近庄トンネル。知事による揮毫。
そして銘板。
1986年10月という完成時期。延長は1186.4mと、ちょっと長い。
そして、特筆すべきなのは、こちら!
トンネル手前にある、この解説看板だ。
左半分は広域地図っぽいが、16年前のこの時点ですでに判読困難だった。そして右半分にはトンネルの断面図。さらに延長・幅員と施主(福井県)、施工(五洋建設㈱)。
おおよそ一般人にはなんの感興もそそらないであろうこういう情報を、道路わきにわざわざ看板として立てる意味を考えてみた。で思ったのだが、たぶんこれ、完成当時県内で最長のトンネルとなったんじゃないかな~と。
との仮説の元に調べてみたら…うん。
今でこそ福井県内には2000m超えの長大トンネルが何本も存在しているけど、1986年当時だと、柳ヶ瀬隧道や山中隧道など旧北陸本線由来の元鉄道トンネルを除けば、国道8号下り線の武生トンネル(1978年完成、延長1095m)が最長だったと思う。
やっぱりね。状況証拠的には、県内最長記録更新を記念して(誇って?)立てられたと見るのが自然かなと思う。
以上、わたくし調べによれば…としたいところだけれど、実は穴蔵さんのデータにがっつりお世話になった。てか、しばらくぶりに穴蔵さんに訪問したらすっかりリニューアルされていてビビったわ。
ちなみにこの看板、ストビューを見ると、
上の2023年5月撮影分では、まだその姿を確認できる。が、記事公開時点で最新の2025年7月撮影分では…たぶん「ある」っぽいが、植生にからめとられてまったく視認できない。
あったとてもはや判読不可な状態になってるかもだが…でも残っててほしいな。
最後にこちら、抜けて振り返り。
この南側ポータルには、あの看板は直付けで設置されていた(黄色矢印)。が、こちらは日当たりがよいためか、訪問時ですでに判読困難となっていたっけな。
そんな状態ではあるが、最新ストビュー2025年7月撮影分でもしっかり残っているのが確認できた。長生きしておくれよ。
以上。




