PRYCE16写真日記

PRYCE16写真日記

このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

今年も普段見かけない鉄道車両に乗る季節がやって来た。8:44、熱海から沼津までのみ乗る事が出来る特急車両。次の列車に乗っても同じなのだが、やはりどうしても乗ってしまう。

 

 

10:28、藤枝付近。「策」が普通に線路運びに従事している。入れ替え用ではないのか?

 

 

12:56、名古屋直前。「電気釜」ではない特急列車とすれ違う。スタイリッシュではあるが、乗車する分には一切関係がない。

 

 

13:32、大垣着。このままひたすら乗り続けていたら大阪には16時頃には着いてしまうので、途中下車。@nico__urbexさんのインスタを拝見していて、何やらとても魅惑の都市に思えたので、同じ場所を巡ってみた。

 

 

 

 

以降、街風景が延々と続くと続くが、特にコメントもないので、インスタのようにささっと早流しでご覧ください。また元記事インスタに対してのリンクを随所に張っていますが(大変だった)、インスタのアカウントがないと見られないかもしれませんのでご了承下さい。

 

 

7月6日の投稿より

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7月7日の投稿より

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7月8日の投稿より

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7月10日の投稿より

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7月10日の投稿(その2)より

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7月11日の投稿より

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以上、事前に場所を特定し、それをGoogleマップに打ち込んでいたもので確認しながら回った。なので30分もあれば回れてしまうかと思ったら、1時間半もかかっていた。炎天下の街歩きはかなり危険。歩き始めてすぐにクラクラしてきた為、水分を十分に摂取して臨んだ。。

 

 

本日の大垣市内歩行経路。緑丸に旗印のマークが今回訪れようとした場所。最短ルートともいえる歩き方になっている。本当は画面外にもう2カ所印があったのだが、あまりの暑さに断念。

 

 

15:08、米原行き。人生初の311系乗車。前方展望は東海車らしく抜群。

 

 

17:15、大阪着。大垣散策がなければ16時13分着だったので、1時間しか違わない。乗り継ぎの悪い列車だったようだ。

 

 

前回訪れたたこ焼き屋で本日の夕食のようなおつまみのようなたこ焼きを購入。人気店だが持ち帰りならばほとんど待ち時間がない。

 

 

本日の宿。2016年に凸凹凸凹ツアーで使用して以来大阪での定宿となっているアパホテル肥後橋店。通算5度目。大都市のど真ん中にありながら比較的安価だが、その理由は大阪メトロ四ツ橋線に乗るのでない場合は比較的不便な地にある為か。

 

 

本日の宿。テーブル前のスペースが結構狭い

 

 

18:07、宴会開始。本日の夕食?。先程駅前で購入したはながさのタコ焼き。奮発して10ケ。

 

 

20:06、2度目の買い出しで、直下にあるセブンイレブンへ。首都圏では目にする事のなくなったカールがあったので(体に悪いと思いつつ)購入。そしてポテトサラダ。トランス脂肪酸のオンパレードだが、大丈夫か?

 

 

21:30、今夜の宿からの景色。14階とはいえ、この界隈ではさほどの高さではない。次回はプラス1000円で高層階を狙ってみようか。

 

 XX.X XX.X

 

南栗橋で丁度スペーシアXの通過時刻で、社員一同のお見送り。だが回送車が被ってしまった。


 

 車を一時間半程走らせて、とある映画で有名になった埼玉で唯一のタワーがそびえる場所へ。

 

 

昨年は田んぼアート目当てで訪れた所、蓮の季節はすっかり終わっていたので少し早く訪れたのだが、やはり残念な結果だった。

 

やはり何度見ても不気味な構造だ。

 

 

同上。気持ち悪い…かも?!

 

 

探せば咲いている花は少しはある。一面満開というより良いのかもしれない。

 

水分を含んでおり、まさにシャワーヘッドのよう。コツンと叩いて水滴を落としたい衝動に駆られるが、せっかく綺麗なので我慢。

 

 

立て札関連が好きなもので、大した事は書かれていないにも関わらずつい撮ってしまう。

 

 

そんな中、一輪の蓮に目が釘付け。咲いている花の中身を見たのは初めて。

 

カメラ任せだと明らかなアンダーだったので+1補正した所イイ感じになった。

 

 

更にパソコンでコントラストを上げると、エグい事になった。風景や人工物にこんな事をするとイヤらしくなってしまうが、花なら良いのでは?!

 

 

 

 

 

 

花に蜂がたかっていたので拡大してみた所…

 

 

結構グ⬜︎かった。そしてハエだった。

 

 

この植物は…何?!。皆さんかなり注目はしていたが…

 

 

???。まあ木の幹以外は拝啓…?!

 

 

それらしい緑色の液体が…結構プランクトンの大量発生でちょっとヤバいのか?!

 

 

見事な緑色の池に、誰も気にしない雰囲気。綺麗な池…とも思わない感じなのだろう。

 

 

蓮池の彼方に、何やらコスプレイヤーな方。最新鋭の(という程でもないが普通の)機材を使用すれば表情までばっちり写った写真が撮れるのだが、普通のハイビジョン画質で。

 

 

園内奥部の木々が茂った湖の部分はとても涼しかった。

 

 

葉の上に載った番。150-450mmを使用すればこれ位の構図が撮れたのだが、16-50mmテレ端の等倍トリミングではこの程度。APS-C用の現代テレ便利ズームが欲しい…ような気もする。

 

 

古代蓮の里に、味のイサムが出店しており、久々にぶたからを食う事がてきた。が何故か写真を撮り忘れ。

 

 

↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?

久しぶりのゆで太郎。何がそうめん感が高く感じた。久しぶりにクーポン券をもらった。


 

 

 59.35 17.1

 

先日修理したコニカC35。ストラップもつけ、フイルムまで入れて準備万端だった所で再び露出計の触れが悪くなったので、光センサー部分を再分解していた所、そのうち全く動かなくなってしまった。電池室からCdS迄の配線に導通がなかった。恐らくそれまでも内部の線1~2本がかろうじて繋がっていただけだったのだろう。しかしこんなに細い線材は我が家にはない。という事で、次回秋葉原に行くまで使用も修理もお預けとなっていたのだが、それを昨日入手した為、早速作業にとりかかった。
 

 

軍艦部を外した所。このメーター部の配線を記録するために撮影。しかし汚いはんだづけだ。

 

 

流石に2度目な事もあり、前回は一日かかったシャッター部の摘出まで僅か30分。

 

 

