光ファイバーと老人
先日引越しをしましたが、我が家はいまだにオフラインです。引越しを機会に今流行の「光」導入を目指して、ただいま悪戦苦闘中です。
各社料金比較をして、OCNの光フレッツにすることにしました。まああまり今は各社料金に差がないですので、昔から使っていてなじみのあったOCNにしたわけです。
申し込みではじめて知ったのですが、光導入までのフローはかなり面倒です。まずWEBや電気屋などで、仮申し込み→電話でのカウンセリング→開通工事前の下見→開通工事→やっと開通といった多くのフェイズが待っています。
現状私は、開通工事前の下見前の段階です。下見日を決定し(これもサラリーマンだと日程調整が面倒ですね、OCNだけかもしれませんが、土曜日どこか月1回と平日しか来られないというのです)、不動産屋と大家さんに確認を取るのですが。。。
私の契約している不動産屋は結構ファンキーな親父(お爺ちゃんに近い)がやっていまして、その親父が見るからにNETと縁遠い人なのです。
余談ですが不動産契約の際に、「煎餅食べる?」といって煎餅とお茶をいただきました。また、我が家がゴルフ練習所の近くということから、「これでお兄さんプロゴルファーになれるよ」と10回ぐらい同じことを私に繰り返し言っていました。それぐらいアナログな不動産親父です。
![yareyare](https://stat.ameba.jp/user_images/ff/3b/10001476195_s.gif?caw=800)
今日も仕事の合間に光回線工事許可の電話をその親父にしたのですが、
まず、光ファイバーの説明とインターネットの必要性で5分、説明に時間がかかりました。
さらにOCNといってもわからないので、NTT系の会社であることを説明すると、
「だったらなんで、下見が必要なんだ! あのマンションはNTTの電話を引いているぞ! そんなもん、NTT同士で話し合えばいいのに」と怒りだすではありませんか。
そんなこと私にいわれてもどうしようもありませんが、ここで悪い印象を与えて、ダメだインターネットなんか、といわれてはおしまいです。
「そーですね、NTTは社内連絡がなっとらんですねー!」
と私もつい話をあわせてしまいました。(NTTとNTTコミュニケーションズは別会社ですので、コミュニケーションもクソもないですし、電話と光ファイバーはちがいますし、ね。)
15分ぐらい話したのですが、後半は親父のNTT批判を聞かされる羽目になり、結局最後には、
ちなみに大家さんに私はあったことがないですが、トメとかヤエとかいう名前だったので、察するにおそらく老人なのです。先が思いやられます。
今日は親父の小言に疲れたので明日連絡することにしました。気が重いですね。
簡単に契約できた、ISBNが懐かしい、です。
夏休みの終わりに、風の歌を聴け
昨日で夢の夏休みが終わりまして、今日から会社の出社しました。2ヶ月近くあった大学生の夏休みが恋しいです。つい桑田監督の傑作(?)映画『稲村ジェーン』の名台詞をつぶやいてしまいます。
- 「暑かったけど、短かったね、夏!」
- ビクターエンタテインメント 稲村ジェーン
より
この夏休みは、引越し後の整理+ただのんびりと過ごすといった内容でした。たまにはノンビリするのもいいものですが、やはり休みの魔法がとけると、仕事に力が入りませんね。うーん、しかし引越しもしましてお金がかかりましたし、大切な人と一緒に暮らしはじめたわけですので、こんなところで気を抜いていてはいけません。がんばります!
そういえば引越し後の整理で、無数にあるビデオをDVDに焼く作業に取りかかっています。昨日は映画『風の歌を聴け』をパソコンに取り込んで、CMなどを編集した後DVDにプレスしました。結構時間がかかりますが、楽しい作業でした。
風の歌を聴け、という映画は、村上春樹好きの皆様はピンとくるのではないでしょうか。そうです、村上春樹・青春連作のはじめの作品、あの『風の歌を聴け』を映画化したものです。
- 村上 春樹
- 風の歌を聴け
- 監督はあの大森一樹。出演は小林薫や真行寺君枝です。かなり古い作品ですが、いろいろな文芸書の映画化に多いのですが、この映画は村上春樹独特の雰囲気を詰め込んだ名作だと思います。 (ややちゃちぃー部分はありますが、なんだか古いので許せます)
私がまだ田舎にいたころなので10年ぐらい前に、関西テレビの深夜枠の「シネマだいすき!(おそらくこんな番組名)」という映画番組で放送したものです。(その映画枠は結構マイナーな映画などを放送していまして、個人的にとても好きでした。まだ続いているのでしょうか?)
