なんとなく今の職場を素敵だと思った今日 | 出版社で働く平社員の日記

なんとなく今の職場を素敵だと思った今日

今日も残業です。時計は11時半になろうとしています。ハードワークの毎日でちょっと体にこたえます。しかしそんな中、私と同じく残業中の同僚からこんな会話が聞こえてきました。同僚の一人が文庫本を片手にあるページを指差しています。


「○○さん、この本のさ、この1ページ読んでよ。本当にこの1ページに凝縮されて、この本が名著といわれているゆえんが分かるからさあ、今すぐ読んで、1分で読めるからさあ。はやく、早く」

「わかりましたよー、こーふんしないで。読みますから」


なんでしょうか。もちろん異様に本好きの多い会社なら別ですが、一年前にいた広告代理店ではおそらく聞かなかったような仕事中の雑談です。本に囲まれる仕事がしたい、小さい頃からそう思っていた私には、なんとなく今の職場を素敵だと思った瞬間でした。