2020年9月22日、謹慎明け東濃~中濃徘徊の2日目。この日のネタで記事にしているのは、朝イチの白川付知林道シデノキ旧廃道とその周辺、南北橋、黒川の吊り橋、白幡神社社号票、七宗第四トンネル旧廃道、柿ヶ野隧道、飛水峡の飛騨川右岸歩道。
今宵ご紹介するのは、南北橋に続いて通りすがった物件。
いや~いつ以来なんだろう。
「昼間に撮った、無味乾燥な近代トンネル」をやるのは。
はい、一見して面白みのないこのトンネル、お名前は
「黒川東白川トンネル」。2070mもある、長いトンネルだ。現在地はこちら。
銘板。
2010年8月完成。この長さにしては珍しく、JVではなく清水建設の一社施工か。
事業主体は、独立行政法人森林総合研究所(現・国立研究開発法人森林研究・整備機構)ということで、このトンネルは美濃東部広域農道の一部らしいのだが、それって郡上市とか関市とかあのへんから下呂に抜けるあの道の続き?どうつながってんだ?って調べてみたら…めっちゃトリッキーなルートですな。
この地域にこの立派なトンネル、ともすれば税金の無駄遣いとかいわれがちなケースだが、防災上の観点からも重要なインフラなのだろう。
扁額。
東白川村と白川町黒川を結ぶ黒川東白川トンネル…なんかよくわからんくなってきますな。
のぞき込んだ洞内。
さすがに長い…っていうかよくわからん。
で、こういった近代トンネルの密かな醍醐味。それは
なんといっても洞内照明の織りなす光の模様。もう、これが唯一の鑑賞ポイントといっても過言ではない(笑)。
ってことで、トンネルを抜けて南側、白川町側へ。
最後に、洞内から一枚。
鉄板の構図は常に有効であります(笑)。
以上。