厚生橋 (高知県土佐清水市浦尻~厚生町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2013年7月13日、2泊3日の家族旅行で行った四国、その初日。この日のネタで記事にしているのは、笹の越隧道一斗俵沈下橋伊佐野川橋マホーランカーブ大浜トンネル

今宵ご紹介するのは、大浜トンネルの前に訪ねた物件。

 

 

いきなり、ドン。

橋が入ってこない、あしずり温泉郷の歓迎ゲート(?)。現在地コチラ

 

この手のやつ、昔は全国津々浦々にあったと思うが、どんどん数を減らしていってる感じがするな。ストビューで確認すると、ご多分に漏れずここのもすでに、2021年までには撤去されているようだ。

覚えてる中ではこの記事に登場したこのゲート、正式名はなんていうんだろう。

 

 

 

 

ゲート直下から橋を観察。

現代においてはちょっと手狭な印象で、上流側には歩行者用の橋が架かっているようだ。

 

 

 

 

その歩行者橋より見た親柱。

「厚生橋」。

 

 

 

 

そして橋上の様子。

シンプルながらどこか惹かれる(個人の感想です)高欄の意匠。昭和ミドル感ありますな。

 

 

 

 

果たしてお誕生日は、

「昭和36年3月架設」。やっぱりドンピシャだ。

 

 

 

 

ふと下流側を見ると、

旧橋のものとおぼしき橋台と橋脚基礎?を発見。基礎の間隔狭すぎに見えるが。

 

 

 

 

対岸を見てみると、

あー、あるね。やっぱり基礎の位置がおかしいけど?

 

 

 

 

で、橋の下流側に、

 

こんな小島があった。

 

 

 

 

ここ、位置的にはすでに海(清水港内)。

それを望む橋詰に、説明の碑が建っていた。

 

 

 

 

「史蹟 唐船島(国指定天然記念物)」。

内容は各自ご覧いただきたいが、末尾に書かれていることが気になった。

 

「又この島は南海大地震(昭和二十一年)において約八十センチ隆起し貴重な地質学の資料とされ…」とある。もしかして先ほど見た旧橋の橋脚基礎、この隆起の影響であんな状態になっているんだろうか。確かに隆起したっぽいようにも見えるしな。

 

 

 

 

で、渡って南側から。

右側の親柱、なぜか撮り忘れてしまったんだが、どうやら「うらじりがわ」のようだ。

 

 

 

 

で、左側の親柱。

「こうせいはし」に加え、工事銘板が取り付けられていた。これあると、得した気分になるよね~。

 

そして、見にくいけど浦尻川の起点標がある。河川の起点って下流側になるのか?

 

 

 

 

 

 

旧橋橋台上よりサイドアングル。

そういえばこの時、当橋は耐震工事期間中だったな。

 

 

 

 

最後に、上流側からのサイドアングル。

係留された漁船がいい感じだった。現役かどうかは?だが。

 

 

 

以上。