今宵ご紹介するのは、時系列では梅ノ木台一号・二号隧道の次(もちろん間にいくつか物件をはさんでるが)に訪ねた物件。
ここを降りていくらしい…。
実はここは、この日意識して訪ねたかった場所の一つだった。房総に行けるようになる前によく拝見していたdoodoongoo先輩の「隧道道」(ブログ放置中・笑)で見て、そのインパクトにぜひ訪問したいと思っていた。
で、このアプローチって、どうも一般的ではないようなんだな…。もう一本別ルートの方が簡単にアクセスできたようだ。それはまた後ほど。
道は、ドンドコ下っていく。
ぐずついた天気だったこの日、コンクリ舗装の細道はいかにも滑りそうで。慎重に…。
つづら折りを一つ折り返すと、
おおっ、もう主塔が見えた!
予告篇の時点でネタバレしてるが、目的は吊り橋。穴の王国・房総に於いて、唯一隧道以外の目的地がここだった。
ちょっとアングルが苦しいが、
二つめの折り返し。折り返した先に、もう見えている。
先ほどの、
コンクリート製主塔!
さほど大きくもない主塔のてっぺんには、
お名前があった。ボケボケ陳謝。
「長浦橋」。その下には「昭和三十年三月竣功」と書かれているようだ。
一見して廃橋かと思えるこの長浦橋、
ご覧の健全な状態。
そして、すでに向こうにもう一本、吊り橋が見えている。おー、キタね~。
渡りきる手前からのビューでは、
やはり感じる廃感。
この景となる。
正直ここんとこ忘れてたこの場所を今回記事にしたのは、先日ブロ友の星★二郎さんが記事の中で現在の状態を伝えておられ、ガビーンとなったから。この手の物件というのは、基本的に状態が悪くなることはあってもその逆はまぁないもんですな~。
平成15年時点で
長浦橋と同じ、「昭和三十年三月竣功」。同時に工事していたんですな。
冒頭に書いたように、実はこの二本の主塔が直角に立つ場所の背後へちょっと登れば、車を停めた林道の続きにすぐ出られたみたい。地図、もしくは星★二郎さんの記事の最後の航空写真を見ればわかりやすいかも。
この清水橋も、ほぼ長浦橋と同スペック。印象も似ていた。
渡りきる手前からは鬱蒼と樹木が覆いかぶさり、天侯もあいまって陰鬱な雰囲気。どうしてヤマビルにヤラレなかったのか、今でも不思議なんやけど(笑)。
そして…渡った先に
見えてきた。
【次回】に続く。