という事で、電池室から出ている赤黒線を、先日秋葉原のオヤイテ電線で購入した28番線相当の線材に交換。メーター〜CdS間の抵抗入りの線材とストロボ用線材の交換は怖いので今回は見送り。触らぬ神に祟りなし。壊れたらその際に行う。

 

 

新しい線材は元のものより僅かに太い為、線材の取り回し及び線噛みには細心の注意を払う。

 

 

組むのに一苦労なレンズユニットの取り付け、及びCdSの配線通し。線が長くても短くても後の作業に影響する。前回は短すぎて苦労し(た挙句に断線させ)たので、今回は長目。

 

 

CdSを取り付けた段階で動作確認。無事治り、メーターがビンビン動くようになった。ココまで来たら後は組み立てるだけ。山は越えた。

 

 

残るもう一つの面倒な作業である皮貼り。前回使用した両面テープは少々強力過ぎたようで、剥がすのに一苦労。更に古いカメラの場合、皮が破れる恐れがあるので注意が必要。もう少し接着力の弱いものでも大丈夫かもしれない。

 

 

約2時間程で完成。前回3日かかったのに比べると早くなった。

 

 

 59.35 16.6

 

本日の街歩きのお供はPENTAX superA。pentax17に刺激された為、2年位前に(言えないような額で)購入したカメラに、先日旧カメラ倉庫内で見つけた20年位前に購入したと思われるVELVIA100を装填した。1本だけよけられていた事から、もしかしたらボクではなく、ボクの叔父が購入したものかもしれない。いづれにせよ20年間常温保存されたリバーサルフイルムは激しく紫かぶりする事はよく知っているし、その修正方法も心得ている。10数年振りのフイルム復帰にはもってこいではないか?

 

 

高架工事が始まった駅で、あまり意味はないが撮影する。カウンターはまだ「1」に到達していない為、1/125sec縛りとなる。また中央重点測光機をリバーサルで使用するのはかなりリスクがある為、GR3で露出を確認する。

 

 

この駅では優等列車にほぼ必ず抜かれる為、いつもこのような写真に挑戦している。鉄道写真の師匠からお褒めの言葉をいただいたが、勿論まぐれである。それにしてもこの2車はもっとも残念な組み合わせだ。営団8000系と200系りょうもうという、間もなくなくなってしまいそうな組み合わせが狙いたい所だ。

 

 

すっかり更地(?)なってしまった思い出の荷電ホーム。

 

 

↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?

久々のいろり庵きらく。何と1年以上ぶり。適当な場所にないのだ。茹でそばとは異なる食い物なので、どちらか上手いマズいというという論争は不要。どちらも上手い。
 

 

◎以降、superAにて撮影…?

駅を出てすぐの所にあった飲み屋の壁。板張りな上に楽しい絵が描かれている。

 

 

開発から取り残されてしまった小ビル群。あと数十年は残りそう。

 

 

御存知万世橋。明部と暗部が同居。ヘタをすればどちらも台無しになってしまいそう。

 

 

秋葉原での所用も終え、再び路地裏へと突入する。

 

 

新しい(取り壊し間際と比較しての)のか古いのかよく判らない小ビル群。

 

 

デジタルなら良いが、フイルムだと少々無駄遣い感が高まる看板。何も表していない構図。

 

 

階段を上って息はぜいぜい足はがくがく…。だが休む事なく上り切った。

 

 

参道入口の茶屋。ウインドウ内にかなり大型の鉄道模型が置かれている。

 

 

同じく茶屋と鳥居との2ショット。

 


聖橋で「三線交差」に挑戦…と思ったが僅か数分で断念。以上、PENTAX superAで撮影。半分の18枚まで撮ったら、やはり同じ頃に購入したSFXnに詰め替えるつもりなのだが、本日は半数に届かず。ココに載せた写真は露出の確認と記録に使用したGR3のもの。果たして格安カメラに期限切れフィルムはどのような結果になるか?

 

 

お茶の水から信濃町までワープし、四谷を目指す。ココからはいつも通りGR3のみで撮影。

 

 

以前訪れた事のある超高級音楽スタジオ。道理で見覚えのある光景が続いていた訳だ。

 

 

早くも「ココは何処?」状態。

 

 

地図を見ずにウロウロしたので、同じ道を辿る事は出来ない。しかし以前かなり歩き回った街なので、何となく見覚えのある場所も多々。

 

 

有名なたいやき店の前を通る事が出来た。甘いものは苦手なので並ばない。食ってみたい気もするのだが、1尾は不要。ひと口で良い。

 

 

たい焼きよりはコチラの方が好みかも…。ココではないが別の店で1本調達し、水分補給した。

 

 

スマホの地図を見なくても何とかなった。但し最短最適ルートではなかったが、それで良い。

 

 

そしてやって来たPENTAXクラブハウス。昨年末以来7カ月振り位の訪問となる。

 

 

本日のお目当て、PENTAX17の現物を触りにPENTAXクラブハウスに。店内は大混雑し、若者女子が沢山いたのが驚き。ちょっと入りづらい程だった。ゾーンフォーカス用のリングはフライバイワイヤーで、レンズ駆動は電動。あともう少しでAF化出来そうだ。スイッチなのかボリュームなのかエンコーダーなのか訊きそびれた。

 

 

グリップや裏蓋がプラスチック剥き出しで妙に安っぽく見えだのだが、ココもカスタムの余地としているようで、高知製の木製グリップ等も視野に入れているらしい。

 

 

思ったよりもかなり面白そうなカメラである事はよくわかった。しかし「もう予約はしましたか?」という問いには胸が痛んだ。このカメラのターゲットはフイルムカメラ初心者であり、フイルム経験者で家には多数のフイルムカメラが文字通り腐る程ある高齢者向けではないのだ。この点、次にあるかもしれない高級コンパクトでは配慮してほしい。

 

 

 PENTAXクラブハウスからの帰路は雨になってしまったので、街歩きは中止。それでも大宮アルシェで一枚撮ってみようとした所がシャッターが降りない。が、カメラを構えるのをやめるとシャッターが降りる。どうやらセルフタイマーが入っていたようだ。そしてイヤホンで耳を塞いでいた為、その動作音が聞こえなかったという次第だ。フイルム2枚を無駄にした。
 

 

本日の立役者…という写真を撮ろうとしたのだが、暗くてうまく写らなかった。

 

 

本日の立役者、PENTAXスーパーA。キャノンA-1から遅れる事5年、P社にもマルチAE化の波が訪れた。Kマウントには絞りをカメラ側から制御する機構がなく、現行マウントに上位互換で機能を追加したこの「Aレンズ」は現代のデジタル機でも使用可であり、それ以前のものより人気が高いが、反面鏡筒がプラ化されており、高級感ではやや劣るものとなっている。我が家ではA50mmF1.7と、A28mmF2.8の2本を所有するが、奇しくもGR3及びそのクロップ画角と一致する。

 

 

青春18きっぷを購入。今回は果たしてうまく使い切る事が出来るか?!

