加茂隧道(廃) (高知県安芸郡北川村加茂) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2019年7月27日、高知~徳島遠征初日。この日のネタで記事にしているのは、堀切橋法恩寺跨線橋三子生隧道二股橋一ノ坂隧道旧・一ノ坂橋

 

今宵ご紹介するのは、三子生隧道への移動途上で訪ねた物件。場所はこちら

 

 

 

奈半利川に沿って県道206号を北上、田野町から北川村に入ったところに、

それはあった。

 

 

 

 

 

県道の旧隧道…ではない。正体は、この看板を見れば一発解決。

そう、魚梁瀬森林鉄道の隧道が、こうして県道脇に遺されているのだった。

 

 

 

 

 

ガサガサ~とかき分けまして…

さっそくお邪魔を。

 

 

 

 

 

非常に堅牢な、

石造ポータル。綻びはほぼなさそうに見える。

 

 

 

 

 

洞内もまた然り。

まあ見事なもんだ。

 

 

 

 

 

いや~、

バチッと細部までキマっておりますな。

 

 

 

 

 

そしてお約束の、鉄板の構図。

宜しいな~。

 

 

 

 

 

スプリングラインに見つけた、くり抜き穴。

水抜き用?なんかの調査?

 

 

 

 

 

正真正銘の

総石造ですな~。

 

 

 

 

 

堪能中のよとと隊長。

いい雰囲気。あー隧道潜りてえ~。

 

 

 

 

 

もちろんこちらも、

激藪~。まあこの季節だし。

 

 

 

 

 

こっちもまた

状態はバッチリ。

 

こんなにも素晴らしい保存状態なのに、「旧魚梁瀬森林鉄道施設」として国の重要文化財に指定された18件には含まれてないんだな。なんでかね?

 

まあそれも気になるが、隧道上の蜂洞をどうやって置いたのかの方がもっと気になるかも(笑)。

 

 

 

 

 

つうわけで、

冒頭の写真、実は最後に撮ったものだったり。

 

 

 

以上、最初と最後が同じ写真という実験的手法でお送りしました。