2015年4月30日、初の能登遠征2日目。この日のネタで記事にしているのは、八世乃洞門旧廃道と麒山道、恋路の不条理な歩行者用シェッド、恋路隧道、真脇隧道、長谷の澗隧道と旧道。
今宵ご紹介するのは、時系列で真脇隧道と長谷の澗隧道の間に出会った、素敵なロケーションの隧道。
まずは遠望にて。…わかりますかね?
向こうに見える岬の突端に…ね。
つうわけで、いきなり
坑口前にワープ!場所はコチラ。写真は北側坑口になる。
坑口から洞内まで、
すべて素掘りのモルタル覆工。
進みましての、
南側への、鉄板の構図。イイっすな~。岩場でなんかしてる女の子たちがいるが、何してんだ?
抜けて、振り返り。
なんか…可愛いな(笑)。
現地には扁額も銘板もないけど、
真新しい「木ノ葉トンネル」の標柱が。
その通り、この隧道は木ノ葉隧道という素朴な(笑)お名前。「平成16年度道路施設現況調査(国土交通省)」によると、昭和8年建造、延長28m、幅員4.0m、有効高3.1mだそう。
いつものように、延長以外はなんか見た目としっくりこない感はあるが。
で、こちら側には
北側にはなかった(と思われる)落石防護ネットがビッシリと張られている。
一番下のこのハリ(鍼灸)みたいなのはなんだろう(笑)。
この角度で見ると、
隧道の素敵なロケーションがひときわバエる。
ところで先ほども触れたが、近くの岩場で、中学生か高校生くらいの女の子2人が真剣に何かを探していた(4枚目の写真にも小さく写ってる)。学校の宿題なのか、探してるというよりは採取してる?ような感じ。
それがなんか微笑ましくって、つい写真を撮ったんだが…。
【以下2022年1月30日追記】
どうやら盗撮と判断されたのか、いつの間にか画像が見れなくされていた。怖ァ。よって編集・削除しといた。
愛と信頼の軽トラが登場して、
ちょうど隧道のサイズ感もよくわかる写真が撮れたところで、撤収。
北側の
鉄板の構図。
そして振り返りの、
南側の鉄板の構図。
地図でわかるとおり、岬の突端に穿たれたこの隧道は、両側ともに海を望む鉄板の構図写真が撮れるという素敵なロケーションである。こういう隧道、なかなかないのよね。
最後に、
10分後くらいに撮った、南側からの遠望。素敵でしょう?
そういえば、あの女の子たちはいなくなっていた。
以上。