 

 

◎オマケ

ワインダー締結部のレバーを不用意にいぢっていたらシャッターが切れてしまった(MV-1までは蓋がついていたが、ME-F以降は蓋がなくなり中身剥き出し)。幸いレンズキャップをしていたので、巻き戻しボタンを押しながら巻き上げ、翌朝当写真を再撮影。コマがあまりずれていないと良いのだが。

 

 59.50 15.7

 

毎度恒例の、大洗にある回っていない回転寿司店。以前はわさびとかデザート的なものが回っていたが、今やそれすらなく、レーンは完全停止していた。

 

 

11:08、こはだ。

 

 

11:09、〆いわし。

 

 

11:14、〆さば。

 

 

11:14、ひらめ。

 

 

11:22、すずき。

 

 

11:22、えんがわ。

 

 

11:22、あじ。その後生しらすを注文したが品切れ。奮発した中トロは隣の席へ。一瞬「えっ」という顔をしたものの否定せず。注文はタブレットだったのでやった~と思っていたかもしれないが、支払い時に皿の数を数えるので、お得にはならない。結局7皿。今日こそはびっくりするような価格を叩き出そうと頑張るのだが、大トロやうににまで食指が伸びないのが敗因(?)だろう。しかしチェーンの回転すし店では食えないようなものが食えたので充分。

 

 

雪国のみならず海辺でも格好イイ我が家の森君。昨年末にはクランクプーリー破損、先日の車検ではラジエターを交換と、なかなか金がかかるようになって来た。今はシフトリンケージのブッシュが砕け散り、左右にぐらつくようになり、どうしようか迷っている所だ。

 

 

水族館方面へと向かう道沿いにある海水浴場?の駐車場から、荒れる太平洋を臨む。

 

 

鉾田から鹿島鉄道の跡を辿る。まずは巴川駅。初めて訪れた2011年には、残っていたホームが地震によりバラバラとなったすさまじい姿を晒していた。

 

イメージ 25

2012年1月5日の巴川駅跡。廃止後の凝っていたホームが東北大地震でバラバラになっていた。

 

 

反対側。やはりホームや線路跡の痕跡はない。何やら路盤跡が舗装されている模様。少し進んだ所で踏切跡の左側の路盤は綺麗に舗装されていた。但し右側は藪で、歩行すら出来ない。

 

 

借宿前駅跡。訪れるのには細い道をぐねぐねと進まなければならなく、ナビ必須。最近までは1997製のナビを使用していた(車が変わる度に載せ替えた)ので、廃線跡巡りが非常に楽だった(同様に地北線、十和田観光鉄道、日立電鉄、能登線、輪島線、可部線、高千穂線も楽だった)。現在のナビにはとりあえず駅跡だけは入れてあるか、効率よく辿るのは困難。
 

イメージ 23

2012年1月5日の借宿前駅跡。草を刈り、線路をちょっとだけ磨けば現役駅そのものだった。

 

 

玉造町駅跡。沿線内では常陸小川駅と共に比較的大きな駅だったようだが、2011年に訪れた時には既に更地になっていた。

 

 

駅近くにあった廃ホテル。この1階に車を停めておくのは勇気がいる。

 

 

八木巻駅跡。前後を霞ケ浦湖畔に挟まれているとは思えない山奥秘境駅の様相。

 

 

露出をあげ、目を凝らすとかろうじてホームを見る事が出来る。

 

イメージ 18

2012年1月5日の八木巻駅。線路はなくなっていたが、ホームはよく見えた。

 

 

八木巻駅へと続く路盤跡。反対側は藪の生い茂った築堤になっている。

 

 

小川病院内に保存されているキハ432。東武鉄道のキハ2000と同様の車体を持つ。廃止時にあったもう1両も保存されている。

 

 

Uターンしようと思ったのだが、道が狭かったのでやむなく駐車場を突っ切る。鹿島鉄道廃止時には9両の気動車が稼働していたが、うち6両が保存されている。

 

 

筑波山やツインリンクもてぎへの往復に長年使用していたT字路が遂に十字路になっていた。

 

 59.60 16.8

 

新秋津の乗り換えがイヤなので池袋経由。その際、一時期は年に10回近くも訪れていた思い出の東京芸術劇場に寄ってみると様子が激変。緑色からオレンジ色に様変わりしていた。

 

 

お珠ちゃんの舞台のポスターが貼られていた。勿論チケットは入手済みだ(後ろの方だが)。

 

 

そして今シーズン初の野球観戦へ。

 

 

本日の席はこんな所。ネットを避けて外野席。

 

 

サンデーライオンズブースはこんな感じ。照明の反射の関係で杏ちゃんの顔がよく見えず。

 

 

試合前の監督審判との何やらの確認。初見の渡辺監督代行(兼ゼネラルマネージャー)。

 

 

本日の始球式のどなたかが。

 

 

17:00、プレイボール。まずはロッテの攻撃。

 

 

しかし攻撃が始まるや、全員総立ちに。対楽天戦の時はビジター席以外では立ち応援禁止のような空気だったので油断していたが、流石に本拠地が首都圏なだけある。外野席はロッテファンで埋め尽くされていた。初めはこの前のヒトの脇の下から狙っていたのだが、その後仕方なくボクも立ち上がった。

 

 

17:11、1回裏、3番外崎。この打席はショートゴロに倒れたが、その1球前と思われるファウルの様子。

 

 

17:16、2回表。2アウトランナーナシで安田の打席。しかし1塁ゴロ。

 

 

17:35、3回裏、1アウトから牧野のライトヒットで出塁。

 

 

17:39、2アウト13塁から野村太。しかしショートゴロで無得点。0-2のまま。

 

 

17:53、4回裏。数球前、球ではなくバットをバックネット側へ豪快に飛ばした外崎のセンターヒット。本日一番のジャストミート写真かもしれない。

 

 

18:03、2アウト12塁と、またもやチャンスでありながらセカンドゴロに倒れた西川の2球前の姿。

 

 

18:13、5回表、1アウト3塁からの岡。幸い空振り三振を取る事が出来たものの…

 

 

18:16、藤岡のセンターへの2ベースヒットで2塁ランナー生還。0-3に。

 

 

18:19、佐藤のレフトヒット。2塁の藤岡が帰って来て0-4に。

 

 

18:27、5回裏。1アウト1塁から源田のライトヒットでランナー13塁に。

 

 

