相手が悩んでいるみたいだから
「それなら、こうしたら?」
「だったら、これがいいよ!」
って言っているのに
「でも…」
「そうなんだけど…」
となかなか
悩みが解決しないみたい。
なんか…
上手くいかない…!
そんな時ありませんか~??
相手のお話を
一生懸命聴いているからこそ
こうしたら?ああしたら?
とアドバイスや提案もできるんです。
なのに
相手が全然納得いっていない様子をみると
困っちゃいますよね。
そんな時は
「相手の方向性が先!
良かれと思うアドバイスは後!」
例えば
Aさんが悩んでいて
Bさんが話を聴いているとします。
Aさん
「最近、太っちゃって、困るんだよね~。
ダイエットしないと、着る服ないのよ」
Bさん
「それなら駅ビルに
ビックサイズ専門店があるよ!
結構安いし、私もよく買うの。
おススメだよ!」
Aさん
「そうなんだけど
甘いものは止められないのよね~。」
Bさん
「だったら、
このサイトのサプリいいらしいよ!
糖分の吸収を抑えるんだって。」
Aさん
「でも、サプリはちょっと…」
Bさん
(一体どうしたいんだろう??)
*****
ね?ね?
こういう会話よくありません??
これ、何が起きているか
と言うと
Aさんが何を求めているかを
確認せずに
Bさんの知識と経験で
アドバイスしているんですよね。
つまり
☑ Aさんが本当は何に悩んでいるのか
☑ どうなったらその悩みが解決だと思えるのか
がハッキリしていないんです。
例えば
この会話から
Aさんが求めている方向性は
どんなものがあるか
思いつくところで書いてみると…
☑ 太ったから運動してダイエットしたい
☑ 太ったけど楽してダイエットしたい
☑ 今ある服が入らないから新しく買いたい
☑ 今ある服が入らなくなるかも知れなくて怖い
☑ 甘いものを食べて痩せたい
☑ 甘い物を我慢してでもやせたい
☑ 太ったから病気が心配
☑ 太ったから周りの人の反応が悲しい
☑ サプリはイヤだけど薬はOK
☑ そのサプリがイヤなだけで、他のサプリならOK
などなど
方向性の可能性は無数にあるんですよね。
だから
大事なのは
何に悩んでいてどうなりたいのか
そこまで確認して
初めてアドバイスの効果が出始めるんです。
でも多くの場合
この会話のように
「相手がこう言っているということは、
私はこれをしたらいいと思うな。」
と相手にとって
その情報が欲しいものかどうかが
わからないうちに
聴く人が勝手に判断して
答えていることが多いんです。
そうすると
「そうじゃなくて…」
「でも…」
という反応になるんですよね。
だから
アドバイスをしたくなったら
まずは
「こういう情報ならあるけど必要?」
「どうなりたいと思っている?」
方向性を確認することが先!
そして
それに関連するアドバイスは後!
なんです。
じゃないと
Aさんは
「そういうことじゃないんだよな~」
と思うし
Bさんは
「なんで聴かないんだろうな~」
と思うので
話が噛み合わなくなってくるんですよね。
なので
相手の話を聴く時は
「相手の方向性が先!アドバイスは後!」
がおススメですよ~!
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