小城隧道(仮)(廃) 【1】 (大分県玖珠郡玖珠町綾垣) | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【追記】今さら調べてみたら、小城隧道という仮称で記事にされている先人を発見したのでそれに倣っておく(綾垣隧道→小城隧道)。
 
2012年7月1日、千載一遇のチャンスで敢行した、大分県探索。
 
 
大分物件と言えば、これまでに大石峠隧道丸塚隧道という超コワモテ隧道を記事にしてきたが、今回ご紹介するのも、ナリは小さいものの同じ系譜に属するハードコア隧道。時系列では、丸塚隧道の70分前になる。
 
ちなみにその他の大分記事は、大坪の沈下橋岳切隧道
 
 
でー。
 
531ada35.jpg
 
 
 
こんな写真からスタート。
 
普通に県別マップルに載ってる隧道表記を目指してやってきたのだが、いや~、見つけるのにちょっと苦労した。地元の方に聞いて、確かにこの奥にあるよ、と。
 
向こうに見える家も右上に見える家も、すでに無住。天候もあいまって、なんともうら淋しい雰囲気。
 
 
 
前夜の大雨でこうなったのかもしれないが、
 
3fd24f76.jpg
 
 
 
古典的な幽霊よろしく倒れかかった竹。
 
この道の現在の重要度を物語るかのよう。
 
 
 
 
そしてこの天然のカーテンをくぐると…
 
e2004e89.jpg
 
 
 
うおっ!?
 
このパターンか…道端に唐突に隧道が生えてるやつ(笑)。コイツは一見して現役じゃないな…。地図に載ってるのに来てみたら廃とか、まぁあるあるやけど(笑)。
 
 
 
正面から。
 
52126581.jpg
 
 
 
おお、貫通している。良かった。
 
 
そして現地では不覚にも気づかなかったのだが、隧道左上にはかつての峰越え道とおぼしき掘割が見えるし、2枚上の写真を見れば、その線形もはっきりとわかる。我ながらボンクラやのぅ…。
 
 
隧道正面に設置されている看板は…
 
e7e038eb.jpg
 
 
 
「交通規制実施中」がスケスケ(笑)。
 
このシースルー感はどういうことか。そしてそう新しくもなさそうな。
 
それにしても、封鎖の方法が木杭とロープって、ありそうであんまり見ないな。
 
 
では…
 
自己責任で入らせていただきますが、
 
c5c1a5dd.jpg
 
 
 
おおぅ…
 
洞内の様子が…なんかおかしい?向こうの見え方も…?
 
コレはもしかして…
 
 
 
 
【2】に続く。
 
リハビリなんで、短めにつなぎますよ。