18:29、野村大のレフトへの犠牲フライにより3塁ランナー松原が帰って来て1-4に。この後、岸のレフトヒットにより2-4になる(が写真撮りそびれ)。

 

 

18:47、6回表。この回の先頭打者ポランコから1発を喰らい、2-5とまた引き離された所、次の荻野隆からも連続でホームランを打たれ、2-6に。構図がヘンなのは、立った状態で1180mm相当の超望遠レンズを構えていた為。

 

 

クロップ撮影を行った場合、RAWファイル上では全画面が保存されている為(K-1は異なる)、幸いにも復活出来た。ならば初めからクロップなしで撮影し、あとでトリミングすればいいじゃないかという事もよく言われるが、そう思うヒトはそうすれば良い。クロップとは意図した構図で撮影をしたいという写真家の本能に応えるものとどなたかが言っていた。

 

 

19:02、6回裏。栗山の打球はファーストを向けるもセカンドに捕られ、惜しい所でアウトに。

 

 

19:09、6回裏終了後のマリーンズの応援。ZOZOマリンスタジアムでは引き続きジェット風船は禁止されている為か、ビジターでも誰一人飛ばしていなかった。

 

 

19:20、7回表終了時のイベント。吠えろポーズを一応狙った。完全横姿なのが残念。そして知らないヒトばかり。

 

 

レオのバク転。本日はココでしか観られないような予感が少々。

 

 

19:51、8回裏。外崎センターフライの後の岸のショートヒット。

 

 

19:59、9回表。ポランコのショートゴロ(の打撃直前)。

 

 

打撃の瞬間を狙った写真は約240枚。うち画面内に球が写っていたのは124枚。後方から狙っており、クロップを使用しているので周りが見えるという好条件の割には打率が恐ろしく低い。うち球が打者の正面付近を通過しているものが25枚位。その中からバットと球が近いものが10枚程だった。連写を使えば打率は上がるのだろうが、初めから頼るのも愚かな事。もう少し鍛錬を重ねてみよう…と言いつつ早や7年目。上手くなった実感はあまりない。
 

 

20:18、今シーズン初の野球観戦。結果は惨敗に終わった。あの強かったライオンズは一体何処に行ってしまったのか。

 

 

Lトレインは車輪と線路が溶接される事もなく、車止めすらなく、数本のワイヤーで固定されているのみ。いつか引き上げる事も視野に入れているのだろうか。

 

 

運転室内の様子。当然ながら欠品などなく、現役さながらだ。

 

 

向かいのファミマで飲料を調達するが、あまりの暑さに一気に摂取完了。2本目を手にしながら、空しく時間の余ってしまったラジオ放送に耳を傾ける。先週に続いて寝台特急の話題が繰り広げられていた。楽しいお話をこのまま21時まで続けて欲しかったが、大部分は音楽を流していた。

 

 

そういえば昨年置かれていたレッドアローの生首がなくなっていた。
 

 

ロッテにはまだ一度も勝てておらず、駅前の勝敗表示の人形は残念を通り越してシュールですらある。


 

新秋津のファミマに最近お気に入りの「そろ谷」さんのアニメとコラボしたポスターが貼られていた。地上波でこのCMを見た時にはぶったまげた。しかしこのポスターだけでは顎のない男女が写っているだけで面白さがまったく伝わらないのではないか。

 

 

閉店30分前のスーパーにはろくなものがなく、イカフライ系のものばかりになってしまった。せっかくのビールも半分しか飲まず寝落ち。用意した薬も飲まずに寝落ち。明け方堅い床に目が覚めて慌てて自分の部屋に戻ったが、あと僅かという所で家人にバレてしまった。

 

 

本日の試合の様子

 

 

 XX.X XX.X

 

家から数キロの場所に、例によって自転車でやって来た。うだるような暑さの中ではあるが、のんびり自転車を漕ぐ分には暑さをあまり感じない。

 

 

ショッピングモールの大きな吹き抜け。広々とした贅沢な空間なのは良いのだが、昇降用の階段類が少ないのが難点。

 

 

ショッピングモールの中にある巨大映画館。中には歴代ジブリ作品の巨大看板がある。

 

 

本日はSCREEN3。昨年7月に「怪物」を観た時と同一スクリーン。最後列だとやや遠い。

 

 

 

◎あらすじ(公式サイトより引用)

さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)。彼の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野晶哉)は華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する――。

 

 

◎感想(ネタバレあり!!?)

 

 

 

ヒトを撮るのが苦手という気鋭写真家による冒頭のスタジオシーンでは、モデルが次々とポーズを変え、それを淡々と撮るという、まるで亜イ固撮のような現場で、シロウト目にもあんなので成り立つのか?と思ってしまう(ポートレートではないから良いのか?)。それ故に佐藤浩市扮するお客を撮影するシーンが生きてくる。ボクもヒトを撮るのが苦手なので身につまされる。というかそもそもヒトが苦手というのが原因なのではないだろうか?

 

古い写真を探すシーンでは、過去のネガの整理がまったく出来ておらずドタバタする所や、また常温保存している所はどうだろうかとも思う。ボクの知る写真館のイメージは、どんなに古い物でもホイホイ出て来る印象だ(偏見?)。「こんな昔の写真を保存してるなんて…」と息子が関心するが、古い写真の原板を保存しておくのは写真館の義務であり使命であると思う。美保純も遂におばあさん役が回って来るようになったが、それにしては妙に血色がよすぎる?!

 

結婚式(誰の?)の余興の演奏姿を撮影する気鋭写真家の姿を見てうずうずしたのかもう一回リクエストし「貸せ!」とカメラを取り上げる写真館のご主人の様子がお茶目で良かった。当作品で最も好きなシーンだ。

  「写真を撮るとは被写体を知り、自分を知る事だ」

 

というような〆台詞があった。また何処でだったか、写真には自分の姿が写るというような話も訊いた。普段色々と撮影しているが、ただ撮っているだけなので、そこにはボクの姿は写っていなかったのではないかと思う。それを知っただけでも今後の何やらの参考になるのではないか。

新旧写真家の心温まる交流にホッコリした。また山あり谷ありがほとんどなく、全てがトントン拍子に進んで行くので観るのが非常に楽だった。写真が好きなヒトは勿論の事、日頃機材マウントを取ったり、メーカーが自分の望む製品を出さない事に噛みついているような、写真人生に疲れたヒトにこそ是非観てもらいたい。


