出版社で働く平社員の日記 -4ページ目

街の便利印刷屋

バンフーとかいう街の印刷屋で販促ツールを作りました。デザイン持ち込みなのでポストカード六百枚両面四色で二万円弱。安くてべんりですね。

一言日記じゃなかったですかね

いま一言日記を書きましたが、もちろん一言ではないわけです。まあ一言に近い脱力日記というところでしょうか。ホントに一言だと、おつかれさま~!になりますからね。

はじめての一言日記

帰宅ラッシュの雑踏をあるいていると、ふと知っている誰かにすれ違ったような感覚があります。もちろんそれは誰でもないわけですが。ただ誰でもないその誰かと、また明日すれ違うかもしれません。となるとそれは誰でもないことはないかもしれないですね。うーん。月曜日から疲れているんでしょうか。

ブログを書くのにも気を使っていたような…、もっとざっくりと、一言日記はじめます。

どうしても、ブログを書く際に少し気を使いすぎていたかもしれないなんて考えました。ちゃんと話にそれなりのオチが必要じゃないか、これを読んでくれている読者の皆さまの少しでも為になる記事を書こう、などといささか崇高なことを考えていままでエントリーしてきたきがします。


でももしかしたら、更新されたかなあ、と毎日読みに来てくれている読者の方もいらっしゃるかもしれない。そんな方たちにはあまり更新されないこのブログだなあと、残念な思いをさせてしまっていたかもしれません。


そんなわけで、オチもなし、意味も無い、ただただ状況を伝えるにも足らないぐらいな、一言日記を始めようかと思いました。


もちろん充実した記事を毎日書くのがベターなのですが、忙しくてそうも行かないわけですし、一言日記でご勘弁いただければと思います。そんなにお前には読者なんていないよ!なんて突っ込まれそうですが、温かく見守ってください。


                                 good

こんな秋には村上春樹の蛍

ふと、穏やかな秋の読書で読みたい短編集といえば村上 春樹の『螢・納屋を焼く・その他の短編 』です。言わずと知れた名作ノルウェイの森の元となった作品。何となくノルウェイの森 をもう一度読みたい、でも時間がないというときに、『螢・納屋を焼く・その他の短編 』を読んだりしたこともしばしばです。作品全体に流れる穏やかな時間と、少量の切なさが、秋にぴったりですね。
※ちなにみアマゾンのレビューを参考までに
螢・納屋を焼く・その他の短編
秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった…。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。

ジェンキンス氏よりも大泉洋はどうでしょう!

タレント大泉洋の本が馬鹿売れです。一部の書店ではリリーさんの東京タワーより、ジェンキンス氏の告白よりも売れているので少々驚きです。(もちろん発売直後の初速ではありますが、それでも数万部は予想されるいいペースですね)

OFFICE CUE Presents
鈴井貴之編集長 大泉洋

感動小説よりも、重要な北朝鮮・国際問題よりも、大泉洋! なんかすこしなさけないようですが、日本平和だなあと思います。

もぐらたたきゲーム!

震災時帰宅支援マップが売れています

震災時帰宅支援マップが売れています。首都圏の地図に震災時歩いてきたくするために役立つ設備(トイレや休憩場所)などを記載した地図です。今日も先ほど関東圏で震度3ぐらいの地震がありましたが、そんな度に売れるのでしょうね。個人的には致命的な震災がおこると、そんな地図忘れて、家を飛び出してしまいそうですが。まあ数百円の本を買って、震災に備えることで、安心を少し手に入れられるのは安い買い物かも知れませんね。実用性は別にしまして。

昭文社編集部
震災時帰宅支援マップ 首都圏版
噂で聞いたのですが、関西版やその他地域版も近々に発売されるそうです。これで首都圏以外の方も、安心? かもしれません。



なんとなく今の職場を素敵だと思った今日

今日も残業です。時計は11時半になろうとしています。ハードワークの毎日でちょっと体にこたえます。しかしそんな中、私と同じく残業中の同僚からこんな会話が聞こえてきました。同僚の一人が文庫本を片手にあるページを指差しています。


「○○さん、この本のさ、この1ページ読んでよ。本当にこの1ページに凝縮されて、この本が名著といわれているゆえんが分かるからさあ、今すぐ読んで、1分で読めるからさあ。はやく、早く」

「わかりましたよー、こーふんしないで。読みますから」


なんでしょうか。もちろん異様に本好きの多い会社なら別ですが、一年前にいた広告代理店ではおそらく聞かなかったような仕事中の雑談です。本に囲まれる仕事がしたい、小さい頃からそう思っていた私には、なんとなく今の職場を素敵だと思った瞬間でした。


昨日1日で約3000冊売れた本を考える 4

マーケティングデータをもとに、昨日全国でおよそ3000冊売れた本(単行本)を紹介するコーナーです。


○今間違いなく北朝鮮を一番知っている男、ジェンキンス氏の告白本です。3000冊以上、爆発的に売れています。昨日の売上はおそらくナンバーワンでしょう。
チャールズ・R・ジェンキンス, 伊藤 真
告白

○このブログでもたびたび紹介していますが、まだまだ売れていますね。

リリー・フランキー

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

○7月ぐらいの発売ですが、夏を越えてもまだまだ売れています。ダイエット&健康本です。

寺門 琢己

骨盤教室―KOTSUKYO

○映画化で話題ですね。本も映画宣伝が始まったくらいから好調に売れています。

ロアルド・ダール, クェンティン・ブレイク, 柳瀬 尚紀

チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2


昨日はジェンキンス氏のノンフィクションが話題を呼んでいましたね。表紙の本人写真もなんだかインパクトが強いです。この手の告白本は強いですね。おそらくニュースやワイドショーでも今後も取り上げられて、ベストセラーになるでしょう。リリーさんの東京タワーと骨盤教室はロングヒットになっています。今後どれくらいまで伸びるかが気になりますね。チョコレート工場は明らかに映画効果で伸びていますが、私も個人的に映画が気になりますね。


春の雪という懐かしい響き

三島由紀夫の『春の雪 』が売れています。

三島 由紀夫
春の雪

大学生の頃私はドップリ三島に染まっていました。この作品は自決前に最後に書かれたという問題作ですよね。三島の穏やかでない最期とはちがって、なんとも穏やかで美しい言葉が詰まった名作です。妻夫木聡・竹内結子が主演で映画化 ということで、こちらの文庫の売れ行きも好調のようです。

まだ公開前なのであまりコメントしづらいですが、映画という表現手法でこの作品を凌駕することは難しいでしょう。まああくまで映画化とうのはこの作品に対する違ったベクトルへの飛躍・挑戦だと思いますが。


この映画化を期に、これまで三島を読んだことのない人も、三部作の長編小説『春の雪 』に没頭するのもいいのではないでしょうか。少し素敵な読書の秋になるのでは、と思います。


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