梅ノ木台一号・二号隧道 【1】 (千葉県君津市正木) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2010年6月23日、第三次房総探索。
 
この日のネタで記事にしてるのは、序盤の山太郎隧道ギロッポン正木1号橋と、そして終盤の岩井袋隧道
 
今宵から数回に分けてご紹介するのは、正木1号橋の次に訪ねた物件で、そもそもココに向かってる時に正木1号橋を見つけた、ってのが正確なところ。そう、この日のメインターゲットのひとつは、間違いなくココだった。
 
 
予告篇で書いたように、かなり気になるニュースを見て急きょ採り上げたのだが、それについては連載最後に触れたいと思う。
 
 
正木1号橋からは、ほんと目と鼻の先。
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この奥に、目指すブツ=隧道があるはずだ。それも二本。
 
岩をガッツリと削ってつけられたとおぼしき道に、まずは萌え~(笑)。左端の赤丸のところにあるものについては、次回触れようと思う。・・・本筋には関係ないのだが、実は(笑)。
 
 
こっからは、当日の流れに忠実にお届けしようと思う。まず車で突撃、その後改めて徒歩探索という二段構えで臨んだので、
 
 
お次は予告篇のこの写真。
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ちゃんとした坑口写真も次回以降ね。
 
看板が示すように、この道は行き止まりの袋小路。どん詰まりにある数件の民家のための、そしてもうひとつ「ある目的」のための隧道たちなのだった。
 
坑口付近のコンクリ巻き立てのその奥は、素掘り。そして・・・
 
気づかれただろうか、隧道内の暗さに。
 
 
「ああ、きっと隧道が曲がってるんだね。」
 
ご名答。その通りだ。
 
 
その通りなんだけど、
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その通りなんだけども!
 
ここは堪えよう(笑)。今宵は顔見せだ。全ては次回以降に。
 
 
まず最初の隧道を抜けると、すぐに次の隧道が待っていた。
 
 
進入すると、
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ここも一部を除いて素掘り!
 
このごく短いコンクリ巻き立ては、このピンポイントな場所が不安定であることを示しているのか?
 
 
 
いやっ、これは・・・
 
惚れる。惚れるわ~。
 
素掘りを見慣れない関西の民であるわたくしなどは、イチコロだったわ。ましてや、この洞内に「あのようなギミック」が存在するとあっては、もう無条件に(笑)。
 
 
このまま隧道を抜けて道を進むと、程なくどん詰まり。写真を撮ってないのは、あまりに民家しかなかったから?もはや記憶がナッシン(笑)。
 
 
 
ターンして戻ってきた。前述のとおり、徒歩探索に切り替えようと。が、その前にお見せしておかないといけない写真がある。
 
 
先ほどちらっと書いた、「あのようなギミック」。
 
 
ソレはコレ、これはそれ(笑)。
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DONAI-BUNKI=洞内分岐。
 
 
 
そして戻りにもう一回。
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洞内直角コーナー。
 
こんなもん、徒歩でじっくり見ずにおれるかーーい!!
 
 
 
現地になんの表示や銘板があるわけではなかったが、有名物件ゆえにわたくしすでにお名前を存じ上げていた。その名は、梅の木台一号隧道、そして二号隧道。
 
かくして、この後は車を広い場所に駐車し、あらためてこの驚異の二連隧道探索へ。腰砕けた~。
 
 
 
【2】に続く。