劇中画像は映画.com内フォトギャラリーより借用

写真館の御主人は写真館内での業務にはD4を使用し、テザー撮影もこなす現代的な写真家である一方、屋外に持ちだすのはフイルムカメラばかり。多くのシーンではNIKON FM2を使用しているが、瀬戸内をを訪れた時には何故かNIKON F ブラックを使用していた。なお当航路は沼隈半島と尾道の対岸にある向島とを結んでいる。向島に渡るにはわざわざこの航路を使用しなくても、高速直結の尾道大橋で渡れば良いのでは?といった突っ込みは野暮か。

 

 

一方の気鋭カメラマンの方は、仕事ではZ 9か何かを使用しているが、スタジオ以外ではZfに40mmSE的な単焦点を常用している。ファインダーを覗いても撮るし、瞬時に背面液晶を使用したウェストアングルで撮る事もあり、その使い分けはシームレス。いかにも現代的な撮影スタイルだ。

 

 

物語のキーパーソンというかキーフォトとなるケーキちゃんがかわいい!劇団四季のトマコ嬢をうんと可愛くしたような感じで非常に好印象。密かにトマコ嬢好きだったのかもしれない。当作品の主題歌も歌っており、マルチな活躍をしているようだが、Wikipediaには登場せず、公式HPも存在しない。

 

 

この写真をフイルムカメラで撮るのは結構苦しいのではないかと思う。同じく本作品のキーフォトとなったあの写真も、病院での写真も同様。デジタルで適当に撮り、カメラ任せの補正やRAWをこねくり回す事に慣れたヒトにはフイルムカメラを使いこなすのは難しいだろう。ボクもまったく自信がない。
 

 

清々しい気分で映画館を後にする。外は相変わらずの猛暑で、何処へも寄らずに直帰。

 

 

しばらく休んでからいつもの通り散歩に出かけた。シャッター速度を速くすると車体はぶれなくなるものの、LEDの行先種別表示が写らなくなってしまう。なので1/100secにして、あまり列車を引きつけずにトリミングで対応すると、ブレる事もなく、表示も(ほぼ)写るという事を発見した。73mm相当。

 

 

 58.45 16.1

 

 

カメラ修理に味を占めたので、次のターゲットはこちらのKONIKA C35 E&L。姪っ子の父親一家の記録を撮り続けて来たと思われるこのカメラが我が家に投棄(?)され早や四半世紀。昨今のフィルムカメラブームを受けて使ってみようかと思ったものの、シャッター(&絞り)が粘っていたので思い切って分解修理。
 

 

まずはフロントパネルを外し、ピントリングとレンズを外す。

 

 

絞りリングがカリカリする部分を外す。ワッシャーがこの位置に入っている事を写真で記録。

 

 

Eリングをラジオペンチで外し、絞りリングも外す。

 

 

巻き上げレバーを分解。上部のカニ目ネジは正ネジ。レバー上の黒いリングの裏表はこの向き。

 

 

巻き上げレバーのナットとネジ1本を外し上部カバーを外し、ストロボ用の配線を外し、ネジ3本でファインダーを外す。距離計はついていないので構造は簡単。

 

 

ファインダーを止めるネジのうち、この場所にのみワッシャーが挟まれていたので、(ワッシャーに)ピントがあっていないが記録。背後にはメーターの針がむき出しとなっているので、この部分に手が触れたりしないよう細心の注意を払う。

 

 

左右の皮を剥ぎ、ネジ4本を外してレンズ台座部を外すと、シャッターユニットが見えてくる。

 

 

配線が何処を通っていたかを記録する。この写真が組立時が非常に役に立った。

 

 

底蓋を外し終えた所で記念撮影。もしかしたらこの後組み立てられず、そのままゴミ箱に直行するかもしれないという危機感に襲われた。

 

 

今日はココまで。

 

 

2日目

二日目。いよいよシャッター/絞りユニットを取り外す。配線がごちゃごちゃしており、うまく再組立する自信がない。

 

 

シャッター/絞りユニット全貌。下部のレバーを右に動かすとシャッターチャージ。右上の(見えない所にある)レバーがシャッターボタンから続く部品。左下のの真鍮色の円盤が回転する(のかと思ったら左に半回転位した後右回転して元に戻る)事によってシャッター/絞りが開閉する。絞りの開く量が多い時にはシャッターの開いている時間が長くなるというような構造となっており、いわば機械式プログラムのような動作をする。このプログラムライン上を絞りリングで手動で移動する事も出来るし、オートの時にはレンズ上側のウッドペッカーのような部品がメータの振れの大小に比例して動く事によって同様の効果が得られるようになっている。これらメカニズムに関してはボクも半分位しか理解出来ていないが、よく考えられていると思う。ただこれで精度は出るのかという疑問がわく。すくなくとも調整箇所は見受けられない。

 

 

外した部品はこのようなケースを用意し、外した順に入れてゆく。右上のティッシュにつつまれたものはファインダーの接眼レンズ。これが汚れたり傷ついたりしているとそれだけで萎える。このように綺麗に分類していても、翌日このケースを見ると、どれがどのネジなのか覚えておらず、青ざめる。外した部品はともかく、外したネジの管理は徹底しないといけない。もしこのケースの中身をぶちまけた暁にはこの「カメラパズル」の難易度は指数関数的に上昇する。うち何本かのネジがみつからなかったりすると、当機種に精通した経験豊富なヒトでない限りは正しい再組立ては不可能となる。部品の管理は徹底しなければならない。

 

 

シャッターの動きを掌るカム付きフライホイール。ココの動きが悪くなっていたのがシャッター・絞りの粘りの原因だった。もっと詳細に言えば、最大の要因がカム、次がギア部、その次が軸。これらをブレーキパーツクリーナーで清掃し、田宮のラジコン用モリブデングリスを塗布する。そのグリスを購入したのは30年前なので、果たしてこのグリスで良いのかは疑問だが、今の所快調に動いている。

 

 

シャッターユニットを開いたままにする事が出来ない(事はないが面倒な)為、先にレンズ部分を仮組みする。

 

 

ピント調整には中古で買ったPENTAX LXのキズ有交換品のスクリーンを使用。カメラを窓の外に向けて像をマット面に映し、これを9倍のルーペで覗いて確認する。

 

 

無限遠調整は、レンズを押えている黒いネジ3本をゆるめ、ピントリングかレンズのどちらかを回す事により行う。前後の調整だけなのでさほど難しくない。コツは、現在前ピンか後ピンなのかを間違えない事と、レンズを回す向きを間違えない事だ。これを勘違いしたり間違ったりすると、いつまでたっても無限遠が出ない(←ボクが通った道w)。フォーカシングスクリーンの調整は上下左右の乱れたおかしな像を見て3か所のネジで調整しなければならないので難易度は加速度的に増加する。ボクには無理なのではないかと思う。

 

