旦那が家事をやっていると言うと
スゴいね!と言われるけれど、
私がやっても言ってもらえないのが腑に落ちない
そういうお話を聞きました。
それを聞いて私が思う理由は、
今はまだ、
男の人が家事をする文化に
みんなが慣れていないから
なんですよ~。
昔の日本は
【結婚したら、
家事は女の人がやり、
仕事は男の人がやる】
という意識だった時代がありました。
なので
その意識が当たり前の感覚が
みんなの心のどこかに
残っているんですよね。
だから
「旦那が家事やっていくれてるんだ」
と言ったら
「旦那さんは仕事もやって家事もやってくれているんだ!
協力的だね!」
という反応になると思うんです。
もしも、
【結婚しても
家事も仕事も分担が当たり前】
という意識が当り前になっていたとしたら
「旦那が家事やっていくれてるんだ」
と言ったら
「へ??そりゃそうでしょ。
で?それがどうしたの??」
ときっと言われますよね。
ということは
家事をやっていると言って
旦那さんはスゴイ!という反応が返ってくるのは
まだまだ
「家事をしてくれる旦那さん」は
話題になるようなことだからなんですよ。
日本の文化として
まだ今は「当然のこと」になっていない。
だから、もし
【結婚しても
家事も仕事も分担が当たり前】
という文化が当たり前になるには
仕事も家事も頑張っている人には
「頑張っている!!よくやっている!!」
とたくさん褒めて
どうやったら、
もっと理想的な分担になるか
考えて実践していく必要があると思うし
家事をしてくれる人には、
「協力してくれて、助かるよ!
お陰で仕事が気持ちよくできる!
ありがとう!」
と相手に伝えていく必要があると思うんです。
そうは言っても、
「いくら頼んでも家事をやってもらえない…」
「やらないで放置してある家事は結局自分がやる…」
という時は
相手にとって
家事をするハードルが高いんだと思います。
例えば
子どもの頃から家事をしていたり
1人暮らしをしていて家事に慣れていたり
家事がそもそも楽しいと思える人や
家事を当り前にやっている環境なら
ハードルが低いと思うのですが
そういう人でない限り
家事って
今まで自分がやったことがないし
そもそも
自分意外の誰かがやってくれるものだから
意識すらしたこともないもの
の場合も多いんだと思うんです。
なので、
初めは簡単な家事から
少しずつ練習していくことも大事だと思っています。
そうすることで、
家事をする旦那さんが増えて
だんだん
「旦那さんが家事をしても
当然過ぎて話題にもならない」
くらいに
文化は変わっていくんじゃないかな~と思うのでした。
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