当時村上春樹が好きだった私は「映画もあったんだ」と感動してビデオ録画したのです。編集しながら部分部分を観ていましたが、やはり名作ですね。内容は基本的に小説に忠実です。鼠が、小説家を目指すのではなく、映画監督を目指している部分など、内容が若干大森流にアレンジされています。それも悪くない雰囲気です。
アマゾンで調べましたが、ユーズド価格で2万円という高値がついていました、なんなんでしょう。詳しくはこちら→風の歌を聴け
- ちなみにDVDもあるようです。→風の歌を聴け
(一生懸命CMカットしたのに。)
古い作品ですので、ビデオレンタル屋さんなどでは見つけたことがないです。DVDも発行部数がすくないのでしょうか、あまり見かけませんね。ブックオフとか、図書館とかにはあるかもしれません。村上春樹ファンにはぜひ観ていただきたいですね。
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絶版本とブックオフ。
明日からお盆休みです。
きわめて私事ですが、引越しもようやく無事に終わりました。多忙の中喜んで手伝ってくれた友人たちには感謝です。ただまだ部屋の中は段ボール箱がごろごろ転がっています。先週の休日に引越しをしたのですが、平日は仕事でどうも手をつけられませんでした。荷物の整理と、そしてやなどもお盆休み中に届く新しい家具がそろって、やっと引越しも落ち着くことでしょう。
結局捨てられない本を持ったまま、引っ越してきてしまいました。押入れケースのようなものに入れて運んだのですが、恐ろしく重かったですね。これは前の記事 で書いたように、何とかしてほしいですね。これらの本たちも、お盆中に再度整理して、100冊以上なら無料で取りにに来ていただける、ブックオフ様にお願いしなければと思っています。
そういえば、出版社に勤めていると、たびたび絶版の本を求めるお客様からの連絡をいただくことがあります。まあ絶版というぐらいですから、出版社に直接問い合わせても、買えないケースが多いのです。ただそんな本が意外にもブックオフで100円で売っていたりします。絶版本を探す際は、ブックオフが役立つかもしれません。(もちろん一部の一般的に価値があると思われる絶版本を除いてですが。)
本というのは私も引越しで実感しましたが、かなりかさばる商品です。出版社にとって売れない本を多く在庫しておくことは、倉庫費用や維持費などから考えると、むしろ負の財産になってしまうことが多いのです。ですので多くの出版社が基本的には本の在庫を持つことを拒みます。おそらく皆様がおもっているよりも多くの本が、実は絶版になっているのではないでしょうか。本当にいい本も絶版になってしまうから、少し悲しいですが、ビジネスですから仕方ないですね。
出版業界から嫌われているブックオフですが、貴重な絶版本や引越しの際には便利なものですね。
昨日1日で約3000冊売れた本を考える 2
前回好評をいただきました、「昨日1日で約3000冊売れた本を考える」です。あるマーケティングデータをもとに、あくまで推定の販売数ですが割り出したデータです。とりあえず売れ線の本はオサえておきたいという方はぜひチェックしてください。
- ●小林よしのり人気シリーズ。今回のテーマは靖国です。私も読んでみましたが、今まで知っているようで知らなかった靖国について、深く知ることができます。この夏、戦争を考えるすべての人に、読んでいただきたいですね。
- 小林 よしのり
- 新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖国論
- ●リリーさんの新作小説です。今回は家族をテーマにした内容で、「泣ける!」と結構巷で好評です。
- リリー・フランキー
- 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
- ●うらやましいかぎりですね、読んだことないので私もこれから読みます。
- □画像なし
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- ●前回も紹介しました、人気絵本シリーズです。売れてますね。
- 原 ゆたか
- かいけつゾロリの大どろぼう
- 昨日は月曜日です。比較的月曜日は本の販売数が少ない傾向にあります。そのかなでも圧倒的に売れたこれらの単行本には、今後も期待できますね。
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絶妙な携帯ゲーム、糸通しにハマル。
最近の携帯電話の発展はめまぐるしいものがありますね。特にゲームアプリケーションの進化には驚かされます。FFやストリートファイターも携帯でできるなんて、私が子供のころには想像もできませんでした。(アーケード版ストリートファイターをゲーセンでコインを積んでやっていたころが懐かしいです。)
電車の中での移動中など、ふと時間が空いたときに携帯ゲームは重宝します。読書するには短すぎる、けれどボーっとするには長すぎる、そんなときに携帯ゲームは最適ですね。
FFやストリートファイターとは違いますが、最近はまっている携帯ゲームがあります。
その名も「糸通し」。
その名のとおり、単純に針に糸尾と押していくゲームです。使うボタンは1つ!
