今宵はバス停ネタ。
その名は、
「うつぎさし」バス停。場所はこちら。
うつぎさしって挿し木みたいな名前だなと思ってたが、記事にするにあたりちょっと調べてみたら、明治22年まで存在した徳永村の枝郷として、「天保郷帳」にこの名の通りひらがなの「うつぎさし」が記載されているとのこと(「角川日本地名大辞典(旧地名編)」より)。
素人の感覚的な感想だが、「正式にひらがな」の地名/字名って珍しいように思う。ここもてっきり今風に難読地名をひらがな表記しているだけかと思ってたのだが。へえ~。
すぐそばにあった土石流危険渓流の看板に、
「うつぎ差洞(うつぎさほら)」と書かれていた。もしかして本来は、あるいはある時期には「うつぎ差」で「うつぎさし」と呼んでいたのかな?なんにせよ、由来が気になるな~。
ちなみにここは、2012年2月3日訪問。この日のネタで記事にしているのは観魚洞隧道、曽我浦片隧道五号&四号、熱海市某所のプライベートトンネル、網代隧道、御石ヶ沢トンネル旧廃道、柏嶺隧道、京入道橋。