CONICA C35 E&L修理?!(その2) | PRYCE16写真日記

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先日修理したコニカC35。ストラップもつけ、フイルムまで入れて準備万端だった所で再び露出計の触れが悪くなったので、光センサー部分を再分解していた所、そのうち全く動かなくなってしまった。電池室からCdS迄の配線に導通がなかった。恐らくそれまでも内部の線1~2本がかろうじて繋がっていただけだったのだろう。しかしこんなに細い線材は我が家にはない。という事で、次回秋葉原に行くまで使用も修理もお預けとなっていたのだが、それを昨日入手した為、早速作業にとりかかった。
 

 

軍艦部を外した所。このメーター部の配線を記録するために撮影。しかし汚いはんだづけだ。

 

 

流石に2度目な事もあり、前回は一日かかったシャッター部の摘出まで僅か30分。

 

 

という事で、電池室から出ている赤黒線を、先日秋葉原のオヤイテ電線で購入した28番線相当の線材に交換。メーター〜CdS間の抵抗入りの線材とストロボ用線材の交換は怖いので今回は見送り。触らぬ神に祟りなし。壊れたらその際に行う。

 

 

新しい線材は元のものより僅かに太い為、線材の取り回し及び線噛みには細心の注意を払う。

 

 

組むのに一苦労なレンズユニットの取り付け、及びCdSの配線通し。線が長くても短くても後の作業に影響する。前回は短すぎて苦労し(た挙句に断線させ)たので、今回は長目。

 

 

CdSを取り付けた段階で動作確認。無事治り、メーターがビンビン動くようになった。ココまで来たら後は組み立てるだけ。山は越えた。

 

 

残るもう一つの面倒な作業である皮貼り。前回使用した両面テープは少々強力過ぎたようで、剥がすのに一苦労。更に古いカメラの場合、皮が破れる恐れがあるので注意が必要。もう少し接着力の弱いものでも大丈夫かもしれない。

 

 

約2時間程で完成。前回3日かかったのに比べると早くなった。

 

 

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