今宵ご紹介するのはこれらより後、帰りを意識し始めた14時56分に出会った物件。
和歌山県道39号串本古座川線を南下、もうすぐ国道42号というあたりで、何やら不穏なオーラを発散する橋を発見。
もちろん緊急停車。まずは上流側からのサイドアングル。
これは…珍しいやつやな。
ちなみに、干上がって見える川の名前は、和深川。
おもむろに、正対。
おおおお…これはキテる…。
「自動車通行不可」の看板と、くたびれたAバリ。が、それ以前にこの路面を見れば、とても車を乗り入れようとは思わないわな。
くわしくは後ほど触れるが、路面に落ちた欄干の影を見れば、察せられるだろう(笑)。
まあまずは。
橋そのものは鋼桁橋だったが
高欄はなんと木製!
しかも、なかなかの年季の入り具合…いや、朽ち具合。
下流側からのサイドアングル。
鋼桁+木製高欄。
こんな橋って、他で見たことあったかなあ…類似系は平和橋くらいか…?
しっかし、これけっこうな状態やな~。
この木製高欄がオリジナルだとしたら…そうね~、昭和40年代前半くらいの…つまりわたくしと同年齢くらいの(笑)架橋じゃないだろうか。
短い橋を渡り終えると、
もちろん道は続いているのだが、
ここで思わず「ウッ」となった(笑)。
「私有地」。
イヤイヤイヤイヤ、そうなん!?つうか、字の向きはこれでOK?ってことは、この橋が私有地なのか?(笑)
なんにせよ、こっからは入らない方がよさそうな。
なので、
そのキワキワから、振り返り。
めっちゃボロいな~しかし!
高欄もさることながら、
尋常でない、この路面の波打ち具合!
なんじゃあこりゃあ。どうやったら、こんなことになるんだねキミぃ!
ココだけ見たら、
完全に廃橋なんやけどな~。
なんか、この橋だけが、違う時間軸で経年していってる…。
以上、完結。