梅の宮隧道 (宮城県塩竈市梅の宮) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2013年3月8日、第四次宮城県探索。この日のネタで記事にしてきたのは、靈屋橋旗立トンネル天斧巌上の無名橋宮下橋日和橋深沼橋

 

今宵ご紹介するのは、この日の夕方、塩竃市内で一仕事終えた後に訪ねた物件。2010年8月8日にこのあたりを訪れた際には見落としていて、リベンジしたかったやつ。

 

 

住宅街ど真ん中にある隧道なんだが、うわ~、なんか凄い。

思ってた感じと違う。現在地こちら

 

 

 

 

 

なにが凄いって、周辺の感じ。山というよりも段差?的な地形と、

そこに空いた、謎の穴。

 

これは東側だが、防空壕?にしてはやたら扁平で、砂岩っぽい地質も含め危うさを感じる断面。普通に上になんか建ってるけど、危なくないんか?

 

 

 

 

 

で、こっちは西側。

面白いことに、こっちは地質が違うような。穴も矩形だし。なんなんだここは。

 

 

 

 

 

で、主役?たる隧道に正対。

現地には扁額も銘板もなかったが、調べて「梅の宮隧道」というお名前が判明していた。

 

 

 

 

 

洞内は、

保護パネル?で覆われて真っ白。さすが住宅街の中って感じだが、サイズもほとんど人道のそれに近い。

 

 

 

 

 

珍しく真っ白な

鉄板の構図。

 

 

 

 

 

抜けて、北側から正対。

ちなみに完成年は「不明」とのこと。見たとこ昭和中期…って印象だが、その前から素掘り隧道があったといわれても納得できる感じはあるなあ。

 

 

 

 

 

最後にちょっと引きで。

無骨な…率直に言えば殺風景な隧道。けどロケーション(周辺)はちょっと面白かった。

 

 

 

 

 

立ち去る際には車で抜けたが、

なかなか楽しいサイズではあった。あっ、ちなみに車はマーチコレットだった。

 

 

 

以上。