2日目はココまで。


3日目

無限遠調整時に仮組みしたレンズユニットを外し、後は分解時と逆の順序で組み立てれば良いだけである…と口で言うのは簡単だが、結構苦労した。シャッターユニットをつけた後の配線処理に難儀。線材が劣化しており、ヘタに力を加えて切れてしまうと面倒だ。そうするとぐにゃぐにゃした線を伸ばす事も出来ず、そうすると思い通りの場所に収まってくれない。既に組み立てられ(無限遠調整も済んだ)レンズユニットを組みつけるのも、絞り連動ピン(?)を合わせるのが難しく(見えないのであてずっぽうの運任せ)、またCdSへの配線も噛んでしまうので長さの調整がしにくい。また線が短いので再ハンダ着けがしにくい。やはり普通に組んだ後、シャッターを(どうにかして)開いて無限遠調整をするべきだ。

 

 

本体はどうにか組み立てられたので、次は皮貼り。その前に古い接着剤を剥がす必要がある。アルコールをふりかけ、ピンセットの尻(接合部)で丹念にこそぎとった。ヘラがあればもう少し楽だっただろう。左は処理後、右は処理前。

 

 

右も綺麗になった。このバッジ用の穴のある方は、シャーシーの穴をふさぐためと思われる金属板が2か所あるので余計に面倒だった。

 

 

綺麗になった皮の裏側に薄手の両面テープを張り付ける。やはりバッジのある側はその穴開けが面倒臭い。後から両面テープに穴を空けるよりも、初めから穴の部部に両面を貼らない方が良さそうだった。

 

 

完成。我ながらうまく貼れた。使用した両面テープはこのようなもの。

 

4日目

喜び勇んで電池を入れてみたが、露出計のメータはびくともしなかった。再び軍幹部を開け、動作を確認する。回路としては

 

    電池プラス極 → メーター → 抵抗 → CdS → 電池マイナス極 

 

という簡単なもの。この事から電池の電圧によって針の触れ方が変わる事が判る。また電源スイッチはない為、未使用時にはレンズキャップをしておく必要がある。

 

ちなみにフイルム感度設定は摺動抵抗ではなく、CdSの前にサイズが異なる絞りが出てくる構造になっている(なので中間値は使用出来ない)。電池のプラス極がボディーアースとなっている。電池蓋には「MERCURY BATT 1.3V」と記されているが、電池室の形状はどう見てもLR44用のもののように思えた。

 

電池のプラス極とマイナス極の間の抵抗を図ってみると、明るさに応じて変化しているようなので断線しているようではなさそうだ。外部電源と電流計をつないでみると、明るさに応じて電流が0~2mA位の範囲で変化している。更には電圧を少しあげてみると、電圧に比例して電流が変化している。以上の事から断線やハンダ付け不良といったものはなさそうだ。

 

となると疑わしきはメーターという事であまりやりたくなかったが、メーターのむき出しの針をピンセットでそぉ~っと動かしてみる。すると何やら針が触れ出した。明るい所では振り、暗い所では下がる。しかし値は適当な値。どうも半分から上には動いていない模様だったので、今度はメーターをみながら電源電圧をあげていく。その際電源設定用のボリュームがガリっているせいでぴきーんと振り切ってしまいヒヤリとしたが、その後なんと、針が上の方まで触れるようになった。

 

GRと比較してみるとメーターが触れがやや悪い模様。-1/3EV程補正する(ISO100のフィルムの時にASA125を設定)と良さそうだが、しかし感度設定はASA400までしかないので、ISO400のフィルムを使う時は補正出来ない。…が誤差の範囲か?

 


のんびり慎重に作業して足掛け4日程かかったが、うまく直ったと思われる。試写が楽しみ。

 

 XX.X XX.X

 

6/18、P社がかねてから開発を告知していたフイルムカメラの全貌が発表された。フイルム交換式写ルンですとコニカC35的なものとの間位の、しかも比較的写ルンです寄りなものを想像していたのだが、実際にはこれらよりはかなり高級路線だった。そしてお値段も予想よりかなり高額だった。これだけのものを現在新造するならば当然の価格なのは、ボクもメーカー勤務者のはしくれなのでよく解る。

 

ただボクがこれを買うかというと、残念ながらNOだ。何故なら我が家には実働するフイルムカメラがコンパクトも含めて、文字通り腐る程あるからだ。買って応援するには少々高額過ぎる。同様の理由で今後予定されている高級コンパクト機もおそらく買わないだろう。

 

しかし、17をフルサイズ化し、かつてのフイルムGRとそっくりなレンズ構成を持つカメラを出せば、それはかなり魅力的な製品になると思われる。フイルムGRを是非試してみたいという中高年は多いだろう(ボクもだ)が、程度の良いGR1は少なく、壊れたらそこで終わり。購入には勇気が必要だ。

 

その際、GRの名を一切冠さない所がポイントだ。GRは単なる画質の良いだけなカメラな訳ではなく、携帯性や速写性の問われるものである。よく所望されるズーム付きGRやレンズ交換式GRも同様の理由でそれらは(魅力的ではあるが)GRではなくなってしまう。またメーカがこれみよがしに「GR1と同じレンズです!」と大々的に宣伝するよりも、しばらく黙っていて、ユーザーやメディアが騒ぎ出すのを待った方が購入意欲が増すヒトが結果的には多くなるだろう。

 

レンズはGR1のものを元に現代風にモディファイするのも良いし、まったく当時のままで出しても良いだろう。それはどちらも魅力的だし、何ならFA50mmのように両方出しても良い。後者の場合、レンズ設計費を浮かす事が出来る。

 

 

 

P社発表に刺激され、我が家のフイルムコンパクトカメラを早速発掘してきた。

 

まずは我が家のコンパクトカメラのエース達。左は富士フイルムのCARDIA mini TIARA。宝飾品の名の通り、コンパクト機としては異例の高性能フジノンレンズが上質な金属外装で包まれている。このままのデザインでコンデジ化し展開されていたらFUJIを代表する名シリーズとなっていたかもしれない。当機は左上前面部にアタリがあるのが残念。

 

右はRICOHのR1。フイルムパトローネと同寸という驚異的な薄さの本体は小型化の限界と言えるだろう。この筐体に高性能レンズを搭載したGR1はプロ用途にも耐えうるコンパクト機として多くのプロやハイアマチュアに愛用され、デジタル化された現代でもセカンド機としての不動の地位を築いている。液晶が見えにくくなるのはR1もGR1も共通の持病。

 

 

おや?ティアラには何やらフイルムが入っている模様。しかし電池がないので撮影済枚数も判らず、それを巻き戻し時間から推察する事も出来ない。

 

