例によって、タメなし。
雰囲気ある~。
洞内からは、外気との温度差による靄が。夏場にありがちなヤツ。さっきの小城隧道もそうでしたな。
錆びついた3.3mの高さ制限標識はあるものの、いまいちサイズ感がわかりにくいかもね?
だから…ってわけでもないんだけども、
こんなくらい。
ナカナカでございましょ?かなりダイナミック。隧道王国・大分にあってはこの程度の隧道はマイナーリーグに埋もれてしまうが、個人的には非常にスキ。
ちなみにここに車を停めたのは、サイズ比較のためじゃなくて雨宿り。短時間なんで許してケロ~(笑)。
それともうひとつ、
洞内を照らすため。
素掘りをモルタルで固めた洞内、その奥に…何か見えた。アレはもしや?
おいおい、
デカイ横穴やな!
デカすぎて、
正対したら上下が収まりきらんし。
これは…防空壕かなあ。めちゃくちゃ気になるけど…。塞がれたトタンには扉が設けられていない。ってことは、今や何の目的でも使用されていない空間、ってことになる。
いや~、
入りたかったな~。
この場所で東側を見る。
靄の漂う洞内。下手くそ写真ゆえに伝わらないが、実際はけっこう幻想的だった。
現場では扁額も銘板もなかったので一切情報不明。帰ってから調べたところ、お名前は「元畑(もとばた)隧道」だった。スペックは、延長126m、幅員4.7m、有効高3.3m。肝心の建造年は、不明だってさ…。
それにしても…
デカイ隧道やな~!
この西側坑口は、けっこうなインパクトあった。
車で東側へと。
きれいにアーチが成形されているが、ここも素掘り。
抜けて、正対。
元畑隧道・東側坑口。
この後めぐり会う岳切隧道もそうなんだけど、両側坑口のテイストが違い過ぎやろ(笑)。特にこの元畑隧道は、サイズ(タテ・ヨコともに!)も全然違う。西側は掘り下げたのかなあ。あるいは以前にちょっと崩れたか?
まあこっちは明らかに崩れやすそうなんで、さすがにコンクリでちゃんと巻きました、って感じか。
内部より。
いや、狭いよ…(笑)。
これ、西から来ると、徐々にすぼまっていく感じになるなぁ。楽しいなぁ(笑)。
次の丸塚隧道までは約50分かかった。続いて丸塚隧道の記事を読んだら、より大分クオリティを堪能できますぞ(笑)。
以上、完結。