そのボタンを使って、重力に引っ張られる糸を上下させ、うまく糸を通していくという、単純なゲームです。
ただそれだけ、ですが、なんだかはまります。糸を重力に反発して操っていくアクションが、どこか人間の本能をくすぐります。(←おおげさかもしれませんが、愛すべきクソげーです)
さらになんと、無料アプリですので皆さんも遊んでみてください。
まだ初心者の私は20本通すのが最高記録です。世界記録が400本ぐらいだと聞きました。驚きですね。
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おススメWEBゲーム↓ これも結構面白いです。
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よしもとよしともの青い車は、もはや漫画を凌駕する作品ではないだろうか。
- よしもと よしとも
- 青い車
「よしもとよしとも」という漫画家をご存知でしょうか。この1年ぐらい前に「青い車 」という短編漫画集が映画化されたので、昔よりは若干知名度は上がっているかもしれないですね。現在はおそらく漫画誌の連載も行っていないと思います。時々、少しサブカルな雑誌などに2、30Pぐらいの短編を掲載しているという、きわめて露出の少ない作家です。
「よしもとよしとも」の代表作であり、最高傑作といっても過言ではない作品が、今回紹介する「青い車 」です。簡単に言ってしまえば、青春短編集といったところなのですが、こうして青春と言葉にしてしまうと、なんだかしっくりこないのです。正直そんなに野暮ったくないんです。もう少し分かりやすくするには、都会的青春漫画といった方がよいでしょうか。音楽で例えるとJ-POPがあって、その中でちょっと異色の、たとえばフリッパーズ・ギターやサニーデイサービスのような雰囲気に近いかもしれません。
おしゃれで、なんだかゆったりしていて、でも切なくて。だれもが経験したかもしれない過去の記憶と、まるで叙情詩のように語られるストーリーは、とても心に染み渡ります。
この本を私は、もう何十回読んだか分かりません。ぜひ皆さんにも読んでいただきたい一冊です。
※ちなみに映画だけ見た方へ、この本には映画の内容同様の青い車というタイトル作品以外にも、たくさんの短編が入っています。映画がだめだった方もぜひ読んでみてください。
![good](https://stat.ameba.jp/user_images/8c/e0/10001476197_s.gif?caw=800)
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ブログでつながるということ、その面白さ。
俳優の沢村純吉さんのブログ
からコメントをいただきました。
ありがとうございます。
ところで沢村純吉さんのブログ
を読んでいますと、「インディーズ・ムービー・フェスティバル」にいったという記事
がありました。実は私の友人の俳優を志しており(まだまだ新米のようですが)、私も彼と一緒に、「インディーズ・ムービー・フェスティバル」に行く予定だったのです。
引越し準備のさなかでして、時間がとれず結局いけませんでしたが、
あと一週間引越しが遅ければ私も「インディーズ・ムービー・フェスティバル」に行っていたでしょうし、もしかしたら沢村様とすれ違ったりしていたかもしれません。
まあ普通の生活では出会えない人たちともこうやってつながれることが素敵ですね。
沢村様は岩井俊二監督が好きだということでした。私も岩井監督はとても好きです。彼の作品の中では昔テレビドラマだった作品ですが、ゴーストスープ
が好きだったりします。
- ビデオメーカー
- ゴーストスープ
季節に全然合わない作品紹介ですね。(これはクリスマスの話です)
かなり前の作品ですが、現在に至る、岩井映画の要素のかけらが詰まっている作品だと思います。
私事ですが、会社での私の席の近くに書籍映画化の部署がありまして、そこには映画界に顔の通じた大物社員たちが(もちろん私みたいに平社員ではなく)座って折るのですが、時々、「●●さん、岩井さんから電話です」などと声が聞こえてきます。