 

こちらがPENTAX製新製フイルムカメラのイメージ例として挙げた2台。

 

左は姪っ子の父親一家の肖像を撮り続けて来たと思われるKONICA C35 E&L。我が家に投棄(?)され早や四半世紀が経った。昨今のフイルムカメラブームを受けて使ってみようかと思ったものの、シャッターが粘っている。絞りと兼用になっているシャッターが閉じるのに2秒位かかる為、iPhone14の超高速撮影を使用しなくても動作が確認出来る。

 

右は富士フイルム製のフイルム交換式写ルンです「SMART SHOT PLUS」。普通の写ルンですが1000円程で売られていた時に2000円位。当時はコギャル達の間でちょっとした写真ブームが起こり、写ルンですをまとめ買いするような事が横行していたが、これならわずか2回ちょっと使うだけで元が取れてしまう。よく出来てはいるが、写りは勿論そこそこ。しかも写るんですのような湾曲像面にもなっていないが、それでも2000年代初頭にスキー場で愛用した。当時は防水スマホどころか、防滴のコンデジすらなかった。

 

 

2003年1月12日、六日町八海山スキー場山頂。SMART SHOT PLUSで撮影。同年3月にCASIO製防水カメラ「GV-20」を購入したので、スキー場で使用した(=当カメラを使用した)のはこのシーズン迄(2シーズン使用)だが、劣悪な画像及び露出制御のGV-20に比べれば遥かに良い画質だった。

 

 

SMART SHOT PLUSはシャッターが降りないので分解。ストロボ電池の液漏れによるコバルトブルーの粉がシャッター機構にまで回って固着していたので清掃。一応は治ったが、シャッターボタンのガイドとなっていたピンを折ってしまったのでシャッターフィーリングが劣悪になった。まあ流石にこれは空シャッターが切れるようになれば充分だろう。

 

 

いきなり分解写真から始まってしまったが、京セラSAMURAI-Z。ハーフサイズという点ではこちらの方がPENTAX 17の対抗馬なのかもしれない。電池(2CR5)を入れると一応は動いたが、日付表示が点滅したままでいつまでも確定出来ない。気分が悪かったのでネットで調べてみた所、内部にバックアップ用の電池(CR2025)がある事が判明。分解方法も記されていたので開腹。

 

 

電池はわざわざ買う程でもないので、Z-1Pの日付機能用のものを流用。

 

 

無事動くようになった。日付は2015年までしかなかった為、令和6年という事にした。メカ式の時代ならともかく、デジタルなのだから00~99が設定出来れば良いのではないか?。中に入っていたフイルムは、巻き戻しにかなりの時間がかかったので、ほんの数枚しか撮られていないと思われる。約四半世紀もの間常温保存されていたフイルムを使用したら一体どうなるのだろう。現在フイルム価格は最低でも1500円位はする。フイルム撮影復活の第一歩というか準備運動にはもってこいではないか?

 

 

 

◎後日談

フイルム入りのティアラに電池を入れたもののカウンター値は出てこず。巻き戻しボタンを押しても動作せず。もしや既に巻き戻し済みなのかも…という事で、暗室(電気を消した夜の部屋)で裏蓋を開けてみたが、蓋がうまく開かない。やむなく再び蓋を閉めると、フイルム装填が始まった。という事は元々フイルム装填中だったという事だ。しばらくモーター音がして止まった時、カウンター値か13と表示された。

  …これをどう解釈したものか…

ネットで調べてみた所、ティアラシリーズはプリワインディング式で、フイルムを入れると一旦カメラ側に全て巻き取られる。その際に計測されたフイルム長を元に「あと何枚」という値を表示するようだ。という事はこれは、今まで13枚撮った所で裏蓋を強引に開けたという事になるのではないか?ケツ13枚が撮影済みという事で、頭から使って11枚までは使用出来るのではないか?
 

 

巻き戻しボタンを押すと、けたたましい音を立てて巻き戻しが始まった。そしてフイルムを取り出してみると、業務用の24枚撮りフイルムが出て来た。流石に記憶がないが、これは元々母のカメラだ(機種選定はボク)。おそらく業界の(?)友人からもらったフイルムなのだろう。

 

 

フィルムピッカーを探して来て、20年ぶりくらいにベロ出しに挑戦。作業方法は何となく体では覚えていたものの一向に出てくる気配ナシ。試しに京セラサムライZに入っていたISO400フイルムだと簡単に出て来た。


36枚撮りでない場合は専用の特殊手順が必要な事が取説に書かれていた。長く生きて来て長く写真に携わって来たが、生まれて初めての体験をした。知らない事はまだまだ多い。
 

 

 59.30 16.6

 

47都道府県でのイベント開催を目指し、GRスタッフが全国行脚を行っている「GR meet 47」の千葉県編に参加した。超人気イベントであるにもかかわらず先着順で申し込みを受け付けていた為、いつも瞬殺。おかげで過去何度か参加仕損じてしまった。今回は抽選との事なので、目の色を変え電波時計とにらめっこをしながら申し込み開始を待つといった劇団四季のチケ取りのような事をする必要がなく、気楽に参加申し込みを行う事が出来た。芝居や野球のチケットを抽選にしてしまうと何処の席になるか判らない為利用した事はないが、参加出来るか出来ないかの抽選ならば問題がない。

 

 

会場に集合し、しばらくの説明のあった後、歩き始める。会館背後の坂を上った所にあった面白看板が目を引く。場所や状況を文字で説明する写真は芸術としてどうなのかと思いつつ面白いのでつい多用してしまう。スナップなので問題はないだろう。

 

 

成田山公園内龍智池に浮かぶ浮御堂。一同「東屋」と呼称していたが、お堂の一種なようだ。参加者内でも人気の高い被写体だった。

 

 

本日のボクの講評用提出写真その1。格式の高そうな木造店舗と、軽金属製の現代風な椅子の対比が面白かった。「普段待ち歩きスナップをやっているので、まったく同じようなつもりで撮った」と自己紹介した。都心の街歩きでオープンテラスがあった際にはよく写している。

 

 

同じく「名取亭」を坂の上の方から。猫使いのおじいさんがしきりに猫の名を呼んでいる。

 

 

いかにも廃業ムードの漂う大浦屋。荒廃している訳ではないのが救い。

 

 

猫使いに呼ばれ、全力ダッシュで足元を駆け抜ける猫をとっさに撮影。暗闇撮影用としてU3に記憶させていた1/30sec、F4のままだったので流石にブレブレだが、それでもタイミング的にはベスト位置。この瞬速性はGRならではのもの。スマホではロックを解除しているうちに通り抜けてしまう事だろう。

