2012年2月3日、第三次伊豆探索、その中盤。やってきたのは、熱海市~伊東市にまたがった一帯…すなわち、伊豆半島に点在する「ホットスポット」(笑)の一つ。
今回の記事、このタイトルながら、主役は実は道ではない。この趣味では案外希少な…アレたち。とはいえ、この場所自体は、業界内認知度の高い場所だとは思うけど。いや~楽しめた。
ちなみにこの日の探索では最終盤に訪れた柏嶺隧道を記事にしております。
さて、さっそく。
ここは国道135号線、御石ヶ沢トンネル・北側坑口前。
左方向、つまり海側へと向かう、明らかな旧道。見落としようもない。
現在地はコチラ。
穏やかなイントロ。
のっけから、左手はもう海。この辺はまだ相模湾なのか、それとももう外洋なのか。
ここらで見えるのが、
この島。
帰って調べたら、初島という島で、ちゃんと定住者もいる島のようだ。ちなみに今いる場所からは約6km沖合にあり、上の写真はもちろんかなりズームしている。大きな建物は、なんとリゾートホテル!
このシングルトラックは、
同業者たちの巡礼道か?(笑)。
穏やかなイントロはしかし、
旧道進入後わずか2分で終わりを告げた。
あっという間に~、
弩廃道!路肩もわからねー!きけーん!!
大御所サイト「山行が」さんでは、ここの惨状を「人工廃道化工事」の結果であると断じておられた。ヨッキ氏の記事を見ると確かにそう見える。だが氏がここを訪れたのは、わたくしよりも4年半も前のこと。年月の経過とわたくしの見識のなさも手伝って、自分としては特に人工的な廃道化の作為性を感じることもなく、純粋に楽しめた。
まあ楽しむったって、
こんなんやけどな!
つくづく因果な商売よのう…。同業者全員マゾヒスト確定?(爆)
国道だったとは思えない光景が続いたが、
「久々に ガードレールが こんにちは」。
おお、五・七・五になったぞ(馬鹿)
そして・・・
んん??
う、うお・・・。
先に何かがある。けど、植生が邪魔でよく見えない!
逸る気持ちで、よく見える場所まで…
で、出た~!!
海辺の断崖絶壁上で、孤塁を守る守護者のように待ち受けるその姿。ゾクッときた。アレは隧道!?いや…
【2】へ続く。