追憶の「峠の力餅」売り | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

相変わらずの酷暑続きに、ちょっと涼んでもらえるような写真を思い出したので、どうぞ。

 

 

記録を紐解くと、これはわたくしが乗り鉄時代の1986(昭和61)年3月23日朝、奥羽本線峠駅(山形県米沢市)にて撮影した「峠の力餅」売り子さん。

 

同じく当時の記録を見返すと、この天候(吹雪)で、しかも早朝(福島発6時30分の列車だったから7時過ぎ頃か)だったから、売り子さんはいないかと危惧してたようだが、こうしてちゃんと来てくれていて感動した、的なことを書いてた。

当然購入しており、500円だったようだが現物の写真はなし(散逸してるので見つけられてないだけかも)。お味の感想もなし。どないやねん。

 

 

これを書くにあたって調べてみたら、なんと山形新幹線開通時にスイッチバックがなくなって列車本数もダダ減りした現在も、駅での立ち売りをつづけてらっしゃるようで、これには感激した。峠の茶屋さんホームぺージも、とても充実していて楽しい。

 

HP内にリンクのある「ひとりでもお客さんが来てくれる限り-JR東日本唯一の立ち売り駅に響く、1回30秒の餅売りの声-」という取材記事は、大変読みごたえがあった。ご興味あればぜひご一読を。

 

 

今年2025年は、峠駅開業126周年、「峠の力餅」立売り124周年とか。凄いことですな。少しでも長く、立ち売りが続けられることを願ってやまない。