 

 

一瞬ぼーっとしていたら先生方を見失う。その後変な所に進もうとしたらスタッフさんに呼び戻される。あともう少しその場でじっとしていればよかった。その後新勝寺境内に入るも先生の姿は見えず。これは仁王門へ向けて下る階段。この擬宝珠もまた人気の被写体で、何名かが同様の構図(但し縦)を提出していた。

 

 

カラフルな絵馬。だがドアップにしてしまうと記述内容が読めてしまい、ヘタをしたら著作権法に抵触してしまいそうだったので…という訳ではないが、大写しもなんなので少し引いてみた。

 

 

本日の講評会提出用写真その2。その際「招き猫なら肖像権もなさそうなので…」とつい適当な事を言ってしまったが、正しくは「招き猫なら肖像権がぁ~と騒がれる事もなさそうなので…」というべきであった。塩澤先生の講義の聴講者としては恥ずかしい言い間違いだった。

 

 

流石は土曜日だけあって、ヒトが写らない写真を撮るのには難儀。多少粘ってみたものの、これが限界(←撮影者の体力と根気的に)だった。だが下校中の小学生が画面の端のまあまあ良い位置に収まったのは不幸中の幸いだった。

 

 

本日の講評会提出用写真その3。看板類が「好物」な事と、ヒトや車が写らない瞬間を狙ったが中央の中学生風の人々は動く気配がなかったのであきらめた旨を告げる。このどうという事のない写真から、塩澤先生は色々イイ所を見つけてくださった。たとえ後付けだろうがそうして自画自賛すると良いと教わった。

 

 

講評用写真の候補として6枚の中に残ったもののボツになったもの。出さなくて良かった。

 

 

おなじく候補にあがったものの、招き猫と被るという事でボツにしたもの。こうしてみるとボクの選定眼はまあまああるのかもしれない。普段の街歩き写真からSNS等に上げる際の取捨選択でかなり鍛えられたか?

 

 

当記事に境内の写真があまり採用されていなかったからという理由で選定。一見ヒトが写っていないようだが、遠くにチラホラ。

 

 

GRを使用して7年程が経過したが、この間自分の中では色々なブームがあった。最初はGRらしい派手でエグい発色のビビットに痺れたが、他のカメラ(一眼など)で撮ったものがあまりにも味気なく感じた為、やりすぎは禁物と悟った。ハイコントラスト白黒も劇的だが、流石にそれだけで撮るのは勇気がいる。なのでRAWで普通に撮っておいてカメラ内現像を行うと、別段普通の写真がどれもこれも「それらしく」なる事に喜んだが、これもやり過ぎると普通のものが物足りなくなってしまう。次のブームは、途中から追加された「ネガフイルム調」。これもしばらくは愛用していたがやはり飽き、現在は「ポジフイルム調」がお気に入りだ。PENTAXの「リバーサル」とはまた違った落ち着きある色合いが良い。

 

黒が黒くならない典型例となりそうな構図で、撮影時にちゃんと-1EVした所、リバーサルフィルムらしくなった。この提灯の底部には龍の彫刻が施されており、参加者の何名かが真下に潜り込んで撮影したものが提出されていた。

 

 

本日のゲスト、塩澤一洋さんによるスライド&トーク。講評会が15分押しで始まり、先生の熱い講評により1時間超過した為、用意された写真はものすごい勢いでめくられていった。

 

 

集合写真撮影。先程まで参加者や先生の写真が映されていた場所にA倉さんが恐々立ち、ワイコンのついたGRで撮影(21mm?)。そんな様子をカメラに向かって微笑みながら逆撮影。

 

 

続いても恒例のGRによる集合写真。GR1Vを含めた38台が勢ぞろい。日本で一番GR密度が高い場所だろう。赤リング(パチモンの)はボクのみ。INDUSTRIAのGRフィンガーストラップ を使用していたのもボクのみ。これだけの台数の中でオリジナリティーを出すことが出来たか?

 

 

懇親会準備の為、一旦会議室から追い出される参加者一同。講評会に提出されていた会館ロビーの古風な椅子。

 

 

スライド&トークの中で「ボケぬならブラしてみようホトトギス」として登場した、豆粒センサーのGRDでポートレートを撮る為のスペシャルテクニック。時間の関係で割愛されたその方法がロビーでの待ち時間中に先生から披露された。成る程ではあるものの普通はなかなか気づかない。しかも熟練を要す技だった。その技術を応用し、カメラではなく被写体を動かした所、一発目でも見事に流す事が出来た?!

 

 

塩澤先生による乾杯の音頭。THETAのセルフタイマー?基準なのでタイミングが掴めなかった。

 

 

参加者を前にポーズを決める塩澤先生。先生のお姿は自由に撮影し、自由ににSNS等で使用して良く、ご本人曰く「著作権フリー」の「フリー素材」との事。。世の中の人が皆こうだと、街中スナップも楽しくなるだろうに。

 

 

解散は予定より2時間遅くなり、直通バスもとっくの昔になくなった。イオンモールまで歩けばバスがあるらしいが、その倍位歩けば駅についてしまう。という事で真っ暗な中、歩きながらまた街撮り。
 

 

暗闇性能もまたGR3の魅力の一つ。水銀燈の緑被りの光に妙に懐かしさを感じる。大昔のカラー鉄道夜景写真がこのような色だった事に起因するのではないかと思っている。ホワイトバランスはあえて「太陽光」で撮っているが、それは普段写真でも(食事写真以外は)同様。いつかリバーサルフイルムを使用する時に備えての訓練というか、目を慣らしておく為である。

 

 

反面、ナトリウムランプのオレンジ色は、古い街並みに似合うという事で多用されているらしいが、どうも暑苦しく感じてあまり好きになれない。水銀灯と同様いずれなくなるようだ。街の明かりが白色LEDばかりになった時、このオレンジの光も懐かしく感じるのだろうか?
 

 

本日の撮影会中の歩行軌跡。大体6km位。これに駅から会館までも往復で歩いたので、成田での総歩行距離は10km位(及び最寄駅から自宅までの往復3kmも加わる)。別段疲労したという事はなかったが、しかし会場でも帰路でも家でもぐびぐび飲んだ為、翌日は激しい頭痛に襲われ、午前中一杯は使い物にならなかった。

 

 

そのGPS情報を写真に埋め込み、iPhone14内の地図で表示させてみると、やはり軌跡が表示された。作業にはパソコン及び「轍」というフリーソフトを使用した。本来ならGR3とスマホだけで出来る筈なのだが、電源を入れて40秒経たないと位置情報が得られないのでは使いものにならない。(重要事項な為再掲載)

 

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