はじめは誰だろうと思っていましたが、後々聞くとそれが岩井俊二さんだったりするので、驚きです。
そんな際はすこし耳を澄まして電話を盗み聞きしていたりします。一度は会ってみたいですね。
夢みたいな話かもしれませんが、思えば意外に願いは届いたりましす。
子供のころから大好きで、雲の上の存在だった人気作家がいるのですが、つい先週一緒にお仕事をさせていただくことができました。いまでもまだ信じられないですが、感動の余韻がまだ残っていたりします。
願うことではすべてはかなわないかもしれないけれど、少しでもその願いに近づいていっている、そう思っていきたいですね。
→岩井俊二を調べる
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ホワイトバンド、出版社で働く平社員もやっぱりほっとけない。
ほっとけない 世界のまずしさ のキャンペーンであるホワイトバンドを近頃街中でよく見るようになりました。
「ほっとけない 世界のまずしさ」は、グローバルな貧困根絶キャンペーン(Global Call to Action Against Poverty -- G-CAP)の日本キャンペーンです。このキャンペーンは世界同時のキャンペーンでもあります。 貧困をなくそう、というメッセージを世界中に広げるるために、みんなでそのメッセ時に賛同する証であるホワイトバンドを身につけよう、というわけです。 簡単言えば「赤い羽根募金」をイメージするとわかりやすいかもしれません。(実用性は赤い羽根よりホワイトバンドのほうが高いですね、羽はなかなか長期的につけれませんので)
いろいろな分野の様々なNGOが賛同団体として参加しているようです。
このホワイトバンドは300円で販売されているのですが、この費用がすべて寄付されるわけではないのが、個人的に賛同できました。お金より→声を、ということで、売り上げの多くは更なるキャンペーン拡大(声を広げる)ことに使われるとのことです。
売り上げについて詳細をHPから抜粋します
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ホワイトバンドの売り上げはなにに使われるのですか?
ホワイトバンドの売り上げは、世界の貧困をなくす活動資金に使われます。その内訳は、ホワイトバンドの制作原価に約3割、流通にかかる経費が約4割、 残りの売り上げの3割が「世界の貧困をなくす為の活動資金」です。
最後の3割のうち、3分の2は貧困をなくすための様々な普及広報活動に、残りの3分の1が貧困削減を推進するNGO活動に使われます。普及広報活動 費には、広告宣伝費、店頭チラシ・ポスター・広告等の印刷物の制作費、ウェブの制作費、システム構築費、解説ビデオの制作費、編集作業費なども含まれます。
流通経費は約4割ですが、その中には、物流費、また個々の販売協力店が、ポスターを掲出したり、購入者に店頭で説明したりなどの、工夫を凝らした店頭での様々な広報活動も含まれています。
売り上げの会計情報は、すべてホームページ上で公開し高い透明性を確保していきます。
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私はあまり寄付だとか、そういうのは好きではないです。なんか、生々しいでしょう。偽善者ぶってるわけでもないですし、偽善者ぶっていることを非難しているわけでもないですけど。また貧困だけが今の世界の問題だとは思っていませんので、何かをチョイスして行う寄付というのはどことなく違和感があります。
しかし先ほども述べましたが、「声をひろげる」というコンセプトに何か魅力を感じたのです。
声をひろげるって、素敵ですよね。みなさまもホワイトバンド1ついかかですか?
詳細はオフィシャルHPで
太陽と風のダンス、ゴルゴって誰?
おそらく1年半ぐらい前に買った本、『太陽と風のダンス
』。タイトルと表紙にやられました。ただ内容は現代版沢木耕太郎の『深夜特急』といった感じ。ゴルゴ内藤という、TIMを思わせる著者の筆力にはやや問題があります。ただ旅に出たくなる本ですね。
- ゴルゴ 内藤
- 太陽と風のダンス
●クルマの査定が、カンタンにネット上でできるんだって。
●黒酢屋本舗