2015年12月27日、南紀徘徊2日目。この日のネタで記事にしているのは、出雲隧道、宇津木隧道旧道、一雨の水路隧道、中村の吊り橋、和深の名称不明橋。
今宵ご紹介するのは、中村の吊り橋の直後に通りかかった橋。
まずはこれ。
和歌山県道39号串本古座川線を南下中に通りかかった、このカーブした橋が今宵のお題。場所コチラ。
いい感じに年月を重ねたコンクリの風合いに惹かれて、停まっちゃった次第だ。それ以上特段何を期待したわけでもなかったんだが、これがまた…珍品(当社比)だった。
この角度で見た時に…気づかなければいけなかったんだが、
あんまり見てなかったんだな(笑)。何か感じた方はおられます?
さて、お名前チェーック。
「南平橋」。
そして河川名。
「南平川」。
では、橋上へ。
これは上流側。鬱蒼として何も見えないけど。
そして下流側は…つうか、
橋のほぼ直下で南平川が三尾川に流れ込んでいる。
渡って、
南側より正対。
こちらで、お誕生日も判明。
「昭和丗七年一月」。
レアな「丗」が登場してるが、この橋のレアポイントはこれではない。
ところで、ここで
旧橋の遺構発見。
わかりにくいと思うのでラインを引いてみたが、駒止がいい感じで残っている。後で北側も見てみたら橋台遺構が残っていたが、やはりというか、現橋が曲がっているのに対して旧橋はまっすぐに南平川を渡っていたようだ。もちろん旧橋そのものは撤去されて現存していない。
しかし、いや~…
このカーブ、いいよねぇ…(笑)。
さて、ようやくのこの橋のレアポイントは、このカーブ…ではなく、カーブなのに●●●はまっすぐなところなのだ。
この角度で、それにようやく気付いて驚愕した。よーく見ていただきたい。
これ、伝わるかなあ(汗)。
実はこの橋、上路の開腹コンクリートアーチだった。そしてこれこそがレアポイントなのだが、南平川にまっすぐ渡されたコンクリートアーチに対し、路面である床版はカーブしている。そのため、アーチ上に立てられた床版を支える柱は、カーブ部分は三角形に張り出してアーチ上面との整合を取っている。
本当にレアなのかどうか知らんが、
少なくともわたくしの経験値では、今に至るまでこの橋でしか目にしたことがない特徴だ。
サイドアングルが撮れるような立地じゃなく、まともな写真がないのが極めて残念なんだが…。もしかして、探せば下に降りるルートがあったかもしれない。
とりあえず、(中村の吊り橋に続いて)面白い橋に出会えて大満足。
とてもしっかりと手入れされた、たもとにおわすお地蔵様。
遊ばせていただいたお礼をし、ここを後にした。
以上。












